幻想文学
幻想文学会出版局発行
幻想文学(Genso Bungaku)1982/ 4/10 創刊号 特集-幻想文学研究の現在
- 巻頭エッセイ
- 「幻想の回廊もしくは狂気の微光もしくは…」 中井英夫(Nakai Hideo)
- 《特集◎幻想文学研究の現在》
- インタビュー
- 「荒俣宏(Aramata Hiroshi)インタビュー」
- 評論
- 「『幻想文学』批判」 荻野誠人
- 「ジャン・レイと暗黒小説の伝統」 モーリス・レヴィ(Maurice Levy)
- ブックガイド
- 「幻想文学研究基本図書50選」 editor:幻想文学会
- 「[一書一会] オブジェに彩られた幻想譚~『唐草物語』」 澁澤龍彦(Shibusawa Tatsuhiko)
- 「幻想ブックレビュー」
- 「ハガード、ハガード! 第1回」 渋谷章
- 「玄甫拾遺帖第1回 ゴールデン・ドーン文献」 大瀧啓裕(Ōtaki Keisuke)
- 本邦初訳&新作短篇
- 「闇の桂冠」 Finis Coronat Opus フランシス・トムスン(Francis Thompson)
- 「[解説]罌粟の花 -フランシス・トムスンの生涯」 南條竹則(Nanjō Takenori)
- 「夜想曲・後篇」 倉阪鬼一郎(Kurasaka Kiichirō)
幻想文学(Genso Bungaku)1982/11/25 No.2 特集-ケルト幻想 フィオナ・マクラウドと松村みね子
- インタビュー
- 「愛蘭文学回想」 矢野峰人
- 「ケルト逍遥」 井村君江(Imura Kimie)
- 評論
- 「フィオナ・マクラウド」 荒俣宏(Aramata Hiroshi)
- 「W・B・イェイツの『ヴィジョン』と神話の体系」 鈴木弘
- 「小説の迷宮・迷宮の小説 -フラン・オブライエンのメタ・ノヴェル」 赤井敏夫
- 「ダンセイニを語る」 H・P・ラヴクラフト(H. P. Lovecraft)
- 「大正の夢、夢の華 -松村みね子とその時代」 東雅夫(Higashi Masao)
- 作品復刻
- フィオナ・マクラウド珠玉選
- 「髪あかきダフウト」 フィオナ・マクラウド(Fiona Macleod)
- 「漁師」 フィオナ・マクラウド(Fiona Macleod)
- 「精」 フィオナ・マクラウド(Fiona Macleod)
- 「ケルト詩抄 -『しるえっと』より」 フィオナ・マクラウド(Fiona Macleod)
- 作品新訳
- 「いまはなき王国の王女」 A・E・コッパード(A. E. Coppard)
- 資料
- ケルト入門ブックガイド
- 「松村みね子著作年譜」 editor:井村君江(Imura Kimie)
- 連載
- 「[一書一会] 危機と再生の予感を孕む幻視録 -『抱擁』 日野啓三」
- 「幻想ブックレビュー」
- 「ハガード、ハガード! 第2回」 渋谷章
- 「玄甫拾遺帖第2回 朱明日録」 大瀧啓裕(Ōtaki Keisuke)
幻想文学(Genso Bungaku)1983/ 4/ 1 No.3 特集-幻想純文学
- 特集:幻想純文学 幻想文学最前線1
- インタビュー
- 「月蝕領より」 中井英夫(Nakai Hideo)
- 「世界は言葉でできている」 山尾悠子(Yamao Yūko)
- 「夢みることの倫理」 川村二郎
- 「幻想文学における原風景」 奥野健男
- 評論
- 「レンズの下の〈不思議の国〉」 堀切直人
- 「言葉あるいは不純なまぼろし」 渡辺直己
- 新作短篇
- 「黒いエメラルド」 椿實Ill:丸尾末広
- ブックガイド
