ameqlist 翻訳作品集成(Japanese Translation List)

2020年 日々呑呑

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2020年2月13日
野村監督
監督になってからしか知らない。1992年から1993年の日本シリーズの西武×ヤクルトの対戦は忘れられない。
凄いな、知将の戦いはこうなるのかという想いになった。
実はヤクルトファンである。なぜ、ヤクルトファンなのかというと、高校の時、隣の席のMくんがうるさかった。
それまで、親父は巨人ファンで、親父に対するつまらない反発で巨人は嫌いだと思ったわけ、で、大学へ進学し、ゼミの合宿の確か、軽井沢だと思う。
優勝決定戦だった。松岡弘が投げ、大矢が受ける。
バッターはクラウチングスタイルのヒルトンに若松勉、赤鬼マニエル、抑えは、安田猛、個性的な面々が強者巨人を倒す。
みんなで、ワイワイ言いながら見た試合は忘れられない。
監督は広岡、しかし、その後低迷が続く。
野村監督、最初は嫌いだったんだよね、水島新司の漫画でよく登場してたんで、知ってはいたけど、なに、このひとと思ったのは間違いない。
野村再生工場とか言われて、このひとのどこがいいのかと思うようになっていた。
ピークは1992年と1993年の西武との死闘、ともかく凄かった。テレビで見れるわけもなく、ラジオで聞いていたけど、凄さはビンビンと伝わってきた。
執念、仕事に対する執念。
その後、野村監督の本を読むにつけ、理論だけでなく実践をしているんだと、すごく思った。
口で言うのは簡単だ、それをしてしまうところがすごい。
それと、深く思ったのが、この世界には「必要のない人間はいない」、切り捨てることは簡単だ、でも、その長所を少しでも伸ばしてやろうという心だ。
勝つためには、優秀な人間と有能な人間がいればいい。でも、そんな人材ばかりで勝てるわけがない。
そんな人材ばかりがいるわけない。
自分もそうだから、そんなにできるタイプではなかったので、よくわかる。苦しみながら、もがきながら成長することをよく知っていたのだろうと思う。

今でもヤクルト・ファンだ。高津監督がどのように戦うのか、楽しみだ。
それでも野球は岐路に立たされている。
サッカーもあり、ラグビーやバトミントン、卓球にスノーボード、危機が言われている。
なんとなく、ひとつの時代の終わり、あの頃のような、ワクワク感で野球を見ることがなくなってきている。
また、ひとつの時代の終わりだ。

でもね、やっぱなんとなく、どことなく引っかかるものを野村監督には感じていたんだよね。
こんな思い、わかってくれるかしら。

2020年2月10日
『SFが読みたい 2020年版』
おととし11月1日から昨年10月31日分まで。
タイムラグがあるのはしかたない、『このミステリーがすごい!』、もっとも老舗の『このミス』がお正月需要をあてこんで、何がなんでも年末にというところでしょう。
これと、週間文春の年末恒例のベスト、それと原書房の『本格ミステリ・ベスト10』、ミステリマガジン(Hayakawa's Mystery Magazine)の一月号の『ミステリが読みたい!』、『おすすめ文庫王国』と本の雑誌の半期、通年ベスト。
で、いつも2月に出る『SFが読みたい!』
この際だから4月くらいの発売にして、1月~12月までの、『きっちり年間ベスト』にしてはいかがでしょう。
なんて言っても、絶対に採用されるわけもなし。
今の時代になったら年末年始に意味があるのだろうか。だいたい正月休みに本を読むひとがどれだけいるのやら。忙しいよね。紅白なんぞより、『ガキ使』見たいよね。
大晦日出勤して三日しか休めなのでは、落ち着いて読めませんです。

中身については、もうご存じだと思います。あえて言いません。
ジャスパー・フォード(Jasper Fforde)の作品が評判がいいのね。
つい落としていた作品だけど、今、読んでます。

