新潮社(ShinchoSha)/楽しみと冒険 10巻 1979-1980年
『楽しみと冒険01 -地図を夢みる』
- 企画:丸谷才一(Maruya Saiichi)/辻邦生(Tsuji Kunio)
- editor:辻邦生(Tsuji Kunio) Publisher:新潮社(ShinchoSha)
- commentary:辻邦生(Tsuji Kunio) 1979/11/20
- Reference Data:新潮社(ShinchoSha)/アンソロジー(Anthology)
- Reference Data:辻邦生(Tsuji Kunio)/アンソロジー(Anthology)
- 「夢みる力」 辻邦生(Tsuji Kunio)
- I たとえば雨の午後、地図のなかを旅したい人々のために…の章
- 「わが部屋をめぐる旅」 グザヴィエ・ド・メーストル(Xavier De Maistre)
- 「幸福の島々」 Les iles ジャン・グルニエ(Jean Grenier)
- 「南国への転地」 ロバート・ルイス・スティーヴンスン(Robert Louis Stevenson)
- 「漂泊者のノート」 ヘルマン・ヘッセ(Hermann Hesse)
- 「わが生ひたち」 北原白秋(Kitahara Hakushū)
- 「夢さそう地図」 堀淳一
- 「未知の土地を求めて」 種村季弘(Tanemura Suehiro)
- 「古い地図」 小沼丹
- II たとえば生活に疲れた日、遙かな自然を憧れる人々のために…の章
- 「生命のしぶき」 アーネスト・ヘミングウェイ(Ernest Hemingway)
- 「密林から」 アンドレ・マルロー(André Malraux)
- 「森の四季」 イワン・ツルゲーネフ(Ivan Turgenev)
- 「海の捨児」 伊藤整(Itō Sei)
- 「幽境」 串田孫一
- III たとえば憂愁が身にしみる夜、異国の空の下をさまよいたい人々のために…の章
- 「ナポリ・旅の始まり」 ジョージ・ギッシング(George Gissing)
- 「アポロの杯」 三島由紀夫(Mishima Yukio)
- 「フィレンツェの僧院にて」 森有正
- 「巴里・春秋」 金子光晴(Kaneko Mitsuharu)
- 「アールスガルドまで」 辻邦生(Tsuji Kunio)
- 「エジプト、イラク紀行」 井上靖(Inoue Yasushi)
- 「ニューヨークの雨」 Pluies de New York アルベール・カミュ(Albert Camus)
- IV たとえば晴れた午前、家のまわりを旅しようとする人々のために…の章
- 「わが町」 吉田健一(Yoshida Ken-ichi)
- 「目黒の坂」 丸谷才一(Maruya Saiichi)
- 「散歩の研究」 庄司薫(Shōji Kaoru)
- 「武蔵野の鳥」 柳田国男
- 「西班牙犬の家」 佐藤春夫(Satō Haruo)
『楽しみと冒険02 -男友だち 女友だち』
- 企画:丸谷才一(Maruya Saiichi)/辻邦生(Tsuji Kunio)
- editor:吉行淳之介(Yoshiyuki Junnosuke) Publisher:新潮社(ShinchoSha)
- 1979/ 5/20
- Reference Data:新潮社(ShinchoSha)/アンソロジー(Anthology)
- Reference Data:吉行淳之介(Yoshiyuki Junnosuke)/アンソロジー(Anthology)
- 「私の女友だち」 吉行淳之介
- 「或る文学青年像 -芥川賞」 佐藤春夫(Satō Haruo)
- 「晩春の旅」 井伏鱒二(Ibuse Masuji)
- 「復讐」 The Revenge グレアム・グリーン(Graham Greene)
- 「あなたのイノサン、あなたの悪魔 -三島由紀夫様-」 森茉莉
- 「蜂の巣会」 大岡昇平(Ōoka Shōhei)
- 「萩原朔太郎」 富士川英郎
- 「美青年」 金井美恵子
- 「また、電話する」 色川武大
- 「元日の客」 山口瞳(Yamaguchi Hitomi)
- 「四畳半の居候」 野見山暁治
- 「アポリネールの周辺」 飯島耕一(Iijima Kōichi)
- 「焼跡のクロ」 鴨居羊子
- 「遠藤狐狸庵のダメニシ庵犬」 安岡章太郎(Yasuoka Shōtarō)
- 「身上判断詩」 吉行淳之介
- 「水上覚治」 水上勉
- 「交遊録・吉田茂」 吉田健一(Yoshida Ken-ichi)
- 「同名異人の話」 鈴木信太郎(Suzuki Shintarō)
- 「不世出の人」 阿川弘之
- 「耳学問の名人」 大岡信
- 「親友交歓」 太宰治(Dazai Osamu)
- 「フォード・マドックス・フォードと悪魔の弟子」 Ford Madox Ford and the Devil's Disciple アーネスト・ヘミングウェイ(Ernest Hemingway)
- 「あるノーベル賞作家の保護者」 John Galsworthy フォード・マドックス・フォード(Ford Madox Ford)
- 「大晦日」 内田百閒(Uchida Hyakken)
『楽しみと冒険03 -美食文学大全』
- 企画:丸谷才一(Maruya Saiichi)/辻邦生(Tsuji Kunio)
- editor:篠田一士(Shinoda Hajime) Publisher:新潮社(ShinchoSha)
- 1979/ 6/20
- Reference Data:新潮社(ShinchoSha)/アンソロジー(Anthology)
- Reference Data:篠田一士(Shinoda Hajime)/アンソロジー(Anthology)
- 「鼓腹のよすが」 篠田一士(Shinoda Hajime)
- I hors-d'oeuvre あるいは口取り
- 「子供のころ」 池波正太郎
- 「豆腐」 吉行淳之介