- 幻想純文学50選(幻想文学会編)&アンソロジー幻語録
- 連載
- 「[一書一会] ぼくらのモダン・ファンタジー 『羊をめぐる冒険』村上春樹」
- 「幻想ブックレビュー」
- 「ハガード、ハガード! 第3回」 渋谷章
- 「玄甫拾遺帖 第3回 飛 暢然の恐龍」 大瀧啓裕(Ōtaki Keisuke)
- 「シネマ幻想館 第1回 モンスター覚え書き」 菊地秀行(Kikuchi Hideyuki)
- 作品新訳
- 「ダムの町の道化」 ジェラール・プレヴォー
- translator:岩風孝
- 講演会記録
- 「「新しい聖性」を求めて」 武邑光裕
幻想文学(Genso Bungaku)1983/ 7/15 No.4 特集-A・マッケン&英米恐怖文学事始
- 特集:アーサー・マッケン
- 「地より出でたる」 アーサー・マッケン(Arthur Machen)
- 「帰ってきた兄の話」 アーサー・マッケン(Arthur Machen)
- 「ロンドン冒険記」 アーサー・マッケン(Arthur Machen)
- 評論
- 「夜、歩く人」 富山太佳夫
- 「シオンの顕現」 法水金太郎
- 「聖杯伝説の原典を求めて」 天沢退二郎
- エッセイ
- 「牧神の誘ない」 平井呈一(Hirai Teiichi)
- 「アーサー・マッケン回想」 ロバート・ヒリヤー
- translator:並木二郎
- 「都市と魔界の二断章」 大崎崇彦
- ブックガイド
- 「マッケンを読む」
- 特集:英米恐怖文学事始
- インタビュー
- 「恐怖文学出版夜話」 紀田順一郎(Kida Jun-ichirō)
- 「『幻想と怪奇』の頃」 都筑道夫(Tsuduki Michio)
- 「回想の平井呈一」 由良君美
- 資料
- 平井呈一主要著作年譜
- 平井呈一名訳抄
- 平井呈一小伝
- 復刻版「ホラー」ダイジェスト
- 「[一書一会]完全不在のスペクタクル・エッセイ 『贋物漫遊記』」 種村季弘(Tanemura Suehiro)
- 連載
- 「幻想ブックレビュー」
- 「ハガード、ハガード! 第4回」 渋谷章
- 「玄甫拾遺帖第4 請来本目録」 大瀧啓裕(Ōtaki Keisuke)
- 「シネマ幻想館 第2回 BIG IS GOOD」 菊地秀行(Kikuchi Hideyuki)
- 講演会記録
- 「須佐之男の系譜」 水神祥(鎌田東二)
幻想文学(Genso Bungaku)1983/11/15 No.5 特集-伝奇ロマン 幻想文学最前線2
- 特集:伝奇ロマン 幻想文学最前線2
- インタビュー
- 「風太郎、八犬伝を語る」 山田風太郎(Yamada Fūtarō)
- 「戒厳令の前夜に」 五木寛之
- 「名もなき庶民の夢語り(付「無窮迷路の世界」)」 半村良(Hanmura Ryō)
- 「暗殺剣としての文学 -伝奇ロマン受容の背景をめぐって」 尾崎秀樹
- 対談
- 「本朝モノ・カタリ談義 -オカルト・ジャパネスク」 松岡正剛&荒俣宏(Aramata Hiroshi)
- 評論
- 「血に塗れた歌舞」 松田修
- 「「異界」としての想像力」 高田衛
- エッセイ
- 「わが闇を狐火燃えて駆けめぐり」 宗谷真爾
- ブックガイド
- 「幻想伝奇ロマン50選」 editor:幻想文学会
- 連載
- 「[一書一会] 草葉に匂う妄想譜 『槿』 古井由吉」
- 「幻想ブックレビュー」
- 「[対談:トーキング・スポット] 虚無への疾走 『族長の秋』をめぐって」 川本三郎&高橋源一郎(Takahashi Gen-ichirō)
- 「ハガード、ハガード! 第5回」 渋谷章