ということで、「このSFを読んでほしい。」のコーナー
いつもニヤニヤしながら、見ているんだけど、まあ、期待せずに気長に待つ習慣がつきました。
気になるのは、アトリエサード(Atelier Third)の、アルジス・バドリス(Algis Budrys)の『無頼の月』、鏡明様、すでにうん十年、待ってます。
国書刊行会/未来の文学の最終巻、『海の鎖』、16年待ちですね。今年、出ればですけどね。言っちゃいけないのかもしれないけどデッシュはどうした。
がんばっている竹書房(Take Shobo)マイケル・ビショップ(Michael Bishop)の1982年の『No Enemy But Time』だって。
うれしいねえ、読みたかったんだ、Oさん好みでしょうか。

N・K・ジェミシン(N. K. Jemisin)の『The Fifth Season』のシリーズが登場ですか。
翻訳された作品は肌に合わなかったけど、東京創元社(Tokyo SogenSha)、期待してます。

読める余裕もあまりなかった日本SFも少しは追っかけられそう。

2020年2月5日
記憶をたどれば その1
年取ると、昔のことを語りたくなる。なんて、ネタ切れなんですけど。
じじいの思い出話にお付き合いくだされ。
今から、40年ほど前、社会人になり、大阪に初めて行くことになったときのこと、翌日、大阪本社ということで寝台で行った記憶があるが「銀河」だったと思う。
しこたま飲んで、寝台は経験が何回かあったので、苦にもならなかったが、仕事での寝台ということで、感慨深いものがあった。
相当に酔っぱらっていたのだけど、大阪に着いて、以降、昼間の仕事はほとんど覚えていない。
夕方、飲みに行くの声とともに、しゃっきりとなり、先輩についていく。

今のようなリニューアルされる前の泉の広場を上がったところにあったと思う。実はリニューアルされてからは行ってないけど、そこの「池田屋」、ドラム缶が置いてあって、いかにもという感じ。
大体のところでは飲んでいたので、驚きもしなかったが、「つきだし」で出てきたのが、「タコ」のぶつ切り。
「タコ」か、と思った。
うちの親父が、うちは商店なんで、「家呑み」というか、あまり外に呑みに行かなかった、たぶん出不精だったんだろうなと思うが、ビールで晩酌をしていた。
祖父は、親父に多少なりとも「負い目」なるものを感じていたらしく、親父は親父で、それに増長することもなく適当にやっていたというのが正しいのかなとも思うが、そのビール晩酌に必ず並んでいたのが、「酢だこ」と「鯨ベーコン」。
縁が赤いのが共通点だが、当時としては安いものという定番だった。
「酢だこ」は、着色料でも使っているのかと思うほど、皮の部分が赤かった。実際どうだったのかはわからない、しかし、あまりおいしいものではなかった。
ぶつ切りの「タコ」を見ると茶色、あー、酢だこではないなと思ったのだが、酔っ払いはともかく食う。
食べて、びっくり、おいしい、本当においしい、うまい、こんなにうまかったんだと感動もんでしたね。
「明石のタコ」とは聞いていたけど、どうやら名物でもあったようで、立ち飲み屋で、「このレベルなんだ」と思った記憶がある。ま、それから、いろいろあるわけで、すべてがうまいわけでもないのねと思うようになったけれど、あの「ぶつ切りタコ」は忘れられない。
でもね、「タコ焼き」は、なんかだめなんだよね。

そのころ、読んでいたのは、
『背徳の惑星』 Maltida's Stepchildren A・バートラム・チャンドラー(A. Bertram Chandler) (Rim World11)
懐かしのシリーズです。

このころは、海外SFノベルズの三期め、たぶん、これも読んでいたはず。
『ゲイトウエイ』 Gateway フレデリック・ポール(Frederik Pohl)

創元では、これかなあ。
『東欧SF傑作集』 editor:深見弾(Fukami Dan)

2020年2月2日
パンデミックが止まらない、誰もいない道路がテレビで放映されていると、どこかで見たような感じがする。それぐらいゾンビものの印象が強い。
蝙蝠から伝染したらしいウイルスだが、しかしなんでも食べてしまうのね、人間は。
経済的な影響が怖ろしい。