- 「花びらの味」 草野心平
- 「弁当」 坂東三津五郎
- II soupe あるいは椀
- 「卵料理」 森茉莉
- 「うどん」 杉浦明平
- 「生キャベツ」 獅子文六
- 「実直一筋貧乏な王侯の群れ」 東海林さだお
- III poisson あるいは造り
- 「鮎」 辻嘉一
- 「金沢春雪好」 丸谷才一(Maruya Saiichi)
- 「サフランの色と香りとパエリアと」 檀一雄
- 「越前ガニ」 開高健(Kaikō Takeshi)
- IV boeuf あるいは八寸
- 「作る阿呆に食べる阿呆」 石井好子
- 「厨師考試」 邱永漢
- 「砂糖」 石毛直道
- 「作っちゃァ、食い」 荻昌弘
- 「食通」 辻静雄
- V dessert あるいは強肴
- 「心太・ラムネ・氷水」 高橋義孝(Takahashi Yoshitaka)
- 「魯山人の招待宴」 小島政二郎
- 「饗宴」 吉田健一(Yoshida Ken-ichi)
- VI desert encore あるいは少数の、幸福な読者のために
- 「マドレーヌの思い出」 マルセル・プルースト(Marcel Proust)
- 「エデン再現」 ジョン・スタインベック(John Steinbeck)
- 「祝い事」 グスタフ・フローベール(Gustave Flaubert)
- 「遠出」 トーマス・マン(Thomas Mann)
- 「食いくらべ」 ガブリエル・ガルシア・マルケス(Gabriel García Márquesz)
- 「大罪」 La congnizione del dolore カルロ・エミリオ・ガッダ(Carlo Emilio Gadda)
- 「食物あれこれ」 Essen ヴァルター・ベンヤミン(Walter Benjamin)
- 「口腹文学一斑」 篠田一士(Shinoda Hajime)
『楽しみと冒険04 -この金色の不定形な液体』
- 企画:丸谷才一(Maruya Saiichi)/辻邦生(Tsuji Kunio)
- editor:田村隆一(Tamura Ryūichi) Publisher:新潮社(ShinchoSha)
- 1979/ 8/20
- Reference Data:新潮社(ShinchoSha)/アンソロジー(Anthology)
- Reference Data:田村隆一(Tamura Ryūichi)/アンソロジー(Anthology)
- 「酒神とともに」 田村隆一(Tamura Ryūichi)
- I 素面の章
- 「日本酒の定義」 吉田健一(Yoshida Ken-ichi)
- 「酒飲みとしての道具類」 キングズリイ・エイミス(Kingsley Amis)
- 「ホモ・ビネンス」 Homo Vinence コリン・ウィルソン(Colin Wilson)
- II 浅酌の章
- 「越の寒梅」 田村隆一(Tamura Ryūichi)
- 「ロマネスクとワイン」 辻邦生(Tsuji Kunio)
- 「おからでシャムパン」 内田百閒(Uchida Hyakken)
- 「酒の肴」 丸谷才一(Maruya Saiichi)
- 「ニューヨークへ行ったらマクソーリーの酒場へ」 植草甚一(Uekusa Jin-ichi)
- 「五勺の酒」 中野重治(Nakano Shigeharu)
- III 痛飲の章
- 「酒に徹する奇人たち」 和歌森太郎
- 「杜甫の酒」 武田泰淳
- 「ディラン・トマスの肖像」 ジョン・M・ブリニン(John Malcolm Brinnin)
- IV 酔醒しの章
- 「いずこへ行くかわれらの酒」 坂口謹一郎
- 「シャンパンの故郷」 安岡章太郎(Yasuoka Shōtarō)
- 「禁酒法」 新川健三郎
- 「ワルプルギスの夜」 トーマス・マン(Thomas Mann)
- V 迎え酒の章
- 「酒の想い出」 小川国夫
- 「わがトラ箱記」 河上徹太郎
- 「Bonjour, Hangover!」 田村隆一(Tamura Ryūichi)
『楽しみと冒険05 -ゲーム的人間』
- 企画:丸谷才一(Maruya Saiichi)/辻邦生(Tsuji Kunio)
- editor:山口瞳(Yamaguchi Hitomi) Publisher:新潮社(ShinchoSha)
- 1979/ 7
- Reference Data:新潮社(ShinchoSha)/アンソロジー(Anthology)
- Reference Data:山口瞳(Yamaguchi Hitomi)/アンソロジー(Anthology)
- 「序 本能にひそむ魔性のもの」 山口瞳(Yamaguchi Hitomi)
- I ギャンブル・破滅篇
- 「賭博」寺山修司
- 「賭博者はダンディであるべきだ」 柴田錬三郎(Shibata Renzaburō)
- 「賭の姿勢」 武田泰淳
- II 囲碁・確執篇
- 「烏鷺近況」 梅崎春生
- 「初心懸命」 結城昌治(Yūki Shōji)
- 「林海峯の扇子」 江崎誠致
- 「ボヤキの大岡」 尾崎一雄
- 「イカリの尾崎」 大岡昇平(Ōoka Shōhei)
- III 将棋・剛直篇
- 「将棋の鬼」 坂口安吾
- 「将棋」 井伏鱒二(Ibuse Masuji)
- 「井伏さんと将棋」 小沼丹
- 「血涙十番勝負第六番 八段 芹沢博文」 山口瞳(Yamaguchi Hitomi)
- 「決戦前後」 芹沢博文
- 「将棋用語珍辞典」 東公平
- IV 競輪競馬・幻影篇
- 「競馬学校一年生になるの記」 東海林さだお
- 「我が馬券哲学」 菊池寛(Kikuchi Kan)
- 「競馬」 北杜夫
- 「オークスを観て」 河野多恵子
- V 麻雀・妄執篇
- 「もしあのとき」 宇野千代
- 「「D派」と「S派」」 吉行淳之介
- 「こころのやさしい おにです」 江國滋
- 「居眠り雀鬼」 阿佐田哲也
- VI パチンコ花札・弧愁篇
- 「パチンコ・ホール」 開高健(Kaikō Takeshi)