- 「シネマ幻想館第3回 血しぶきの魔術師H・G・ルイス」 菊地秀行(Kikuchi Hideyuki)
- 「幻想音楽館第1回 ライドンは死んだか?」 増田秀光
- 「幻想ブックレビュー総目次 1~4号」
幻想文学(Genso Bungaku)1984/ 3 No.6 特集-ラヴクラフト症候群
- 作品
- 「アウトサイダー」 The Outsider H・P・ラヴクラフト(H. P. Lovecraft)
- 「夢魔十夜 -ラヴクラフト書簡集より」 H・P・ラヴクラフト(H. P. Lovecraft)
- インタビュー
- 「『魔界水滸伝』に終末を語る」 栗本薫(Kurimoto Kaoru)
- 「『クトゥルー・オペラ』に邪神を屠る」 風見潤(Kazami Jun)
- 「ラヴクラフト翻訳談義」 矢野浩三郎
- 「『暗黒の秘義』を訳して」 仁賀克雄(Jinka Katsuo)
- 「神話大系出版に燃える」 松井克弘
- 「ラヴクラフトとアメリカの闇」 鏡明(Kagami Akira)
- 「ラヴクラフトは『斜陽』である」荒俣宏(Aramata Hiroshi)
- 評論
- 「異界からの来訪者 -ラヴクラフト小伝」 Lovecraft ou du fantastique モーリス・レヴィ(Maurice Levy)
- 「フランスにおけるラヴクラフト」 森茂太郎
- エッセイ
- 「夕映えの街 -ラヴクラフト旅行記」 菊地秀行(Kikuchi Hideyuki)
- ブックガイド
- 「ラヴクラフト症候群必携」 editor:諸星翔
- 「ラヴクラフト作品リスト」
- 「My Favorite Lovecrafts わたしのベスト3」
- 連載
- 「[一書一会] 孤独な魂の転身譚『もうひとつの夜へ』 辻邦生」
- 「[対談 トーキング・スポット] 民話とタントリズム -『ホーニヒベルガー博士の秘密』をめぐって」 直野敦(Naono Atsushi)/中沢新一(Nakazawa Shin-ichi)
- 「幻想ブックレビュー」
- 「ハガード、ハガード! 第6回」 渋谷章
- 「シネマ幻想館 特別編 ラヴクラフト・オン・スクリーン」 菊地秀行(Kikuchi Hideyuki)
- 「幻想音楽館 第2回 Die Pantastische Musik」 増田秀光
幻想文学(Genso Bungaku)1984/ 6/15 No.7 特集-幻想児童文学 -幻想文学最前線3
- 作品復刻
- 「どこにもゆけない道」 三田村信行
- インタビュー
- 「コロボックルという名の小宇宙」 佐藤さとる(Satō Satoru)
- 「クマと北斗とシャーマニズム」 神沢利子
- 「虚構を生きる」 船崎克彦
- 「プリオシン海岸のくるみの実」 別役実
- 「少女は現実逃避する」 立原えりか(Tachihara Erika)
- 「アニミズムがポタポタ」 三木卓(Miki Taku)
- 「幻想児童文学をめぐる三つの質問」 神宮輝夫
- エッセイ
- 「佐藤さとる『タツオの島』をめぐって」 岩田慶治
- 「佐藤さとる『大きな木がほしい』をめぐって」 植田実
- 「山中恒『おれがあいつであいつがおれで』をめぐって」 川本三郎
- 評論
- 「オニリスムの彼方へ -天沢退二郎の『三つの魔法』」 堀切直人
- 「運動場体としての少年身体 -三木卓『かれらが走りぬけた日』をめぐる試論」 鎌田東二
- 「『空想の部屋』を前にして」 森田暁
- ブックガイド
- 「幻想児童文学50選」 editor:幻想文学会
- 連載