『空挺ドラゴンズ』、ポリゴン・ピクチュアズ制作のアニメ、原作は桑原太矩のコミック。
諸星大二郎風の絵柄だが、アシスタントだったんでしょうか。それを、CGでアニメ化。
どこかで見たような光景もアニメの中で展開されるが、おもしろい。
『シドニアの騎士』で感心していたが、今回もいい。動きが滑らか、しかもわき役たちも丁寧に作りこんである。驚き。
食べ物の話は余分じゃないかと思いながらも、原作は食べ物異世界冒険SFを目指しているようだ。
このレベルで、作られると、このレベルじゃないと気に食わないと思ってしまうようになってしまうぞ。

2020年1月30日
SFは様々なテーマがあり、なぜか、わりとそのテーマ別に分類できてしまうところがある。
未来、宇宙、ファーストコンタクト、時間、等々、その中でも破滅テーマ、いまとなってはなどといわれていたが、しっかり生き残っているテーマである。
完璧に人類が滅ぶ、完全破滅型、一縷の希望があり、わずかな希望にすがるローソクの最後の炎型、来るべき破滅に負けるかと努力型、やむを得ずの運命型、さまざまなタイプがある。
そして、パターンがある。
植物死滅、裂け目が出来て海が消える、侵略者に蹂躙、巨大隕石の衝突、太陽異変など、それぞれ有名な作品がある。

読み残しているものを、せっせと読むんだけど、今回、『紫の雲』 M・P・シール(M. P. Shiel)
ナイトランド叢書(Night Land Library)3-4の一冊。2015年から始まった草書だけど、流石に、これは何という作品もある。そこが希少価値なんだけど、売り上げ的にはとっても心配。
2019年は一冊しか出なかった。

その『紫の雲』は人類が紫の雲に襲われ死滅するという作品、そこはそれ1901年の作品なので、生き残った男はどうするかの物語。
延々と死滅後の描写が続くが、半分以上それね、作者的にはやりたがるものらしい。確かスティーヴン・キング(Stephen King)にも、そんなのがあったように思う。

破滅ものの最初期の作品だが、途中で生き残った女性が登場する。しかしだ、そこはこれひと昔前の小説なので、衝撃的な結末が用意されている。
プリンス・ザレスキーものが有名な作者。

新型コロナ・ウイルスがやばい。しかし、『アンドロメダ病原体』 The Andromeda Strain マイクル・クライトン(Michael Crichton)みたいなウイルスだね。
変異、変異を繰り返して、化け物みたいなものになるという。。。
オーストラリアの火災、北極圏の変移、アマゾンの火災と開発、破滅は近いんじゃないだろうかと思うほどだ。
『紫の雲』に表現された光景が、来てほしくはないものである。

2020年1月26日
あなたの復刊してほしい創元推理文庫2020
創元推理文庫の復刊フェアは本屋、某阿佐ヶ谷駅の「書楽」で、並んでいる本を見ながら、いつも「なんで、なんで、なんで、、、」と呟いている。
これをというのは、まず復刊されないので、しかたない。
「なぜ、これを」という本がある疑問は復刊フェアをやっている出版社すべてにあてはまる。
きっちり売行のデータや、人気のデータを持っているんでしょうねと思うのだが、御家の事情もあるのは致し方ないとはいえど、なぜこれが出ないということを、報告するのも出版社の義務だと思う。

「え~、なんで」「俺の推薦したのはどうした!」とかの疑問に応えるのも出版社だと思う。
これだけ、SNSとかあるんだから旧態依然とした頭の固い幹部連中は、反省すべし。御家の事情も積極的に開示してゆけばよろしいのではないかと思う。
開示しすぎて、やばくなったステーキ店は別としまして。
このステーキ店、一度も行ったことはない、年取るとボリュームのあるものが食えないんだよね。吉野家の有楽町店で、牛丼の並が食いきれなかった、空しい思いはしたくないので。
あ、話がはずれた。

ということで、復刊フェア、
『宇宙のスカイラーク』 The Skylark of Space E・E・スミス(E. E. Smith)
二作ずつの二冊で合本版がいいなあ。読みたいんですけど。