- 「パチンコ必勝法」 畑正憲
- 「雨の男は定九郎…」 丸谷才一(Maruya Saiichi)
- 「コイコイの話」 近藤啓太
『楽しみと冒険06 -スポーツ、わが小王国』
- 企画:丸谷才一(Maruya Saiichi)/辻邦生(Tsuji Kunio)
- editor:埴谷雄高(Haniya Yutaka) Publisher:新潮社(ShinchoSha)
- 1979/ 9/20
- Reference Data:新潮社(ShinchoSha)/アンソロジー(Anthology)
- Reference Data:埴谷雄高(Haniya Yutaka)/アンソロジー(Anthology)
- 「テツガク的一塁手の回想」 埴谷雄高
- I 自然との戦い
- 「マッターホルンの北壁」 Etoiles et tempetes ガストン・レビュファ(Gaston Rebuffat)
- 「すばらしい雲」 深田久弥
- 「長良川の船」 井伏鱒二(Ibuse Masuji)
- 「銀山湖のイワナ」 開高健(Kaikō Takeshi)
- 「死のヨット・レース脱出記」 石原慎太郎
- II ヒーローの肖像
- 「奪うだけ奪いとるラグビー新日鉄釜石の面魂」 野坂昭如
- 「東伏見の憂鬱」 児玉隆也
- 「王に敗れた男」 上前淳一郎
- 「長距離ランナーの遺書」 沢木耕太郎
- 「時の崖」 安部公房(Abe Kōbō)
- III 観客席の眼
- 「七万三千人の《子供の時間》」 大江健三郎
- 「デ杯試合第三日」 小泉信三
- 「サッカーは血を流す」 丸谷才一(Maruya Saiichi)
- 「早慶戦」 獅子文六
- 「二つの明暗」 埴谷雄高
- 「わが巨人びいきの遍歴」 清水哲男
- 「くたばれジャイアンツ」 北杜夫
- 「甲子園観戦記」 後藤明生
- 「国技館変貌」 吉田秀和
- IV 我らスポーツマン
- 「実感的スポーツ論」 三島由紀夫(Mishima Yukio)
- 「カヤの平」 小林秀雄(Kobayashi Hideo)
- 「一つの情熱」 井上靖(Inoue Yasushi)
- 「球を追うゴルファー景色を見ず」 大岡昇平(Ōoka Shōhei)
- 「納会」 山口瞳(Yamaguchi Hitomi)
『楽しみと冒険07 -乗らない・乗る・乗れば』
- 企画:丸谷才一(Maruya Saiichi)/辻邦生(Tsuji Kunio)
- editor:北杜夫(Kita Morio) Publisher:新潮社(ShinchoSha)
- 1979/12/20
- Reference Data:新潮社(ShinchoSha)/アンソロジー(Anthology)
- Reference Data:北杜夫(Kita Morio)/アンソロジー(Anthology)
- 「乗物あれこれ」 北杜夫(Kita Morio)
- I 出発進行
- 「“ちんちん”の由来」 獅子文六
- 「ヨーロッパの汽車旅」 辻邦生(Tsuji Kunio)
- 「ぼくでも車が動かせた」 遠藤周作(Endō Shūsaku)
- 「F104」 三島由紀夫(Mishima Yukio)
- 「人力砕氷船」 畑正憲(Hata Masanori)
- II 道中絵巻
- 「特別阿房列車」 内田百閒(Uchida Hyakken)
- 「欧州畸人特急」 阿川弘之
- 「夜行列車」 山口瞳(Yamaguchi Hitomi)
- 「まどろみつつ従順に -遊覧バスコース」 三木卓(Miki Taku)
- 「西洋のタクシー」 芥川比呂志
- 「空の青」 團 伊玖磨
- 「飛行機のはなし」 武田泰淳
- 「アフリカ沖のながあい航海」 北杜夫(Kita Morio)
- III 途中下車
- 「鉄道事故」 トーマス・マン(Thomas Mann)
- 「駅弁と食堂車の研究」 加藤秀俊
- 「ドライブ・テクニック」 野坂昭如
- 「DC-8&L」 秋岡芳夫
- 「飛行精神」 稲垣足穂(Inagaki Taruho)
- 「太平洋への夢」 堀江謙一
- IV 乗り物万歳!
- 「鶴見線」 宮脇俊三
- 「ボロクソ・ワーゲン」 庄司薫(Shōji Kaoru)
- 「ガマンがガマンでなくなった旅行」 斎藤茂太
- 「航海」 吉田健一(Yoshida Ken-ichi)
『楽しみと冒険08 -生活という劇場』
- 企画:丸谷才一(Maruya Saiichi)/辻邦生(Tsuji Kunio)
- editor:山崎正和(Yamazaki Masakazu) Publisher:新潮社(ShinchoSha)
- 1979/10/20
- Reference Data:新潮社(ShinchoSha)/アンソロジー(Anthology)
- Reference Data:山崎正和(Yamazaki Masakazu)/アンソロジー(Anthology)
- 「要なき楽しみ」 山崎正和(Yamazaki Masakazu)
- I 毎日の演出(些事の冒険)
- 「私の美の世界」 森茉莉
- 「ぼくの机」 秋岡芳夫
- 「わが室内装飾」 三島由紀夫(Mishima Yukio)
- 「作庭記」 林達夫
- 「ぼくの台所」 庄司薫(Shōji Kaoru)
- 「火をつける」 開高健(Kaikō Takeshi)
- 「紫の背広」 福永武彦(Fukunaga Takehiko)
- 「現代化粧論」 山崎正和(Yamazaki Masakazu)
- II 毎日の演出(妄語の楽しみ)
- 「悪口について」 北杜夫
- 「嘘つき夫婦」 河盛好蔵(Kawamori Yoshizō)
- 「ウソかマコトか」 遠藤周作(Endō Shūsaku)
- 「歌仙の世界」 石川淳(Ishikawa Jun)/安東次男/丸谷才一(Maruya Saiichi)/大岡信
- III 休日の演出(無為の冒険)
- 「幻の食卓」 山本嘉次郎
- 「最上のもの」 丸谷才一(Maruya Saiichi)
