小森収
Komori Osamu
Anthology/Nonfiction/Etc.
『ミステリよりおもしろいベスト・ミステリ論18』
- editor:小森収(Komori Osamu) Publisher:宝島社/宝島社新書
- 2000/ 7
- ISBN4-7966-1897-X
『はじめて話すけど… -小森収インタビュー集』
- the author:小森収(Komori Osamu) Publisher:フリースタイル
- 2002/ 7
- ISBN4-939138-08-9
『終の棲家は海に臨んで』
- the author:小森収(Komori Osamu) Publisher:れごりべーれ/発売:フリースタイル
- 2003/ 6
- ISBN4-939138-11-9
『小劇場が燃えていた -80年代芝居狂いノート』
- the author:小森収(Komori Osamu) Publisher:宝島社
- 2005/12
- ISBN4-7966-5023-7
『都筑道夫ポケミス全解説』
- the author:都筑道夫(Tsuduki Michio)
- editor:小森収(Komori Osamu) Publisher:フリースタイル
- 2009/ 2
- ISBN978-4-939138-31-7
『都筑道夫の読ホリデイ』
- Two Volumes
- the author:都筑道夫(Tsuduki Michio)
- editor:小森収(Komori Osamu) Publisher:フリースタイル
- 2009/ 7
- One:ISBN978-4-939138-45-4
- Two:ISBN978-4-939138-46-1
『本の窓から -小森収ミステリ評論集』
- the author:小森収(Komori Osamu) Publisher:論創社
- 2015/ 8
- ISBN978-4-8460-1443-8
『短編ミステリの二百年1』 The Long History of Mystery Short Stories volume 1
- editor:小森収(Komori Osamu) Publisher:創元推理文庫(Sogen Mystery bunko)299-02(M-ン-07-01)
- cover:柳智之 design:中村聡 commentary:訳者紹介/索引 2019/10/25
- ISBN978-4-488-29902-6
- 「霧の中」 In the Fog リチャード・ハーディング・デイヴィス(Richard Harding Davis)
- 「クリームタルトを持った若者の話」 Story of the Young Man With the Cream Tarts ロバート・ルイス・スティーヴンスン(Robert Louis Stevenson)
- 「セルノグラツの狼」 The Wolves of Cernograts サキ(Saki)
- 「四角い卵 (アナグマの目で見た塹壕戦の泥)」 The Square Egg サキ(Saki)
- 「スウィドラー氏のとんぼ返り」 Mr. Swiddler's Flip-Flap アンブローズ・ビアス(Ambrose Bierce)
- 「創作衝動」 The Creative Impulse サマセット・モーム(W. Somerset Maugham)
- 「アザニア島事件」 Incident in Azania イーヴリン・ウォー(Evelyn Waugh)
- 「エミリーへの薔薇」 A Rose for Emily ウィリアム・フォークナー(William Faulkner)
- 「さらばニューヨーク」 Goodbye, New York コーネル・ウールリッチ(Cornell Woolrich)
- 「笑顔がいっぱい」 A Big Smile リング・ラードナー(Ring Lardner)
- 「ブッチの子守歌」 Butch Minds the Baby デイモン・ラニアン(Damon Runyon)
- 「ナツメグの味」 The Touch of Nutmeg Makes It ジョン・コリア(John Collier)
- 「短編ミステリの二百年」 小森収(Komori Osamu)