『狂風世界』 The Wind from Nowhere J・G・バラード(J. G. Ballard)
バラード自身は失敗作だ、俺の作品じゃねえと言っておられたようですけど、読者は作者を裏切るもんでござんす。これ、けっこうおもしろいんだよね。

『放浪惑星』 The Wanderer フリッツ・ライバー(Fritz Leiber)
どこがおもしろかったのか、さっぱりわからなかった作品、もう一度読みたいような読みたくないような。

『冒険の惑星1』 Planet of Adventure 1: City of the Chasch ジャック・ヴァンス(Jack Vance)
なぜかヴァンスの作品を語るときに忘れ去られる作品、でもね、わりとおもしろい、でね、お願いがあって、酒井昭伸さんの訳がいいなあ。

『星は人類のもの連盟』 The Long Result ジョン・ブラナー(John Brunner)
これは偏愛のひとつ。たぶん家のどこかに埋もれているのだが、、、、

『子供の消えた惑星』 Greybeadブライアン・W・オールディス(Brian W. Aldiss)
深町眞理子さんの名訳でございます。

『降伏の儀式』 Footfall ラリー・ニーヴン(Larry Niven)&ジェリー・パーネル(Jerry Pournelle)
どれでもいいんだが、これを。「ダンボ」が攻めてくる。ラストシーンも、唖然とするほど、素晴らしい。稀にみるおバカなラストだと思うのだが。。。。。

『一人の中の二人』 The Second Trip ロバート・シルヴァーバーグ(Robert Silverberg)
純文学なりそこないの作品は営業的にはアウトだろうけど、ここらへんはなんとかしてほしい。

『惑星救出計画』 The Planet Savers マリオン・ジマー・ブラッドリー(Marion Zimmer Bradley)
ダーコーヴァー年代記も80年代からのファンには忘れられない。続きを、そして合本版で。

『サンティアゴ』 Santiago マイク・レズニック(Mike Resnick)
忘れられた作家になってしまった。でも、おもしろいものが多い。確かにこいつは格好いい。

『ゴルの巨鳥戦士』 Tarnsman of Gor ジョン・ノーマン(John Norman)
無理だと思うんだけど、変な要素を抜いても存分にヒロイックファンタジーしているシリーズだと思う。
毒にも薬にもならないような作品はつまらん。

無理だと思うけど。
『年刊SF傑作選』 The 6th Annual of the Year's Best SF editor:ジュディス・メリル(Judith Merril)
出してくれるのなら完訳版で。

SF以外で一冊
『核パニックの五日間』 The Benedict Arnold Connection ジョゼフ・ディモーナ(Joseph Dimona)
もう一度、読みたいな。

2020年1月22日
<勝手な想像でございます>

『アラビアのロレンス』に感動してしまった。こういう物語を書きたい。シエラザードの物語を語りなおして、ヒーローもので異国情緒を交えて描けば、受けるはずだ。
『砂の惑星』の物語、しかし、それでは、おもしろくない。ヒーローものとヒロインと、少しアラビアンナイト風の味付けをして、それを粉砕して砂の物語にちりばめて、惑星丸ごと砂に包まれる。
それでは、ヒロイックファンタジーでしかない、SFだ。SFが必要なんだ。
砂糖でまぶした甘いお菓子でしかない。
納得できない、何かスパイスが必要だ。
ならば、それを生み出すものを、造らねば、土に中にいるもの、モグラではない、でかいミミズ、これで行こう、大甘なストーリイにスパイスを効かして、少し複雑な主人公、ロレンスだ、アラビアのロレンスだ。
謎めいた主人公を作り出すスパイス。

アラビア風の物語に謎めいた主人公、それをこきまぜて、砂にまじえて、惑星にばらまき、得体のしれない巨大生物と、それにからまる得体のしれない薬と、なぜこうなったかの生態学的な疑問を織り込んで、ありえるすべての物語。
これが傑作になる。