- 「シュワンのカタログ」 五味康祐
- 「主人公の誤測」 尾崎幸男
- IV 休日の演出(徒労の楽しみ)
- 「いたずらの天才」 The Compleat Practical Joker H・アレン・スミス(H. Allen Smith)
- 「ぼくの「三社祭」酩酊記」 田村隆一(Tamura Ryūichi)
- 「円環上の旅人たち」 三木卓(Miki Taku)
- 「時刻表2万キロ 第1章」 宮脇俊三
『楽しみと冒険09 -ことば四十八手』
- 企画:丸谷才一(Maruya Saiichi)/辻邦生(Tsuji Kunio)
- editor:井上ひさし(Inoue Hisashi) Publisher:新潮社(ShinchoSha)
- 1980/ 1/20
- Reference Data:新潮社(ShinchoSha)/アンソロジー(Anthology)
- Reference Data:井上ひさし(Inoue Hisashi)/アンソロジー(Anthology)
- 「ことばを撃て」 井上ひさし(Inoue Hisashi)
- I ことばへの入口
- 「日本語は膠着語である」 三浦つとむ
- 「既知と未知」 大野晋
- 「茜さす天使突拔春の曙」 塚本邦雄(Tsukamoto Kunio)
- 「自己と他者 -対立と同化の心的構造」 鈴木孝夫
- II ことばと他人
- 「笑ひの練習」 柳田国男
- 「「玉石集」のこと」 飯沢 匡
- 「悪口雑言罵詈讒謗」 筒井康隆(Tsutsui Yasutaka)
- 「デマはなぜ流れるか」 The Psychology of Rumor L・ポストマン(L. Postman)&G・W・オルポート(G. W. Allport)
- 「最終陳述要旨 被告人」 野坂昭如
- III ことばともの
- 「運命」 森本哲郎
- 「小股の切れ上がった女」 淮陰生
- 「証明、疎明、弁明、釈明」 林修三
- 「達意といふこと」 丸谷才一(Maruya Saiichi)
- 「名前」 加藤郁乎
- 「名前」 山口瞳(Yamaguchi Hitomi)
- 「名前のことなど」 北杜夫
- 「あけぼの・くれなゐ」 田辺聖子
- 「〔おんな〕と遊ぶ」 井上ひさし(Inoue Hisashi)
- IV ことばのみのり
- 「アイルランドの貧民の子供たちがその両親あるいは郷国に重荷とならず、公衆にたいして有益なものとなるためのつつましい提案」 ジョナサン・スウィフト(Jonathan Swift)
- 「親敵討腹皷」 朋誠堂喜三二
- 「飛行ボートの怪」 カミ(Cami)
- 「未知の人」 吉行淳之介
- 「従兄レンの驚異の形容詞壺」 ジャック・フィニイ(Jack Finney)
- 「もしガンになったら…」 荒木経惟
- 「愛の鍵」 星新一(Hoshi Shin-ichi)
- 「主人に説諭される松の木」 百目鬼恭三郎
- V ことばの冒険
- 「ことばあそびうた」 谷川俊太郎(Tanikawa Shuntarō)
- 「山藤章二のブラックアングル」 山藤章二
- 「ランボオ遊び」 河盛好蔵(Kawamori Yoshizō)
- 「滑稽辞世三十六歌撰」
『楽しみと冒険10 -ポケットの本机の本』
- 企画:丸谷才一(Maruya Saiichi)/辻邦生(Tsuji Kunio)
- editor:丸谷才一(Maruya Saiichi) Publisher:新潮社(ShinchoSha)
- 1979/ 5/20
- Reference Data:新潮社(ShinchoSha)/アンソロジー(Anthology)
- Reference Data:丸谷才一(Maruya Saiichi)/アンソロジー(Anthology)
- 「縦横ななめ」 丸谷才一(Maruya Saiichi)
- I 本のある自伝
- 「一冊の本」 石川淳(Ishikawa Jun)
- 「日曜日の『アラビアン・ナイト』」 On First Looking into The Arabian Night ギルバート・ハイエット(Gilbert Highet)
- 「独居監房にて」 荒畑寒村
- 「鴎外全集」 福永武彦(Fukunaga Takehiko)
- 「一冊の芭蕉全集」 石田波郷
- 「珍本」 小沼丹
- 「こんな本を読んでいた昔から現在へ」 植草甚一(Uekusa Jin-ichi)
- II 本のトポロジー
- 「編集長という椅子」 林達夫
- 「演劇書店」 芥川比呂志
- 「セーヌ河畔の古本盗人」 渡辺一夫(Watanabe Kazuo)
- 「貸本屋」 柴田宵曲
- 「図書館のことでなぜ大騒ぎ?」 Why All this about Libraries? アントニー・バージェス(Anthony Burgess)
- 「古本の始末」 中野重治(Nakano Shigeharu)
- 「書斎の話」 鈴木信太郎(Suzuki Shintarō)
- III 本を集める
- 「谷崎全集と単行本」 ドナルド・キーン(Donald Keene)
- 「蒐書学序説」 谷沢永一
- 「豆本蒐集談」 市島春城
- 「初版本フィーバー」 First Edition Fever シリル・コノリー(Ciril Connolly)
- 「徂徠の購書 -徂徠余録」 吉川幸次郎
- IV 書評の楽しみ
- 「新秋のやうな文字」 佐藤春夫(Satō Haruo)
- 「日本語を分析する」 林達夫
- 「五沙弥先生の飼猫」 伊藤整(Itō Sei)
- 「閑談と告発」 中村真一郎(Nakamura Shin-ichirō)
- 「ポンペイ幻想」 辻邦生(Tsuji Kunio)
- 「話し上手・聞き上手」 丸谷才一(Maruya Saiichi)
- 「腸卜の小説家」 ハンス・M・エンツェンスベルガー(Hans Magnus Enzenberger)
- 「現行犯のギュスターヴ伯父」 クロード・ロワ(Claude Roy)