- 「序章 『世界推理短編傑作集』の影の内閣(シャドウキャビネット)」
- 1 「最初の一世紀」
- 2 「シャーロック・ホームズ登場」
- 3 「霧の都の奇譚」
- 4 「ふたりの<黒い>小説家」
- 5 「所詮(いわゆる)「奇妙な味」について」
- 6 「サマセット・モームに寄り道」
- 7 「ボーダー・ラインのケース」
- 8 「偉大な例外 -アガサ・クリスティ」
- 9 「『犯罪文学傑作選』とウィリアム・フォークナー」
- 第一章 雑誌の時代に
- 1 「スリックとパルプの狭間で -ウールリッチ=アイリッシュ」
- 2 「アメリカン・ユーモアとミステリの接近」
- 3 「スリックマガジンのクライムストーリイ -ジョン・コリア」
- 4 「成功した作家 -ロアルド・ダール」
『短編ミステリの二百年2』 The Long History of Mystery Short Stories volumes 2
- editor:小森収(Komori Osamu) Publisher:創元推理文庫(Sogen Mystery bunko)299-02(M-ン-07-02)
- cover:柳智之 design:中村聡 commentary:訳者紹介/索引 2020/ 3/19
- ISBN978-4-488-29902-6
- 「挑戦」 The Dare バッド・シュールバーグ(Budd Schulberg)
- 「プライドの問題」 クリストファー・ラ・ファージ(Christopher La Farge)
- 「チャーリー」ラッセル・マロニー(Russell Maloney)
- 「クッフィニャル島の略奪」 The Gutting of Coufignal ダシール・ハメット(Dashiell Hammett)
- 「ミストラル」 Mistral ラウール・ホイットフィールド(Raoul Whitfield)
- 「待っている」 I'll Be Waiting レイモンド・チャンドラー(Raymond Chandler)
- 「死のストライキ」 Death Sits Down フランク・グルーバー(Frank Gruber)
- 「探偵が多すぎる」 Too Many Detective レックス・スタウト(Rex Stout)
- 「真紅の文字」 The Crimson Letters マージェリー・アリンガム(Margery Allingham)
- 「闇の一撃」 Shot in the Dark エドマンド・クリスピン(Edmund Crispin)
- 「二重像」 Double Image ロイ・ヴィカーズ(Roy Vickers)
- 「短編ミステリの二百年」 小森収(Komori Osamu)
- 第一章 雑誌の時代に(承前)
- 5 「都会小説に寄り道 -ジョン・オハラ、バッド・シュールバーグ」
- 6 「ニューヨーカーの果たした役割」
- 7 「シャーリイ・ジャクスン -ニューヨーカーの生んだ鬼っ子」
- 8 「警察小説の萌芽 -トマス・ウォルシュのコリアーズ時代」
- 第二章 ダシール・ハメットとブラック・マスクの混沌
- 1 「ダイムノヴェルからパルプマガジンへ」
- 2 「先駆者ハメット」
- 3 「ブラック・マスクの混沌」
- 4 「長編作家への道」
- 5 「追随者たち1 -ラウール・ホイットフィールド、ホレス・マッコイ」
- 6 「追随者たち2 -E・S・ガードナー、フレデリック・ネベル」
- 7 「フィリップ・マーロウ登場」
- 8 「レイモンド・チャンドラーの到達したところ」
- 9 「パルプマガジン出身の成功例――フランク・グルーバー」
- 10 「追随者たち3 -J・M・ケイン、ブレット・ハリデイ」
- 第三章 「英米ディテクティヴストーリイの展開」
- 1 「小説家エラリイ・クイーンの冒険」
- 2 「編集者エラリイ・クイーンの冒険」
- 3 「ディテクティヴストーリイの曲がり角 -J・D・カーを例に」
- 4 「アメリカン・ディテクティヴストーリイの展開1 -レックス・スタウトの場合」
- 5 「アメリカン・ディテクティヴストーリイの展開2 -クレイグ・ライスの場合」
- 6 「もうひとりのミステリの女王」
- 7 「ブリティッシュ・ディテクティヴストーリイの停滞」
