ameqlist 翻訳作品集成(Japanese Translation List)

Producer:雨宮孝(Amemiya Takashi)
fandom name:AMEQ
since: 1997/ 4/ 8

2021年9月6日

『帝国という名の記憶』上下巻、アーカディ・マーティーン、内田昌之訳ハヤカワ文庫SF。
銀河帝国の宮廷陰謀劇とでもいうか、思うに、作品もそうだが、作者のひととなりにも影響があるのではないだろうかと、ここんとこのヒューゴー賞を見てると、ふと感じる。
率直に言ってしまうと、ヒューゴー賞の期待に対して、なんとなく違うものが感じる場合が多くなったように思う。

ヒューゴー賞(Hugo Awards)

ファン投票なんだから、作者に対する思い入れも当然、反映されているわけである。同性のコンビという登場人物たちのスタイル、昨今の風潮にあるのは間違いないわけだけど、この作風、安定の内田訳で読みにくさはなく、すらすら読めるし、その世界には溶け込めるのだけど、なぜか、読者としてのわたしには違和感がある。
楽しめればいいというのは確かなんだけど、思ったよりもしんどかった。
頭がついて行ってないのかなあ、年なのかなあと少し思う。
ラストに集約されていく活劇もの、スペースオペラのように手放しで拍手できるわけではないけど、なぜか、?がつきまとう。そんな感じ。
C・J・チェリイ(C. J. Cherryh)の影響をあげているけど、色褪せた太陽シリーズの三冊は、わたしもはまった。独特の色彩感の異世界ものは、いまでも傑作という思いが強い。
それに対しての『ダウンビロウ・ステーション』『サイティーン』は、あまり感心せず、再読本になっている。この年になってくると読むかどうかはわからんが。
この感心せずという部分と今回のこの作品に対するモヤモヤ感は、もしかしたら同一のものなんじゃないだろうかと思う。
おまえは読み間違っていると言われると、なんとも言えなくなってしまいますが。


アニメの『Sonny Boy』がおもしろい。
江口寿史の絵が久々に動いているよと思い、見始めると、あの『ロスト』のようなワクワク感がある。『漂流教室』という表現もあるけど、回が進むごとに違うものに感じる。
ともかく、どう結末に動いていくのか、すごく楽しみである。でも、本当にどうするのだろう。
考えられないアクロバティックな構成を期待したいです。

2021年8月29日

S-Fマガジン10月号を読む。ハヤカワ文庫JAのSF部門の特集、ハヤカワ文庫JAのリストもある。

ハヤカワ文庫JA(Hayakawa bunko)JA 1973-1995年
ハヤカワ文庫JA(Hayakawa bunko)JA 1995年-

翻訳ものメインということでやっているが、もともとはSFファンであるので、いずれは日本作家も作りたいと思って、資料はあるのだが、新しい作家が出るたびに思い悩む。どうしよう。
こちらはぼちぼちと思い、一応作成は継続させている。ファイルもこっそりと作りだしているのだけど、メインの翻訳ものの終了がまったく見通せないので、苦労する。
今回、見てて、なんかリストに間違いあるなと思い、チェックする。欠番が不明確になってたので再チェック。
伴名練氏の「編纂の歴史」に、名前が出てきていたので、こりゃまた正確性を確保しないとまずいなと思った次第、もう管理者もわけわからないくらい膨大になっているのでご指摘を受けないと、どこかどうなっているか、よくわからなくなっている部分もある。
愚痴は止めよう、少し手入れしました。抜け落ちがあったので修正を。国会図書館のデータは、わたしも使ってますが、稀に間違いじゃないのかなというのも存在するのは確か。
四点リーダーは悩むな、正確な表記をと思うけど、うっかりミスとか間違いとか、すべてなくすことは難しい。
ミスはあるとは思うが、新たにエールを戴いたと思っておこう。マガジンリストも1980年以降を正確に記事までデータ化しようというのは思うものの、はっきりいうと、めんどくさい、そこを乗り越えなきゃならんのだけど、、
間違いがあったら教えてください。