- 「[一書一会] 大地と水と夢 『オレンジ党、海へ』 天沢退二郎」
- 「幻想ブックレビュー」
- 「ハガード、ハガード! 第7回」 渋谷章
- 「シネマ幻想館第5回 ジョージ・A・ロメロと「生ける死者の夜」」 菊地秀行(Kikuchi Hideyuki)
幻想文学(Genso Bungaku)1984/ 9/15 No.8 特集-ロストワールド文学館
- インタビュー
- 「恐竜小説談義」 田中光二(Tanaka Kōji)
- 「秘境小説談義」 山田正紀(Yamada Masaki)
- 「秘境と謎と怪奇」 黒沼健
- 対談
- 「恐竜少年は死なず」 石上三登志(Ishigami Mitsutoshi)/菊地秀行(Kikuchi Hideyuki)
- 評論
- 「怪獣学事始」 森茂太郎
- 「怪獣について私たちが知っている二、三の事柄」 鈴木聡(Suzuki Akira)
- 資料
- 「恐竜グラフィティ -目で見るロストワールド」
- 《特集◎香山滋の世界》
- 作品
- 「蜥蜴の島」 香山滋(Kayama Shigeru)
- 「怪獣見世物師」 香山滋(Kayama Shigeru)
- 「香山滋怪人奇獣図譜」 谷弘兒
- 復刻インタビュー
- 「香山滋 -ロマンと幻想の詩人」 構成:田中文雄(Tanaka Fumio)
- インタビュー
- 「秘境と怪獣 -回想の香山滋」 田中文雄(Tanaka Fumio)
- フリオ・コルタサル追悼
- 「境界線の眩暈」 旦敬介
- 「コルタサルの此岸と彼岸」 甕由己夫
- 連載
- 「[一書一云] 夢の王国見聞記 『龍膽寺雄全集』 龍膽寺雄」
- 「幻想ブックレビュー」
- 「ハガード、ハガード! 第8回」 渋谷章
- 「シネマ幻想館第6回 もう一人の狂人・アンディ・ミリガンの世界」 菊地秀行(Kikuchi Hideyuki)
- 「幻想音楽館第3回 音楽の進化の果てに」 増田秀光
幻想文学(Genso Bungaku)1984/12/15 No.9 特集-怪奇幻想ミステリー
- 新作短篇
- 「少女密偵団殿 建石修志画」 中井英夫(Nakai Hideo)
- 対談
- 「怪奇ミステリー戦後史」 中島河太郎(Nakajima Kawatarō)/紀田順一郎(Kida Jun-ichirō)
- インタビュー
- 「幻想ミステリー」 日影丈吉(Hikage Jōkichi)
- 「怪奇ミステリー」 山村正夫
- 「恐怖ミステリー」 阿刀田高(Atouda Takashi)
- エッセイ
- 「わたしの会いたい幽霊たち」 森真沙子(Mori Masako)
- 「究極の情報」 竹本建治
- 評論
- 「「雪華葬刺し」 -赤江瀑作品の映像化」 松田修
- 「『虚無への供物』という「犯罪」」 笠井潔(Kasai Kiyoshi)
- 「逆流する文体 -久生十蘭の「予言」」 川崎賢子
- 「記憶するテクスト -日影丈吉論の試み」 鈴木聡(Suzuki Akira)
- 「ゲームとバリケード -竹本建治と笠井潔の作品空間」 江黒基
- 「若者宿之本地 -恬と赤江知るの論」 堂本正樹
- ブックガイド
- 「怪奇幻想ミステリー50選」
- 連載
- 「[一書一会]ラヴリー・モダン・ホラー 『あなたにここにいて欲しい』 新井素子」
- 「幻想ブックレビュー」
- 「ハガード、ハガード! 第9回」 渋谷章
- 「シネマ幻想館第7回 ホラーを甦らせた男」 菊地秀行(Kikuchi Hideyuki)
- 「サイキック・ミュージック講座第1回 サイキック・ミュージックとは何か」 田中浩一