- 「一七五〇年のマージー・サウンド」 Mersey Sound 1750 ブリジッド・ブロウフィー(Brigid Brophy)
- V 本をすすめる
- 「公告文四種」 斎藤緑雨
- 「「鏡花全集」目録開口」 芥川龍之介(Akutagawa Ryūnosuke)
- 「小さい本」 森鴎外(Mori Ōgai)
- 「番号つきの和歌」 折口信夫(Orikuchi Shinobu)
- 「『日本詩文抄』序」 ポール・ヴァレリー(Paul Valéry)
- 「『緑波食談』に寄す」 谷崎潤一郎(Tanizaki Jun-ichirō)
- YI 読者であること
- 「文庫ばなし」 大岡 信
- 「私の読書生活」 森銑三
- 「ロシアにおけるナボコフの読者たち」 Navokov's Russian readers エレンダ・プロファー(Ellendea Proffer)
- 「新著を閑却するはホントウの読書家に非ず」 内田魯庵(Uchida Roan)
- 「読者」 ホルヘ・ルイス・ボルヘス(Jorge Luis Borges)
新潮社(ShinchoSha)/おとなの時間 11巻 1985-1987年
『遊びなのか学問か』
- 企画:丸谷才一(Maruya Saiichi)/辻邦生(Tsuji Kunio)
- editor:丸谷才一(Maruya Saiichi) Publisher:新潮社(ShinchoSha)/おとなの時間01
- 1985/ 8/20
- ISBN4-10-601721-0
- Reference Data:新潮社(ShinchoSha)/アンソロジー(Anthology)
- Reference Data:丸谷才一(Maruya Saiichi)/アンソロジー(Anthology)
- 「文学のガクの字」 丸谷才一(Maruya Saiichi)
- I ちょっと雑学的
- 「日米「お化け」合戦」 久保田二郎
- 「白楽天の朝酒の詩」 青木正児
- 「鬼」 百目鬼恭三郎
- 「象形文字」 安野光雅(Anno Mitsumasa)
- 「不思議」 庄司薫(Shōji Kaoru)
- 「長崎」 丸谷才一(Maruya Saiichi)/山崎正和
- II エロチックな関心
- 「英雄たち」 吉行淳之介
- 「クルチザーヌ」 河盛好蔵(Kawamori Yoshizō)
- 「盗みのエロティシズム」 澁澤龍彦(Shibusawa Tatsuhiko)
- 「一夫多妻は男の天国か?」 小松左京(Komatsu Sakyō)/石毛直道/米山俊直
- III 博物誌
- 「蝶への想い」 司馬遼太郎
- 「オクラとむくげ」 杉森久英
- 「桃」 前野直彬
- 「鳥の言葉」 鈴木孝夫
- IV 本を読む
- 「若きヒトラーの夢想」 開高健(Kaikō Takeshi)
- 「したたりやまぬ日の光」 根本順吉
- 「メアリ・キッド」 杉本秀太郎
- 「地図と宿命」 辻邦生(Tsuji Kunio)
- V 学問のエッセンス
- 「駒のいななき」 橋本進吉
- 「最遠平面」 ヤーコプ・フォン・ユクスキュル(Jakob von Uexkull)&ゲオルグ・クリサート(Georg Kriszat)
- 「日本人と音楽」 角田忠信
- VI 学者の旅
- 「紅茶を受皿で」 小野二郎
- 「民族の分水界」 アーノルド・J・トインビー(Arnold J. Toynbee)
- 「ガスト・アルバイターとしての社会主義」 良知力
- 「ナヴァホの砂絵」 金関寿夫
『モンローもいる暗い部屋』
- 企画:丸谷才一(Maruya Saiichi)/辻邦生(Tsuji Kunio)
- editor:和田誠(Wada Makoto) Publisher:新潮社(ShinchoSha)/おとなの時間02
- 1985/ 8/20
- ISBN4-10-601722-9
- Reference Data:新潮社(ShinchoSha)/アンソロジー(Anthology)
- Reference Data:和田誠(Wada Makoto)/アンソロジー(Anthology)
- 「楽しみと実験」 和田誠(Wada Makoto)
- I ニッケル・オデオン
- 「映画館について」 村上春樹
- 「アメリカ映画ノオト」 三島由紀夫(Mishima Yukio)
- 「四つの映画」 福永武彦(Fukunaga Takehiko)
- 「「荒野の決闘」」 小林信彦(Kobayashi Nobuhiko)
- 「「ラスト・タンゴ・イン・パリ」」 井上ひさし(Inoue Hisashi)
- 「映画・SF・幻想」 巌谷國士
- II 大いなる幻影
- 「映画と政治家」 扇谷正造
- 「映画館のたのしみ」 金井美恵子
- 「ペイパー・ムーヴィゴアーの弁」 都筑道夫(Tsuduki Michio)
- 「州境いの河」 埴谷雄高
- 「魚の神話学」 武満徹
- III 暗闇でドッキリ
- 「キング・コング」 久保田二郎
- 「ターザン夫妻の私生活」 新井克朗
- 「アメリカ映画で笑う」 和田誠(Wada Makoto)
- 「和洋チャンバラ考」 池波正太郎
- 「007の秘密」 武田泰淳
- 「悪党の今日的な在りかた」 花田清輝
- IV お熱いのがお好き
- 「私のマリリン・モンロー」 谷川俊太郎(Tanikawa Shuntarō)
- 「マリリン・モンローの世界」 大江健三郎
- 「コリンヌ・リュシエール」 野坂昭如
- 「神童のおもちや」 丸谷才一(Maruya Saiichi)
- 「こわいでしたねサヨナラ篇」 吉行淳之介/淀川長治
- V 青い映画
- 「ブルーフィルム」 グレアム・グリーン(Graham Greene)
『外国語ABZ』
- 企画:丸谷才一(Maruya Saiichi)/辻邦生(Tsuji Kunio)
- editor:辻邦生(Tsuji Kunio) Publisher:新潮社(ShinchoSha)/おとなの時間03