- 8 「ロイ・ヴィカーズと倒叙ミステリの変遷」
『短編ミステリの二百年3』 The Long History of Mystery Short Stories volumes 3
- editor:小森収(Komori Osamu) Publisher:創元推理文庫(Sogen Mystery bunko)299-04(M-ン-07-03)
- cover:柳智之 design:中村聡 2020/ 8/21
- ISBN978-4-488-29904-0
- 「ナボテの葡萄園(ぶどうえん)」 Naboth's Vineyard メルヴィル・D・ポースト(Melville D. Post)
- 「良心の問題」 The Point of Honor トマス・フラナガン(Thomas Flanagan)
- 「ふたつの影」 The Shadows Outside ヘレン・マクロイ(Helen McCloy)
- 「姿を消した少年」 The Boy Who Was Lost Q・パトリック(Q. Patrick)
- 「女たらし」 The Lady Killer ウィルバー・D・スティール(Wilbur D. Steele)
- 「敵」 The Enemy シャーロット・アームストロング(Charlotte Armstrong)
- 「決断の時」 The Moment of Decision スタンリイ・エリン(Stanley Ellin)
- 「わが家のホープ」 The Options of Timothy Merkle A・H・Z・カー(A. H. Z. Carr)
- 「ひとり歩き」 Walking Alone ミリアム・アレン・ディフォード(Miriam Allen deFord)
- 「最終列車」 The Last Train フレドリック・ブラウン(Fredric Brown)
- 「子供たちが消えた日」 The Day the Children Vanished ヒュー・ペンティコースト(Hugh Pentecost)
- 「短編ミステリの二百年」 小森収(Komori Osamu)
- 第三章 英米ディテクティヴストーリイの展開(承前)
- 9 「アメリカン・パズルストーリイの陰の流れ1 -M・D・ポースト」
- 10 「アメリカン・パズルストーリイの陰の流れ2 -T・S・ストリブリング」
- 11 「アメリカン・パズルストーリイの陰の流れ3 -トマス・フラナガン」
- 幕間 ふたつの戦争、ふたつの浜辺
- 第四章 EQMM年次(アニュアル)コンテストとスタンリイ・エリンの衝撃
- 1 「EQMM年次コンテスト受賞作」
- 2 「初期コンテストから見るクイーンの戦略」
- 3 「屹立する作家の肖像ACT1」
- 4 「コンテスト初期の原動力となった作家1 -ヘレン・マクロイ」
- 5 「コンテストの拡大と充実」
- 6 「コンテスト初期の原動力となった作家2 -Q・パトリック」
- 7 「最盛期に向けて」
- 8 「パズルストーリイの栄光 -「敵」と「アデスタを吹く冷たい風」」
- 9 「アームストロングの全体像」
- 10 「上昇していく受賞作の水準」
- 11 「大ヴェテランの試行錯誤」
- 12 「クライムストーリイの栄華 -「決断の時」と「黒い小猫」」
- 13 「A・H・Z・カーの位置」
- 14 「拡大する受賞作」
- 15 「中堅作家群像」
- 16 「コンテストの拡張とイヴェント化」
- 17 「異端児デイヴィッドスン」
- 18 「使命の終わり」
- 19 「総括」
- 第五章 四〇年代アメリカ作家の実力
- 1 「四〇年代アメリカの状況」
- 2 「フレドリック・ブラウン1 -四〇年代短編ミステリ&SFの王者」
- 3 「フレドリック・ブラウン2 -彼はアイデアストーリイ作家なのか?」
- 4 「量産型作家(アヴェレージヒッター)の先駆者 -ヒュー・ペンティコースト」
- 5 「シリーズキャラクターの時代に向かって」
『短編ミステリの二百年4』 The Long History of Mystery Short Stories volumes 4
- editor:小森収(Komori Osamu) Publisher:創元推理文庫(Sogen Mystery bunko)299-05(M-ン-07-04)