- 「[インタビュー]宮崎駿 ナウシカ宇宙の可能性」
幻想文学 1985/ 3/15 No.10 特集-石の夢・石の花
- 作品復刻
- 「結晶の気変り」 ジョン・ラスキン(John Ruskin)
- 「水晶物語」 稲垣足穂(Inagaki Taruho)
- インタビュー
- 「幻視鉱石学」 巌谷國士
- 「鉱物は生殖しない」 松岡正剛
- エッセイ
- 「鉱物愛と滅亡愛」 澁澤龍彦(Shibusawa Tatsuhiko)
- 「ロマン派と鉱物幻想」 由良君美
- 評論
- 「ゲーテと口マン派と鉱物と」 前川道介
- 「石の花」 堀切直人
- 「ガラダマに集って」 野々村文宏
- 「ノヴァーリスの鉱物幻想」 今泉文子
- 「大地の喜びとしての鉱物 -バジョーフ」 石堂藍(Ishidō Ran)
- 「石が夢みる火のバラード」 大宮信光
- 「石の密儀 -宮沢賢治」 鎌田東二
- ブックガイド&資料
- 「鉱物幻想100景」 諸星翔&石堂藍(Ishidō Ran)
- 「鉱物をめぐる断章」 堀切直人
- 「鉱物幻想グラフィティ」
- 連載
- 「[一書一会] 優しいアナキストのための文学 『夢遊王国のための音楽』 島田雅彦」
- 「幻想ブックレビュー」
- 「ハガード、ハガード! 第10回」 渋谷章
- 「シネマ幻想館 第8回 内に潜む狂気の描出者」 菊地秀行(Kikuchi Hideyuki)
- 「サイキック・ミュージック講座 第2回 サイレンの歌を放つ者達」 田中浩一
- 「不思議な物語 第1回 悪魔の恋人」 稲生平太郎
- 「幻想ブックレビュー総目次 5-8号」
- 田辺貞之助追悼
- 「場末の仏文学」 氷上透
- ロストフールド文学館・番外篇
- 「怪獣学事始・補遺」 森茂太郎
幻想文学(Genso Bungaku)1985/ 6/15 No.11 特集-幻想SF
- 新作短篇
- 「UFOの夢」 龍膽寺雄 illustrator:東恩納裕一
- インタビュー
- 「戦後・私・SF」 星新一(Hoshi Shin-ichi)
- 「身体性の変容が孕む幻想と怪奇」 夢枕獏(Yumemakura Baku)
- クリティカル・インタビュー
- 「日本SF幼年期の終リ」 石川喬志
- 「SFとく近代の終焉」 笠井潔(Kasai Kiyoshi)
- 「サイレンス・フィクションの時代」 川本三郎
- 対談
- 「始まりはからっぽの世界」 日野啓三&山野浩一(Yamano Kōichi)
- 「〈日本SF=早すぎたポストモダン〉の終焉」 きねずみあん十諸星翔
- エッセイ
- 「マニエリスム思想としての楕円体」 荒巻義雄(Aramaki Yoshio)
- 「空想科学小説の時代」 川又千秋(Kawamata Chiaki)
- 「夢意識より」 野阿梓(Noa Azusa)
- 「もうひとつの世界 -怪奇SF私観」 菊地秀行(Kikuchi Hideyuki)
- ブックガイド&資料
- 「幻想SF50選」 editor:幻想文学会
- 連載
- 「[一書一会] 山川草木文房具悉皆成仏虚構戦記 『虚航船団』 筒井康隆」
- 「幻想ブックレビュー」
- 「ハガード、ハガード! 第11回」 渋谷章
- 「シネマ幻想館第9回 アメリカから来た玉手箱」 菊地秀行(Kikuchi Hideyuki)
- 「サイキック・ミュージック講座第3回 工業神秘主義音楽の意味するもの」 田中浩一
- 「不思議な物語第2回 戦慄の秘密」 稲生平太郎
- ラヴクラフティアン・フォーラム
- 「ラヴクラフト研究最前線」 宮壁定雄
- ラヴクラフティアンの明日はどっちだ!?