今年の10月に映画が公開される。再映画化だ。
今回が、気持ち悪い、妙なスパイスの効いた映画になるか、大甘なロマンスだけを強調したテレビドラマになるか、ハリウッド的な大味なヒーローものになるか、それは余談を許さない。
もともとがスペースオペラという自由度の高い素材だけに料理の仕方によって陳腐にもなり、高尚な哲学的、神学的なものにも昇華する。

さて、塩味なのか、梅干し味なのか、キャンディーなのか、苦い薬なのか、こんぶ味なのか、蜂蜜味なのか、トマト味か、コーンクリームか、複雑怪奇な味なのか、大人の味なのか、なんとかしてよね。

フランク・ハーバート(Frank Herbert)

ブライアン・ハーバート(Brian Herbert)

2020年1月17日
『タボリンの鱗(うろこ)』 The Dragon Griaule ルーシャス・シェパード(Lucius Shepard)
グリオールシリーズの二冊め、ひとつはグリオールの断末魔の叫び、死してもなお、影響の残るグリオールの物語。
それを、実に丹念に描いている、一瞬、自分の立ち位置がどこにあるのかと迷わせるような描写、わたしは何を読んでいたのかと思わせる幻惑、昔、昔、シェパードを読んでいたころ、これは体験を何度も何度も埋め込んでいるのではないかと思ったのだが、今回も、そんなイメージを持つ。
素晴らしい。あと一遍、残っている。楽しめることを待っている。

あれから25年もたったのか、あの日あの時間起きていて、普段はつけないテレビをつけた。真っ暗闇の中でガラスの破片が散乱する映像だった。
少しずつ少しずつ明らかになる惨状に、恐怖した。
8時過ぎに会社に行ってから、大阪本社に電話すると電話がつながった。
状況もわからず、右往左往している状況だった。しかたなく電話を切ると、もう電話はつながらなかった。
いまでも思い出す一瞬である。今、つながったのだから、次もつながるだろうという希望はなかった。

2020年1月12日
『ピクニック・アット・ハンギングロック』 ジョーン・リンジー(Joan Weigall Lindsay)
ホラーなのですが、珍しい作品が訳されました。

アンソロジーは、やはり『危険なヴィジョン』の完結には驚きました。

『危険なヴィジョン』 Dangerous Visions editor:ハーラン・エリスン(Harlan Ellison)

懐かしい短編を集めた、

『最初の接触 -伊藤典夫翻訳SF傑作選』 editor:高橋良平(Takahashi Ryōhei)

ホラーですが、同一訳者のアンソロジーがこちら。

平井呈一(Hirai Teiichi) 『幽霊島(ゆうれいじま)』

『平成怪奇小説傑作集』 editor:東雅夫(Higashi Masao)

ミステリでは、
『世界推理短編傑作集』 Great Short Stories of Detection editor:江戸川乱歩(Edogawa Rampo)のリニューアル版
『短編ミステリの二百年1』 editor:小森収(Komori Osamu)

素晴らしい作品集です。昨年は個性が光るアンソロジーが目立ちました。

おっと、『死んだら飛べる』 editor:スティーヴン・キング(Stephen King)/ベヴ・ヴィンセント(Bev Vincent)を落としてました。

ノンフィクションでは、これです。素晴らしいです。また映画を見たくさせる力強さがありました。

『2001: キューブリック、クラーク』 Space Odyssey マイケル・ベンソン(Michael Benson)

と、いうことで個人的なSF関係のベスト10を選べば、ひとつ空き。

1、『三体』 The Three-Body Problem 劉慈欣(Liu Cixin)
2、『息吹』 テッド・チャン(Ted Chiang)
3、『マーダーボット・ダイアリー』 The Murderbot Diaries マーサ・ウェルズ(Martha Wells)
4、『茶匠と探偵』アリエット・ド=ボダール(Aliette de Bodard)
5、『シンギュラリティ・トラップ』 デニス・E・テイラー(Dennis E. Taylor)
6、『セミオーシス』スー・パーク(Sue Burke)
7、『銀河核へ』 The Long Way to a Small, Angry Planet ベッキー・チェンバーズ(Becky Chambers)
8、『危険なヴィジョン』 Dangerous Visions editor:ハーラン・エリスン(Harlan Ellison)
9、『2001: キューブリック、クラーク』 Space Odyssey マイケル・ベンソン(Michael Benson)