2021年8月25日

『ハコヅメ 交番女子の逆襲』の第18巻にはまっております。伏線伏線がわりと多くて、先の展開はまったく読めず、けど、なんとなく想像するに河合と如月はないなと思う。じゃ、源か山田か、そぐわないなとくると、まったく出てきていない新登場の人物か、意外性で、中富課長あたりは…。源と桜の線は多いにありそうだが、藤が浮く。
「奥岡島事件の真相」はえぐいことになりそうだが、裏の裏がありそう。ここで何か別の事件とからんで、大きいことになるかどうか。ふと、思うと如月はやばいんじゃないのと思える部分もあり、交番所長は黒いでしょと思うものの、うーむ。また大きな悲劇がくるのかな。
などと、アホなことを考えていると他のものが読めん。しかも、なんかここのところ話題性十分の作品がごそごそ出ている。
追いつかない、アップルテレビで『ファウンデーション』の映像化、『デューン』の公開、おまけに時の車輪。
大変だあ。

『不死身の戦艦』 Federations (2009)J・J・アダムズ(John Joseph Adams)編、佐田千織/他訳創元SF文庫
収録作品は原書は23編。順番は以下の通り、ここから16編の抄訳。
副題に『銀河連邦SF傑作選』とあるが、連邦そのものをテーマというより、連邦の中、帝国の中でうごめくひと、ものたちの物語だ。
いくつか再録もあるし、古いのと新しいのが入り混じっていて、ある意味、おもしろい。

2021年8月17日

『火星へ』 The Fated Sky メアリ・ロビネット・コワル(Mary Robinette Kowal)、酒井昭伸訳、ハヤカワ文庫SF2331,2332
前作、『宇宙へ』の続編、リーダビリティはよく、すいすい読めるし、人物造形はわかりやすく、50年代から60年代での差別問題をうまく取り込んで、作られている。
公民権運動と言われているが、基本的な人権が得られたのはそんなに古いことではなく、60年くらいしか経っていない。古くて新しい問題なので、ここ20~30年の人的な差別感覚は、激変している。
だけど、30~40年で大きく変わった差別感覚は、鋭敏なひとから見れば、怖ろしく遅く見え、鈍感なひとからは、「なんでそんな細かいことまで」と感じるのであろう。
それは、もう失言や迷言や、言ってはならない思想や感覚まで、ぼろぼろと出る。
明察という言葉があるが、少なくとも社会と接する人間は、やはり明るく世界や社会を察する感覚器官を研ぎ澄まさないといけない。まるで、身内で話すようなアホな発言は、公ではとどめておけばよいのに思うが、人間性が出るんだよね。本当に最後の最後には人間性が、気を付けましょうね。
コンピュータが未発達の世界というおもしろさもあるが、なんといったら良いのかな、50年代のジープを運転する感覚。電子装備なんかまったくなくて、動かなくなっても、エンジン周りをなんとかすれば、また動くといった感覚かな、映りの悪くなったテレビを、「てめえ、この野郎」と言いながら斜めにぶったたくと、とりあえず、よく映るという。。。。
『アポロ13』 Lost Moon ジェフリー・クルーガー(Jeffrey Kluger)&ジム・ラベル(Jim Lovell)が好きで、映画を何回も見ていたが、軌道修正する場面は、「まじかよ」と呟きながら見ていたが、一番好きな場面は二酸化炭素の除去装置の手作りと、アンペアの確保、事故状況の場面、この作品にも似た場面は出てくるので、技術的な部分はよく似ているよなと思いつつ、楽しませていただきました。
三作目も出ていて、翻訳されそうだけど、若干の不安は感じることがある。月、火星と来ると、次はどこへ行くんだ。月へふたたびか。

2021年8月13日

『時の子供たち』エイドリアン・チャイコフスキー(Adrian Tchaikovsky)
上下巻、竹書房文庫、で、お願いなんだけど、配色が緑と白、黒の蜘蛛の巣掛け
あのー、視力も特に弱っているなかで、この装幀では、上下の区別がつきにくいです。そりゃ、装幀に関しては画期的な『ダールグレン』があるけれど、本棚の本をだして、これの一巻目と二巻目を判別するのが、まるで視力検査、とっとと中身を確認しちゃいます。
ということで、アマゾンで買っても、ばかみたいに上巻をうっかりふたつ買うというおバカをした。届いた当初、まったく気づかず、さて解説はどこかいなと見るが、まったくない。え、解説なしと思ったが、しみじみ見ると、なんか同じ。たまにやらかしてたおバカをしないように注意してたんだけど、失敗は忘れたことにやってくる、むううう。
内田昌之さんの訳で、すんなり読めて、しかもド直球のストレートさ、いや、まあ、おもしろい。
久々に、なんか気持ちよかった。
ふと、思ったが、『地球の長い午後』の「ツナワタリ」から発想を得ているのかなという気がしないでもない。

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Update:2021