平井呈一

Teiichi Hirai

翻訳作品集成(Japanese Translation List) ameqlist

ホラーとかモダンホラーなんて言い方が通用しない時代。怪奇小説という呼び方だった時代。どんなもの読んでいるのと聞かれて、怪奇小説と言うと、必ず変人に見られた。それは、SF以上であった。
白い眼を向けられ、怪奇小説なんてものを持っているのを女の子に見つけられると、後ろ指をさされた経験がある。
それでも数少ない作品を見つけ出し、探し出し読み続けたのは、このアンソロジーとの出会いだった。
「カーテン」を見れば、あれを思い、「緑茶」を見れば、あれで、「炎天」下では、これで、「肩ごしに振り返」ってはならないし、「呪縛の塔」へと舞い降りることを夢に見る。
怪しげな音が響けば、透明なる何かがすれ違うのか、もしくは何かの化身か。
それが、いまでは、ホラーと言えば、変人扱いはされない。時代は変わった。けど、イメージとして湿ったようなものを与える、かの怪奇小説の時代が好ましく思うのは、なぜなのだろう。
Amazon 平井呈一

Anthology/Nonfiction/Etc.

『怪奇小説傑作集1 -英米篇1』 Great Stories of Horror and the Supernatural

『怪奇小説傑作集2 -英米篇2』 Great Stories of Horror and the Supernatural

『怪奇小説傑作集3 -英米篇3』 Great Stories of Horror and the Supernatural

『怪奇小説傑作集4』 Great Stories of Horror and the Supernatural

『怪奇小説傑作集5』 Great Stories of Horror and the Supernatural


『こわい話・気味のわるい話 Vol.1』

『こわい話・気味のわるい話 Vol.2』

『こわい話・気味のわるい話 Vol.3』


『恐怖の愉しみ』 Madam Crowl's Ghost and Other Ghost Stories (1985)

Top of Page