2020年1月8日
おっと『郝景芳短編集』が抜けておりました。まだ読んでませんので。
『巨星 -ピーター・ワッツ傑作選』 ピーター・ワッツ(Peter Watts)もありましたね。
あと、ササルマンの『方形の円』もありますね。

長編は、下記の通り
『セミオーシス』スー・パーク(Sue Burke)
『声の物語』 クリスティーナ・ダルチャー(Christina Dalcher)
『巨神降臨』 シルヴァン・ヌーヴェル(Sylvain Neuvel) 『火星無期懲役』 One Way S・J・モーデン(S. J. Morden)
『黒き微睡みの囚人』 A Man Lies Dreaming ラヴィ・ティドハー(Lavie Tidhar)
『翡翠城市』 フォンダ・リー(Fonda Lee)
『銀河核へ』 The Long Way to a Small, Angry Planet ベッキー・チェンバーズ(Becky Chambers)
『落下世界』 ウィル・マッキントッシュ(Will McIntosh)
『果てなき護り』 デイヴィッド・ラミレス(David Ramirez)
『シンギュラリティ・トラップ』 デニス・E・テイラー(Dennis E. Taylor)
『パラドックス・メン』 チャールズ・L・ハーネス(Charles L. Harness)

全体的に小粒な感じがしてしまう。
長編に関しては『三体』が、でーんとしすぎていて、他が目立たなくなってしまった。

個人的にお勧めは『セミオーシス』、『落下世界』、『シンギュラリティ・トラップ』です。

2020年1月5日
去年の翻訳SFを選ぶならば、おそらくトップは、これ。

『三体』 The Three-Body Problem 劉慈欣(Liu Cixin)

しかないでしょ。おもしろいとは思うが、個人的にはどうなのかなと思うところもある。
二位以下は、短編集がいっぱい。

『生まれ変わり The Reborn and Other Stories』 ケン・リュウ(Ken Liu)
『ビット・プレイヤー』 グレッグ・イーガン(Greg Egan)
『息吹』 テッド・チャン(Ted Chiang)

三冊が三冊とも凄い短編集である。
連作短編集にはいるけど、こちらも候補になります。

『茶匠と探偵』アリエット・ド=ボダール(Aliette de Bodard)
『マーダーボット・ダイアリー』 The Murderbot Diaries マーサ・ウェルズ(Martha Wells)

の、ふたつとも味がある。
『茶匠と探偵』、装丁が凝っていて、画も良いし、素敵なデザインです。

『ナイトフライヤー』 Nightflyers and Other Stories ジョージ・R・R・マーティン(George R. R. Martin)

マーティンの懐かしい短編、「この歌を、ライアに」を収録。

『カート・ヴォネガット全短篇』 カート・ヴォネガット(Kurt Vonnegut)

も去年完結。ヴォネガットは短編は、いまひとつだと思うが、読む価値はある。

『フレドリック・ブラウンSF短編全集〈1〉 星ねずみ』 フレドリック・ブラウン(Fredric Brown)

ブラウンの懐かしい短編が読めます。少し本が高いかなと思うけど。ま、しかたないでしょ

『愛なんてセックスの書き間違い Love Ain't Nothing But Sex Misspelled』 Selected Stories by Harlan Ellison ハーラン・エリスン(Harlan Ellison)

SFではないが、個人的にすごい短編集を読んだという気がした。
ほぼ、毎月出ていたわけで、びっくり。
長編よりも短編集の方が時間がかかるし、気力も必要だ。

そうだ、「竜のグリオール」の続編が出たんだった。
次は、長編やらアンソロジーやら。。。。

2020年1月1日
あけましておめでとうございます。
本年もご愛顧のほどを。

いろいろ修正も残っており、完成が遠く遠くなるばかり、皆様方の訪問だけが頼りです。
今年もたくさん本が出るでしょう。できる限り、追いかけたいと思います。
がんばります。

Update:2019