- 1985/10/20
- ISBN4-10-601723-7
- Reference Data:新潮社(ShinchoSha)/アンソロジー(Anthology)
- Reference Data:辻邦生(Tsuji Kunio)/アンソロジー(Anthology)
- 「遠い外国語 近い外国語」 辻邦生(Tsuji Kunio)
- I 上達法AからZまで
- 「英語勉強法」 丸谷才一(Maruya Saiichi)
- 「エジンバラ行き急行」 倉谷直臣
- 「怠けものの語学勉強法」 河野與一
- 「音読・作文・暗誦」 ハインリッヒ・シュリーマン(Heinrich Schliemann)
- 「英語上達法」 吉田健一(Yoshida Ken-ichi)
- 「外国語が好きなわけ」 Larning a Language ギルバート・ハイエット(Gilbert Highet)
- 「「カムカム英語」と「英会話」」 富岡多恵子
- 「日本の外国語教育について」 鈴木孝夫
- II 翻訳恐るべし
- 「翻訳家を志して」 中村保男(Nakamura Yasuo)
- 「さいしょの訳」 田中小実昌(Tanaka Komimasa)
- 「ヴィセラルという形容詞」 森有正
- 「伊勢物語とアメリカの学生」 山崎正和
- 「十人十訳」 福永武彦(Fukunaga Takehiko)
- 「『トニオ・クレーガー』あれこれ」 北杜夫
- 「翻訳または『ガルガンチュワとパンタグリュエルの物語』の事」 加藤周一(Katō Shūichi)
- 「難解をありがたがることはない」 別宮貞徳
- III とかく珍談はつきもの
- 「アメリカ人との出会い」 池田満寿夫
- 「危ない話」 松原秀一
- 「オカーメ?」 大町陽一郎
- 「バッテンボー」 和田誠(Wada Makoto)
- 「語学について」 塩野七生
- 「辞書二題」 大岡信
- IV 日本語だって外国語
- 「アダムの日本語」 小沼丹
- 「「アイアムソーリー」と「すみません」」 岩城宏之
- 「日本の発見」 ドナルド・キーン(Donald Keene)
『近くてそして遠い仲』
- 企画:丸谷才一(Maruya Saiichi)/辻邦生(Tsuji Kunio)
- editor:吉行淳之介(Yoshiyuki Junnosuke) Publisher:新潮社(ShinchoSha)/おとなの時間04
- illustrator:和田誠(Wada Makoto) 1985/10/20
- ISBN4-10-601724-5
- Reference Data:新潮社(ShinchoSha)/アンソロジー(Anthology)
- Reference Data:吉行淳之介(Yoshiyuki Junnosuke)/アンソロジー(Anthology)
- 「序 男と女はとっても不思議だ」(対談) タモリ・吉行淳之介
- Part I
- 「四畳半色の書留」 野坂昭如
- 「老妓物語」 岡鬼太郎
- Part II
- 「第十夜」 夏目漱石(Natsume Sōseki)
- 「猥褻独問答」 永井荷風
- 「妻」 斎藤茂吉
- 「女嫌ひ」 萩原朔太郎(Hagiwara Sakutarō)
- 「嫉妬」 室生犀星
- 「ヴェニュス生誕」(Poem) 堀口大學(Horiguchi Daigaku)
- 「或恋愛小説」 芥川龍之介(Akutagawa Ryūnosuke)
- 「月」 川端康成(Kawabata Yasunari)
- 「女と猫」 奥野信太郎
- 「男を救いうるもの」 中山義秀
- 「私の新婚旅行」 木下捷平
- 「妻は世間の代表者」 伊藤整(Itō Sei)
- 「阿部定さんの印象」 坂口安吾
- 「洋之助の気焔」 太宰治(Dazai Osamu)
- 「手鞠」 吉行淳之介
- 「健康法」 丸谷才一(Maruya Saiichi)
- 「月の光」 星新一(Hoshi Shin-ichi)
- 「ストリップ観劇行」 東海林さだお
- 「不倫の人妻は餃子のラー油と白桔梗の花が嫌いです、と言った」 椎名誠(Shiina Makoto)
- 「女の地獄」 村松友視
- Part III
- 「しものけ考」 木村重信
- Part IV
- 「モテモテおじさん(14コマ漫画)全9篇」(comic) 加藤芳郎
『ゴシップは不滅です』
- editor:野坂昭如(Nosaka Akiyuki) Publisher:新潮社(ShinchoSha)/おとなの時間5
- 1985/12/20
- ISBN4-10-601725-3
- Reference Data:新潮社(ShinchoSha)/アンソロジー(Anthology)
- Reference Data:野坂昭如(Nosaka Akiyuki)/アンソロジー(Anthology)
- 「ゴシップは不滅です」 野坂昭如
- I ゴシップはこうして作られる
- 「タイツ」 芥川比呂志
- 「ゴシップに強くなる法」 丸谷才一(Maruya Saiichi)
- 「おかしな話」 山口瞳(Yamaguchi Hitomi)
- 「芸人その奇行」 永六輔
- 「ブダペスト風説便覧」 モルナール・フェレンツ(Molnár Ferenc)
- II 各界逸話集成
- 「アナウンサーたち」 戸板康二(Toita Yasuji)
- 「プロ野球ゼニ盗り物語」 三枝貢
- 「奇行」 中平邦彦
- 「幻の歌手たち」 矢口純
- 「ゴシップとしての社交界」 常盤新平(Tokiwa Shimpei)
- 「当世人物論抄」 石川半山
- III 特選噂話
- 「のむ人のめぬ人」 池波正太郎
- 「大蔵大臣の入れ歯」 谷村裕
- 「文壇三美男」 田辺聖子
- 「彼の釣魚大全」 丸谷才一(Maruya Saiichi)
- IV ゴシップのある交遊録
- 「天下公認の電話魔」 遠藤周作(Endō Shūsaku)
- 「なく七癖」 江國滋
- 「西村晃」 小沢昭一
- 「仲間たち」 吉行淳之介