- 「インサイダー」 倉阪鬼一郎(Kurasaka Kiichirō)
幻想文学(Genso Bungaku)1985/ 9/15 No.12 特集-インクリングズ
- 作品新訳
- 「家のなかの穴」 チャールズ・ウィリアムズ
- translator:横山茂雄
- 「暗黒塔」 C・S・ルイス(C. S. Lewis)
- インタビュー
- 「C・S・ルイスを訳して」 中村妙子(Nakamura Taeko)
- 対談
- 「別世界創造の方法と実践」 別役実/天沢退二郎
- 「回想の瀬田貞二」 斎藤惇夫/菅原啓州
- 評論
- 「ナルニアを愛した時代 -ファンタジーの心性史」 本田和子
- 「The Fellowship of the Inklings」 蜂谷昭雄
- 「インクリングズの中のトールキン神話」 赤井敏夫
- 「幼年アポカリプス 『ナルニア国ものがたり』讃拝記」 鎌田東二
- 「天の影 -チャールズ・ウィリアムズをめぐって」 横山茂雄
- ブックガイド&資料
- 「イングリングズを読む」 石堂藍(Ishidō Ran)
- 「友情と孤独と -『トールキンの手紙』を読む」 Ed/translator:種田又右衛門
- 連載
- 「幻想ブックレビュー」
- 「幻想の画廊から」
- 「ハガード、ハガード! 第12回」 渋谷章
- 「シネマ幻想館第10回 はじめに奇術師ありき -G・メリエスへ」 菊地秀行(Kikuchi Hideyuki)
- 「サイキック・ミュージック講座第4回 内界の青い魂の為に」 田中浩一
- 「不思議な物語第3回 禁断の森」 稲生平太郎
- 「Fantastic Editors1 阿見政志と妖精文庫の夢」
- 「日本幻想作家論1夢野久作 -観念と近代の迷路」 笠井潔(Kasai Kiyoshi)
幻想文学(Genso Bungaku)1985/12/15 No.13 特集-フランス幻想文学必携
- 作品新訳
- 「代書人」 ミシェル・ド・ゲルドロード(Michel de Ghelderode)
- フランス幻想文学私の10選
- 「澁澤龍彦が選ぶ私の大好きな10篇」
- 「巖谷國士が選ぶ巨大なファンテジ−10篇」
- 「日影丈吉が選ぶわが追憶の10篇」
- 「石川喬司が選ぶわが青春の10篇」
- 「松岡正剛~フランス幻想文学からジッグサッグに」
- インタビュー◆私と幻想文学
- 「若き日の夢と文学」 中村真一郎(Nakamura Shin-ichirō)
- 「愉しんで文学を」 窪田般彌
- 「現実と異界のはざまで」 出口裕弘(Deguchi Yasuhiro)
- 評論
- 「神話の光を浴びて -ユルスナールの場合」 多田智満子
- 「「聖杯」の光と蝕 -グラックの『漁夫王』をめぐって」 有由忠郎
- 「クロコダイル -サン=マルタンのオカルト幻想小説について」 田中義厳
- 「フランス幻想文学の現在」 滝田文彦
- 「フランス幻想実学の理論と書くこと、そして生きること」 篠田知和基(Shinoda Chiwaki)
- ブックガイド&資料
- 「フランス幻想文学基本図書120選」 幻想文学会編
- 「フランス幻想文学研究書ガイド」 森茂太郎編
- 斎藤磯雄追悼
- 「先師追悼」 浅岡夢二
- 連載
- 「幻想ブックレビュー」
- 「幻想の画廊から」
- 「ハガード、ハガード! 第13回」 渋谷章
- 「シネマ幻想館第11回 我が「血塗られた墓標」」 菊地秀行(Kikuchi Hideyuki)
- 「サイキック・ミュージック講座第5回 闇 -フランス・インディーズ」 田中浩一
