デーモン・ナイト

Damon Knight

1922/ 9/19-2002/ 4/15 U.S.A.
翻訳作品集成(Japanese Translation List) ameqlist

(Damon Francis Knight)
短編の名手といわれながら、読める作品の少なかったナイトの短編集をだしてくれた時、わたしは感激しました。絶対、短編集にまとまらない作家だとおもっていたので。
マニア好みの作家というのは必ずいるもので、ナイトもその一人だと思います。作風は暗め、だけどそれを埋めるだけのアイデアと諷刺にあふれています。これがナイトをナイトならしめているといえるでしょう。
しかし、本当に暗いのだよな。暗いというか、冷たいというか。『ディオ』も出色の短編集ですが、(なかでも表題作はいい。)代表作といわれるほとんどは埋もれてしまっている。なんとかならないのかなあ。

ナイト自身は編集者として有名です。かの『ORBIT』シリーズが有名。明細収録。

作品に垣間みえる冷たさが、より良き作品への追求にうまくいかされたのではないでしょうか。
「王者の祈り」は探しまくりました。どういうわけか、なかなか見つからなかったのです。今となっては、どうということもないミュータント・テーマの一遍ですが、読めた当時は感動したのですが。
「輪舞」は良かった。探せば手にはいりやすいと思いますので、是非御一読を。なお、ここにあげたのが総てではありません。有名なのはあげてます。採録の数が多いほど、有名というわけで。
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Collection

『ディオ』 Dio (1982)

Short Fiction

「虎に乗る」 Tiger Ride (Astounding 1948/10)

「人類供応法」 How to Serve Man (Galaxy 1950/11)

「男と女」 Not With a Bang (F&SF 1950/Winter)

「楽園の切符」 Ticket to Anywhere (Galaxy 1952/ 4)

「バベル2」 Babel II (Beyond Fantasy Fiction 1953/ 7)

「黄金律」 Rule Golden (Science Fiction Adventures 1954/ 5)

「早熟」 Special Delivery (Galaxy 1954/ 8)

「王者の祈り」 The Country of the Kind (F&SF 1956/ 2)

「むかしをいまに」 Backward, O Time(This Way to the Regress) (Galaxy 1956/ 8)

「異星人ステーション」 Stranger Station (F&SF 1956/12)

「敵」 The Enemy (Venture 1958/ 1)

「吸血鬼」 Eripmav (F&SF 1958/ 6)

「奇妙な届けもの」 Thing of Beauty (Galaxy 1958/ 9)

「人形使い」 The Handler (Rogue 1960/ 8)

「おみやげはこちら」 The Big Pat Boom (Galaxy 1963/12)

「寸法通りの女」 Maid to Measure (F&SF 1964/10)

「最後の審判」 Shall the Dust Praise Thee? (editor:(Harlan Ellison) Dangerous Visions 1967)

「アイ・シー・ユー」 I see You (F&SF 1976/11)

「輪舞」 La Ronde (F&SF 1983/10)

「永遠」 Forever (Omni 1981/11)

「最後のことば」 The Last Word (Satellite 1957/ 2)

「死刑宣告」 Auto-Da-Fé (Galaxy 1961/ 2)

「神の鼻」 God's Nose

「仮面(マスク)」 Masks (Playboy 1968/ 7)

「心にひそむもの」 The Analogues (Astounding 1952/ 1)

Nonfiction/Etc.

「驚異の追求」 In Search of Wonder

「サイエンス・フィクションとは何か?」 What is Science Fiction (1977)

「スペキュラティヴ・フィクションのいま」

「煙草の箱や木の葉のうえにもSFはある!」

Orbit

『ザ・ベスト・フロム・オービット (上)』 The Best from Orbit (1975)


オービットシリーズの原本です。
当時としては画期的なオリジナルアンソロジーの旗手となれたその背景には収録作品のすばらしさがあります。
わずかに翻訳された作品からだけでも、その匂いをかぎとれたらと思います。
難解な作品、または実験的な作品が多いとされているけど、訳された作品は、比較的ストレートに伝わってくるものがあり、一読の価値のある作品ばかりです。
探し出して、チャレンジする価値は充分にあります。


Orbit 1 (1966)

Orbit 2 (1967)

Orbit 3 (1968)

Orbit 4 (1968)

Orbit 5 (1969)

Orbit 6 (1970)

Orbit 7

Orbit 8 (1970)

Orbit 9 (1971)

Orbit 10 (1972)

Orbit 11 (1973)

Orbit 12 (1973)

Orbit 13 (1974)

Orbit 14 (1974)

Orbit 15 (1974)

Orbit 16 (1975)

Orbit 17 (1975)

Orbit 18 (1976)

Orbit 19 (1977)

Orbit 20 (1978)

Orbit 21 (1980)

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