- 「菊池さんの思い出」 小林秀雄(Kobayashi Hideo)
- 「銀座トラフ」 野坂昭如
- V ちょっと学問的な世間話
- 「賞鄙以招雅」 篠田一士(Shinoda Hajime)
- 「谷沢永一」 開高健(Kaikō Takeshi)
- 「ヒトラーの税金」 児島襄
- 「日・米お名前考」 久保田二郎
- 「献辞の話」 河盛好蔵(Kawamori Yoshizō)
『酒と肴と旅の空』
- editor:池波正太郎(Ikenami Shōtarō) Publisher:新潮社(ShinchoSha)/おとなの時間6
- 1985/12/20
- ISBN4-10-601726-1
- Reference Data:新潮社(ShinchoSha)/アンソロジー(Anthology)
- Reference Data:池波正太郎(Ikenami Shōtarō)/アンソロジー(Anthology)
- 「序 食物と文化」 池波正太郎
- I 真実は酒の中にある
- 「焼酎育ち」 田中小実昌(Tanaka Komimasa)
- 「ロンドンのパブ」 吉田健一(Yoshida Ken-ichi)
- 「葡萄畑の聖霊」 安岡章太郎
- II 美味は幸福のシンボル・日本編
- 「大根」 太田愛人
- 「横浜あちらこちら」 池波正太郎
- 「どぜう」 獅子文六
- 「東京の食べもの」 高橋義孝(Takahashi Yoshitaka)
- 「はも・あいなめ・鮑」 金子信雄
- 「里の味」 立原正秋
- 「お雑煮」 大村しげ
- 「赤穂の穴子、備前の蟹」 山口瞳(Yamaguchi Hitomi)
- 「幕末の味・卓袱料理」 丸谷才一(Maruya Saiichi)
- 「コロンブスのれんこん」 江國滋
- 「南国の魔味と踊り」 宇能鴻一郎
- III 美味は幸福のシンボル・外国編
- 「エスカルゴ・ア・ラ・「蛸焼き」」 山崎正和
- 「豆腐談義」 邱永漢
- 「スンバラ味噌」 川田順造
- 「カンガルーこそ無類の珍味」 壇一雄
- IV 腸が世界を支配する
- 「お弁当のいろいろ」 小島政二郎
- 「献立表」 團伊玖磨
- 「慶祝慶賀大飯店」 吉行淳之介
- 「梅干」 水上勉
- 「昔カレー」 向田邦子
- 「天国へのフルコース」 北杜夫
- 「わが美味礼讃」(対談) 開高健(Kaikō Takeshi)・阿川弘之
『話し上手 聞き上手 -著名な作家たちの名対談集』
- 企画:丸谷才一(Maruya Saiichi)/辻邦生(Tsuji Kunio)
- editor:遠藤周作(Endō Shūsaku) Publisher:新潮社(ShinchoSha)/おとなの時間7
- illustrator:和田誠(Wada Makoto) 1986/ 6/30
- ISBN4-10-601727-X
- Reference Data:新潮社(ShinchoSha)/アンソロジー(Anthology)
- Reference Data:遠藤周作(Endō Shūsaku)/アンソロジー(Anthology)
- 「序 話し上手 聞き上手」 遠藤周作(Endō Shūsaku)
- I むかしの話
- 「来し方を思う涙の耳に入り」 藤本真澄/山口瞳(Yamaguchi Hitomi)
- 「芥川龍之介を語る」 大岡昇平(Ōoka Shōhei)/芥川比呂志(Akutagawa Hiroshi)
- 「銃後と戦後の女の旅路」 佐藤愛子(Satō Aiko)/田辺聖子
- 「泣かされました新婚時代」 佐藤寛子(Satō Hiroko)/遠藤周作(Endō Shūsaku)
- II 放言冗談機知縦横
- 「飲み屋の燗番」 井上ひさし/田辺茂一
- 「教祖ご託宣篇」 五味康祐/吉行淳之介
- 「深夜の初会」 古今亭志ん生/内田百閒(Uchida Hyakken)
- 「宰相大いに語る」 吉田茂/徳川夢声
- III 大人のやりとり
- 「倚松庵日常」 谷崎松子/丸谷才一(Maruya Saiichi)
- 「釣談義浮世問答」 井伏鱒二(Ibuse Masuji)/開高健(Kaikō Takeshi)
- 「日本人と京都」 司馬遼太郎/山崎正和
- 問答一番
- 「剣か花か」 三島由紀夫(Mishima Yukio)/野坂昭如
- 「諸行無常」 鈴木大拙/武田泰淳
- 「速記者だけが知っている」 久保田勝子/三村侑弘/竹島茂
『家族としての犬と猫』
- 企画:丸谷才一(Maruya Saiichi)/辻邦生(Tsuji Kunio)
- editor:庄司薫(Shōji Kaoru) Publisher:新潮社(ShinchoSha)/おとなの時間8
- 1987/ 3/20
- ISBN4-10-601728-8
- Reference Data:新潮社(ShinchoSha)/アンソロジー(Anthology)
- Reference Data:庄司薫(Shōji Kaoru)/アンソロジー(Anthology)
- 「家族としての犬と猫について」 庄司薫(Shōji Kaoru)
- 「一匹の犬が二匹になる話」 マルセル・ベルジェ(Marcel Berger)
- 「母親」 ガブリエル・ルイヤール(Gabriel Reuillard)
- 「美しき犬」 室生犀星
- 「愛猫」 室生犀星
- 「ポチ -平凡より」 二葉亭四迷(Futabatei Shimei)
- 「畜犬談」 太宰治(Dazai Osamu)
- 「雑種の犬」 遠藤周作(Endō Shūsaku)
- 「ピエロ」 ギイ・ド・モーパッサン(Guy de Maupassant)
- 「お富の貞操」 芥川龍之介(Akutagawa Ryūnosuke)
- 「白い犬」 永井龍男
- 「犬」 安部公房(Abe Kōbō)
- 「猫ふんじゃった」 吉行淳之介
- 「犬」 ジュール・ルナール(Jules Renard)
- 「猫」 ジュール・ルナール(Jules Renard)