- 「不思議な物語第4回 メデュウサ」 稲生平太郎
- 「Fantastic Editors2 渡邊一考 -南柯の夢に憑かれて」
- 「日本幻想作家論2村上春樹 -都市感覚という隠蔽装置」 笠井潔(Kasai Kiyoshi)
幻想文学(Genso Bungaku)1986/ 3/25 No.14 特集-モダンホラー
- 本邦初訳&短篇再録
- 「恐怖」 竹本健治(Takemoto Kenji)
- 「ミューズの女神は」 チャールズ・L・グラント(Charles L. Grant)
- インタビュー
- 「恐怖自叙伝」 菊地秀行(Kikuchi Hideyuki)
- 「現代恐怖考」 中田耕治
- 評論
- 「アミューズメント・パーク・ホラー -モダン・ホラーの群小作家とキング」 風間賢二(Kazama Kenji)
- 「五〇年代の恐怖作家」 仁賀克雄(Jinka Katsuo)
- 「知られざる恐怖作家たち」 渡辺健一郎(Watanabe Ken-ichirō)
- 「妹背山禁愚庭訓一一別名、モダン・ホラー理解困難之由来」 荒俣宏(Aramata Hiroshi)
- 「壊れた避雷針 -モダン・ホラーの子どもたち」 川本三郎
- 「S・キューブリックの隠秘学 -もしくは俺の田圃に水を引く」 朝松健(Asamatsu Ken)
- エッセイ
- 「夢の〈共作〉 -The Talismanと恐怖のしくみ」 矢野浩三郎
- 「生者と死者と -ここ数ヶ月のモダン・ホラー・メモ」 滝本誠(Takimoto Makoto)
- ブックガイド&資料
- 「モダンホラー必携」 editor:幻想文学会
- 「魔術師・幽霊・竜一一ピーター・ストラウブの世界」 前田健成
- 「『Fear Itself』を読む」 小関恵美
- 連載
- 「幻想ブックレビュー」
- 「幻想の画廊から」
- 「ハガード、ハガード! 第14回」 渋谷章
- 「サイキック・ミュージック講座 第6回 ロック、器官なき身体」 田中浩一
- 「不思議な物語 第5回 死の舞踏」 稲生平太郎
- 「幻想ブックレビュー総目次 9~12号」
- 「長谷川普 -帆船マークの新たなる出帆」 Fantastic Editors3
- 「日本幻想作家論3久生十蘭 -象徴の顕現と消滅」 笠井潔(Kasai Kiyoshi)
幻想文学(Genso Bungaku)1986/ 7/15 No.15 特集-大江戸ファンタスティック
- 作品復刻
- 「浄瑠璃変化抄」 editor:編集部
- 「近世怪異小説選」 editor:稲田篤信
- 「読本妖異抄」 editor:須永朝彦(Sunaga Asahiko)
- 対談
- 「幻妖歌舞伎評判」 郡司正勝&須永朝彦(Sunaga Asahiko)
- エッセイ
- 「幽霊絵の世界」 高橋克彦(Takahashi Katsuhiko)
- 評論
- 「人形・からくり・変幻」 松田修
- 「近世怪異考 -江戸期怪異小説の流れと特色」 稲田篤信
- 「女妖白蛇抄 -「蛇性の婬」その他」 高田衛
- 「怪異譚から伝綺小説へ -中国小説の影響」 須永朝彦(Sunaga Asahiko)
- 「江戸エッセイ・評論の幻想空間」 川村湊
- 「奇童たちの家 -江戸・気吹舎・平田篤胤と再生少年勝五郎」 鎌田東二
- ブックガイド&資料
- 「大江戸幻想ブックガイド」 editor:諸星翔
- 連載
- 「幻想ブックレビュー」
- 「幻想の画廊から」
- 「ハガード、ハガード! 第15回」 渋谷章