- cover:柳智之 design:中村聡 commentary:訳者紹介/索引 2020/12/25
- ISBN978-4-488-29905-7
- 「争いの夜」 Fight Night ロバート・ターナー(Robert Turner)
- 「獲物(ルート)のL」 L as in Loot ローレンス・トリート(Lawrence Treat)
- 「高速道路の殺人者」 Killer on the Turnpike ウィリアム・P・マッギヴァーン(W. P. McGivern)
- 「正義の人」 Mr. Justice ヘンリイ・スレッサー(Henry Slesar)
- 「トニーのために歌おう」 Sing a Song for Tony ジャック・リッチー(Jack Ritchie)
- 「戦争ごっこ」 The Ducker レイ・ブラッドベリ(Ray Bradbury)
- 「淋しい場所」 The Lonesome Place オーガスト・ダーレス(August Derleth)
- 「獲物」 Prey リチャード・マシスン(Richard Matheson)
- 「家じゅうが流感にかかった夜」 The Night We All Had Grippe シャーリイ・ジャクスン(Shirley Jackson)
- 「五時四十八分発」 The Five-Forty-Eight ジョン・チーヴァー(John Cheever)
- 「その向こうは -闇」 Over there ...Darkness ウィリアム・オファレル(William O'Farrell)
- 「服従」 Man Gehorcht レスリー・アン・ブラウンリッグ(Leslie Ann Brownrigg)
- 「リガの森では、けものはひときわ荒々しい」 In the Forests of Riga the Beasts Are Very Wild マージェリー・フィン・ブラウン(Margery Finn Brown)
- 「短編ミステリの二百年」 小森収(Komori Osamu)
- 第五章 四〇年代アメリカ作家の実力 (承前)
- 6 「ハードボイルド最後の巨人」
- 7 「スピレイン旋風」
- 第六章 ハードボイルドから警察小説へ -マンハントとその周辺
- 1 「マンハントという雑誌」
- 2 「雑誌の時代のミステリ作家 -リチャード・デミング」
- 3 「マンハントのクライムストーリイ」
- 4 「エヴァン・ハンター -通俗ハードボイルドの雄」
- 5 「警察小説の隆盛」
- 6 「エド・マクベイン -五〇年代アメリカミステリの顔」
- 第七章 ヒッチコックの陽の下に -アイデアストーリイの流行とその受容」
- 1 「ヘンリイ・スレッサーとアイデアストーリイ」
- 2 「C・B・ギルフォードの場合」
- 3 「ロバート・アーサーの持ち味」
- 4 「アイデアストーリイへの傾斜」
- 5 「アイデアストーリイの雄 -ジャック・リッチー」
- 6 「スレッサー再評価のために」
- 第八章 隣接ジャンルの研究 (1) -幻想と怪奇
- 1 「『怪奇小説傑作集』」
- 2 「モダンホラーへの道」
- 3 「アーカムハウスという出版社」
- 4 「パルプ作家を抜け出した男 -レイ・ブラッドベリ」
- 5 「ファンから作家へ -ロバート・ブロック」
- 6 「オーガスト・ダーレスと淋しい場所」
- 7 「奇妙なイマジネーションの発動 -チャールズ・ボーモント」
- 8 「異色作家への道 -リチャード・マシスン」
- 9 「『13のショック』のショック」
- 10 SFから遠く離れて
- 第九章 再び雑誌の時代に
- 1 「ジャック・フィニイの世界」
- 2 「「くじ」以降のシャーリイ・ジャクスン」
- 3 「不安と憂鬱がミステリに接近するとき -ジョン・チーヴァー」
- 4 「エドガー賞の殿堂 (1) -「ヨットクラブ」まで」
- 5 「エドガー賞の殿堂 (2) -スリックマガジンからの影響」
『短編ミステリの二百年5』 The Long History of Mystery Short Stories volumes 5
- editor:小森収(Komori Osamu) Publisher:創元推理文庫(Sogen Mystery bunko)299-06(M-ン-07-05)