- 「交尾」 安岡章太郎(Yasuoka Shōtarō)
- 「お犬さまの天国」 開高健(Kaikō Takeshi)
- 「猫の教訓」 オルダス・ハクスレー(Aldous Huxley)
- 「不老長寿」 庄司薫(Shōji Kaoru)
- 「猫の墓」 夏目漱石(Natsume Sōseki)
- 「犬死でない死」 五木寛之
- 「猫に呼びかける」(Poem) T・S・エリオット(T. S. Eliot)
『機関車・食堂車・寝台車』
- 企画:丸谷才一(Maruya Saiichi)/辻邦生(Tsuji Kunio)
- editor:阿川弘之(Agawa Hiroyuki) Publisher:新潮社(ShinchoSha)/おとなの時間9
- illustrator:和田誠(Wada Makoto) 1987/ 3
- ISBN4-10-601729-6
- Reference Data:新潮社(ShinchoSha)/アンソロジー(Anthology)
- Reference Data:阿川弘之(Agawa Hiroyuki)/アンソロジー(Anthology)
- 「序 新幹線考」 阿川弘之
- Part I
- 「網走まで」 志賀直哉(Shiga Naoya)
- 「夜汽車・帰郷」 萩原朔太郎(Hagiwara Sakutarō)
- 「汽車の罐焚き」 中野重治(Nakano Shigeharu)
- Part II
- 「長崎の鴉 長崎阿房列車」 内田百閒(Uchida Hyakken)
- 「電車唱歌」 獅子文六
- 「新・鉄道唱歌」 谷川俊太郎(Tanikawa Shuntarō)
- 「横須賀線」 團伊玖磨
- Part III
- 「「トイレット部長」より」 藤島茂
- 「駅弁はむすびから」 中村武志
- 「汽車は左へ走る」 倉本聰
- 「紀伊半島一周ぜいたく寝台車」 宮脇俊三
- 「鉄道模型」 松山猛
- 「欧州畸人特急」 阿川弘之
『欲シガリマセン 欲しがります』
- 企画:丸谷才一(Maruya Saiichi)/辻邦生(Tsuji Kunio)
- editor:井上ひさし(Inoue Hisashi) Publisher:新潮社(ShinchoSha)/おとなの時間10
- illustrator:和田誠(Wada Makoto) 1986/ 6
- ISBN4-10-601730-X
- Reference Data:新潮社(ShinchoSha)/アンソロジー(Anthology)
- Reference Data:井上ひさし(Inoue Hisashi)/アンソロジー(Anthology)
- 「序 戦後史をどこからはじめるのか」 井上ひさし
- I 父よ、あなたは弱かった
- 「十二月八日と八月十五日」 NHK
- 「大国民の態度」 毎日新聞
- 「原子爆弾はどう報道されたか」 毎日新聞
- 「軍部、官僚による統制の実体」 朝日新聞
- 「松代の地下大本営」 信濃毎日新聞
- 「銀座空襲」 筑摩書房
- II どこまでつづくぬかるみぞ
- 「全くヘトヘト」 国鉄
- 「電信電話の決戦体制」 電電公社(NTT)
- 「製鉄報国の意気」 新日鉄広畑
- 「戦争保険」 東京海上火災保険
- 「白湯と乾パン」 三菱銀行
- 「原爆の打撃」 東洋工業(マツダ)
- 「劇場燃ゆ」 松竹
- 「敗戦前後」 岩波書店
- III お国のためとはいいながら
- 「美術品の疎開」 東京国立博物館
- 「塩原疎開学園」 女子学習院
- 「旅行はやめましょう」 鉄道弘済会
- 「戦時中のプロ野球」 後楽園スタヂアム
- 「電髪(パーマ)も白襷かけて」 資生堂
- 「防空用品の大売出し」 高島屋
『風と樹木と鳥の声』
- 企画:丸谷才一(Maruya Saiichi)/辻邦生(Tsuji Kunio)
- editor:辻邦生(Tsuji Kunio) Publisher:新潮社(ShinchoSha)/おとなの時間11
- 1986/ 4/20
- ISBN4-10-601731-8
- Reference Data:新潮社(ShinchoSha)/アンソロジー(Anthology)
- Reference Data:辻邦生(Tsuji Kunio)/アンソロジー(Anthology)
- 「<自然>と<人生>と」 辻邦生(Tsuji Kunio)
- I 四季のうた
- 「小鮒つりの川」 安野光雅(Anno Mitsumasa)
- 「嵯峨野讃歌」瀬戸内晴美(Setouchi Harumi)
- 「四季の尾瀬」 平野長靖
- 「武蔵野」 国木田独歩(Kunikida Doppo)
- 「雪国の春」 柳田国男
- 「裏日本のどこかに」 吉田健一(Yoshida Ken-ichi)
- 「サハラの蜃気楼」 ガストン・レビュファ(Gaston Rebuffat)
- II 花と虫の博物誌
- 「蜂の子」 太田愛人
- 「ヒマワリの神秘」 小松恒夫
- 「バオバブ」 川田順造
- III 空と雲のシンフォニー
- 「風景開眼」 東山魁夷
- 「冬の組曲」 串田孫一
- 「風立ちぬ」 堀辰雄(Hori Tatsuo)
- 「山頂の孤独」 北杜夫(Kita Morio)
- 「季節の宴から」 辻邦生(Tsuji Kunio)
- IV 空想の時間
- 「夢みたものは…」 立原道造
- 「のちのおもひに」 立原道造
- 「第一夜」 夏目漱石(Natsume Sōseki)
- 「空想者の手紙」 若山牧水
- 「たこぶね」 アン・モロウ・リンドバーグ(Anne Morrow Lindbergh)
- 「天のめぐみ」 ジョージ・ギッシング(George Gissing)
- V 自然・この永遠なるもの
- 「人工造林について」 宇江敏勝
- 「野の花の乏しさ」 ハーバート・リード(Herbert Read)
- 「負担は耐えねばならぬ」 レイチェル・カーソン(Rachel Louise Carson)
Update:2023