- cover:柳智之 design:中村聡 commentary:訳者紹介/索引 2021/ 6/18
- ISBN978-4-488-29906-4
- 「ある囚人の回想」 The Procurator of Justice スティーヴン・バー(Stephen Barr)
- 「隣人たち」 The Neighbors デイヴィッド・イーリイ(David Ely)
- 「さよなら、フランシー」 Goodbye to Francie ロバート・トゥーイ(Robert Twohy)
- 「臣民の自由」 The Liberty of the Subject アヴラム・デイヴィッドスン(Avram Davidson)
- 「破壊者たち」 The Destructors グレアム・グリーン(Graham Greene)
- 「いつまでも美しく」 For Ever Fair シーリア・フレムリン(Celia Fremlin)
- 「フクシアのキャサリン、絶体絶命」 The Dilemma of Catherine Fuchsias リース・デイヴィス(Rhys Davies)
- 「不可視配給株式会社」 Intangibles Inc. ブライアン・W・オールディス(Brian W. Aldiss)
- 「九マイルは遠すぎる」 The Nine Mile Walk ハリイ・ケメルマン(Harry Kemelman)
- 「ママは願いごとをする」 Mam Makes a Wish ジェームズ・ヤッフェ(James Yaffe)
- 「ここ掘れドーヴァー」 Dover Does Some Spadework ジョイス・ポーター(Joyce Porter)
- 「青い死体」 The Muddle of the Woad ランドル・ギャレット(Randall Garrett)
- 「短編ミステリの二百年」 小森収(Komori Osamu)
- 第九章 再び雑誌の時代に(承前)
- 6 「ジェラルド・カーシュ補遺」
- 7 「屹立する作家の肖像ACT2」
- 第十章 短編ミステリ黄金時代の諸侯
- 1 「正体不明の技巧派 -スティーヴン・バー」
- 2 「ハードボイルド派のタレント -J・D・マクドナルド他」
- 3 「デイヴィッド・イーリイの全貌」
- 4 「ロバート・トゥーイ1969」
- 5 「ミステリマガジン・ライター -ジェイムズ・ホールディング」
- 6 「ウェストレイクは光り輝く」
- 7 「ロバート・L・フィッシュのふたつの顔」
- 8 「ジョー・ゴアズとDKAファイル」
- 第十一章 007狂騒曲
- 1 「007登場前夜」
- 2 「短編におけるジェイムズ・ボンド」
- 3 「スパイが多すぎる」
- 4 「007ブーム下の職人作家 -マイケル・ギルバートを例に」
- 5 「狂乱ブームの残したもの」
- 第十二章 大西洋の向こう側で
- 1 「ロード・ダンセイニのミステリ短編集」
- 2 「ミステリにもっとも近いストレイトノヴェリスト -グレアム・グリーン」
- 3 「ブリティッシュ・クライムストーリイの先駆」
- 4 「規格外のアメリカ作家 -パトリシア・ハイスミス」
- 5 「イギリスのさらに周縁にて」
- 第十三章 隣接ジャンルの研究(2) -隣りのSF
- 1 「異色作家短篇集とSF」
- 2 「SF作家としてのレイ・ブラッドベリ」
- 3 「フレドリック・ブラウンのSF短編集」
- 4 「五〇年代短編SFのエース -ロバート・シェクリイ」
- 5 「P・K・ディックとミステリマガジン」
- 6 「スタージョンのミステリ作家としての顔」
- 7 「世界の中心で暴力を描いた男 -ハーラン・エリスン」
- 8 「カート・ヴォネガットJr.のころ」
- 9 「SFと諷刺小説の狭間で -ウィリアム・テン」
- 10 「ミステリマガジンのSF作家たち」
- 第十四章 パズルストーリイの命脈
- 1 「短編パズルストーリイの衰勢」
- 2 「九マイルは遠すぎる -モダン・アームチェアディテクティヴの狼煙」
- 3 「アームチェアディテクティヴの完成 -ブロンクスのママ」
- 4 「異端の本格 -ジョイス・ポーターとランドル・ギャレット」
『短編ミステリの二百年6』 The Long History of Mystery Short Stories volumes 6
- editor:小森収(Komori Osamu) Publisher:創元推理文庫(Sogen Mystery bunko)299-07(M-ン-07-06)
- cover:柳智之 design:中村聡 commentary:訳者紹介/索引 2021/12/24
- ISBN978-4-488-29907-1
- 「終(つい)のすみか」 A Place of Her Own ジョイス・ハリントン(Joyce Harrington)
- 「しがみつく女」 The Clinging Woman ルース・レンデル(Ruth Rendell)
- 「交通違反」 Traffic Violation ウィリアム・バンキア(William Bankier)
- 「拳銃所持につき危険」 Armed and Dangerous ジェフリイ・ノーマン(Geoffrey Norman)
- 「またあの夜明けがくる」 Those Awful Dawns パトリシア・ハイスミス(Patricia Highsmith)
- 「パパの番だ」 Daddy's Trun ジェイムズ・マクルーア(James McClure)
- 「バードウォッチング」 Treasure Finds a Mistress デイヴィッド・ウィリアムズ(David Williams)
- 「最期の叫び」 Screaming All the Way マイクル・コリンズ(Michael Collins)
- 「アッカーマン狩り」 Collecting Ackermans ローレンス・ブロック(Lawrence Block)
- 「家族の輪」 The Family Circle スタンリイ・エリン(Stanley Ellin)
- 「ジェミニー・クリケット事件〈アメリカ版〉」 The Gemminy Crickets Case クリスチアナ・ブランド(Christianna Brand)
- 「ジェミニー・クリケット事件〈イギリス版〉」Murder Game クリスチアナ・ブランド(Christianna Brand)
- 「短編ミステリの二百年」 小森収(Komori Osamu)
- 第十五章 MWA賞の凋落とクライムストーリイの行方
- 1 「七〇年代のMWA短編賞」
- 2 「七〇年代クライムストーリイのエース1 -ジョイス・ハリントン」
- 3 「七〇年代クライムストーリイのエース2 -ルース・レンデル」
- 4 「クライムストーリイの後継者たち」
- 5 「七〇年代クライムストーリイのもう一方の旗手 -ローレンス・ブロック」
- 6 「凋落の始まり」
- 第十六章 ウィンターズ・クライムとアンソロジーの時代
- 1 「ふたつのアンソロジーの間に」
- 2 「ウィンターズ・クライム輸入前史」
- 3 「ブリティッシュ・クライムストーリイの活況」
- 4 「パズルストーリイ作家たちのウィンターズ・クライム」
- 5 「「バードウォッチング」の指し示すこと」
- 第十七章 シリーズキャラクターの功罪
- 1 「七〇年代初頭の短編パズルストーリイ状況」
- 2 「ネオハードボイルド邦訳の背景」
- 3 「ダン・フォーチュン -ハードボイルド最後のサムライ」
- 4 「ローレンス・ブロックのシリーズキャラクター」
- 5 「ネオハードボイルドを超える可能性 -V・I・ウォーショースキー」
- 6 「シリーズキャラクターの時代のMWA賞 -ローレンス・ブロックと殺し屋ケラー」
- 7 「二十一世紀に入ったエドガー」
- 幕間 個人短編集翻訳の盛衰
- 第十八章 残りの二十年に向けて
- 1 「晩年のパトリシア・ハイスミス」
- 2 「屹立する作家の肖像ACT3」
- 3 「クリスチアナ・ブランドの軌跡」
- 終章 誰が謎を解いたのか
- 1 「「ジェミニー・クリケット事件」のふたつのヴァージョン」
- 2 「ふたつの「ジェミニー・クリケット事件」1 -その結末」
- 3 「ふたつの「ジェミニー・クリケット事件」2 -その冒頭」
- 4 「ふたつの「ジェミニー・クリケット事件」3 -ヘレンに触れられること」
- 5 「そして誰も解かなかった」
- 6 「Get over」
- 7 「結び」
Update:2023