- 「シネマ幻想館第12回 HOW TO MAKE MONSTERS」 菊地秀行(Kikuchi Hideyuki)
- 「サイキック・ミュージック講座第8回 新しき〈天使〉論1」 田中浩一
- 「不思議な物語第7回 甲虫」 稲生平太郎
- 「Fantastic Editors4 -孤立する魂におくる連帯の挨拶」 齋藤慎爾
- 「日本幻想作家論4 国枝史郎 -異界と鬼たちの物語」 笠井潔(Kasai Kiyoshi)
幻想文学(Genso Bungaku)1986/10/15 No.16 特集-ハイ・ファンタジー最前線
- 新作短篇&本邦初訳
- 「ヨミノタタネものがたり」 別役実Ill:スズキコージ
- 「ドラコ、ドラコ」 タニス・リー(Tanith Lee)
- インタビュー
- 「いつか魔法になる日まで」 井辻朱美(Itsuji Akemi)
- 「FTコミック奮戦記」 中山星香
- 評論
- 「ハイ・ファンタジーの三つの様式」 風間賢二(Kazama Kenji)
- 「A Brave New Fantasy-World——アメリカン・ニュー・ファンタジィ・ライターとその作品」 泉本和
- 「言葉なき領域の精霊たち -『ゲド戦記』をめぐって」 山田和子
- 「〈神話〉の成立まで -タニス・リーの初期作品の舞台裏から」 室住信子
- 「現実を撃つファンタジィ -〈鏡〉としてのP・S・ビーグル」 鏡明(Kagami Akira)
- 「ミヒャエル・エンデの学校 -ファンタジーと<啓蒙>」 丘沢静也
- 「テクストとしての旅 -そよそよ族伝説の誕生」 赤井敏夫
- 「ファンタジー・ゲームか、ゲーム・ファンタジーか」 安田均(Yasuda Hitoshi)
- 「異世界と魔法の杖 -ファンタジー映画の現在」 新藤純子
- ブックガイド&資料
- 「ハイ・ファンタジー必携」(幻想文学会編)
- 「ユニコーン・ヘッド、ふたたび」
- 連載
- 「幻想ブックレビュー」
- 「幻想の画廊から」
- 「ハガード、ハガード! 第16回」 渋谷章
- 「シネマ幻想館第13回 ああ、怪奇スター」 菊地秀行(Kikuchi Hideyuki)
- 「サイキック・ミュージック講座第8回 新しき〈天使〉論2」 田中浩一
- 「不思議な物語第7回 不運なファージィ」 稲生平太郎
- 「Fantastic Editors5 -モダン・ファンタジー紹介の最前線で」 引田直巳
- 「日本幻想作家論5国枝史郎2 -異界と鬼たちの物語」 笠井潔(Kasai Kiyoshi)
幻想文学(Genso Bungaku)1987/ 1/15 No.17 特集-ドイツ幻想文学必携
- 特集:ドイツ幻想文学必携
- ドイツ幻想文学私の10選
- 「前川道介が選ぶ怪美な中短篇10篇」
- 「深田甫が選ばされた気になる幻想小説10篇」
- 「川村二郎が選ぶわが青春の10篇」
- 「種村季弘が選ぶ綺想と驚異の10篇」
- 「矢川澄子が選ぶ幻想物語10篇」
- インタビュー◆私と幻想文学
- 「言語の迷路の中で」 種村季弘(Tanemura Suehiro)
- 「ドイツ怪奇文学の愉しみ」 前川道介
- 「現実と幻想が交錯する世界」 矢川澄子
- 評論
- 「秘密結社小説の席捲 -18世紀~19世紀初頭のドイツ恐怖小説」 石川實
- 「光と闇の二元構造 -ドイツ・ロマン派の幻想文学」 鈴木津
- 「ファンタジーとフモール -ホフマンにおけるバロックとロマン主義」 堀切直人
- 「不安と憂鬱と -世紀末ドイツの幻想作家」 池内紀(Ikeuchi Osamu)
- 「境界線の無化 -オーストリアの幻想文学」 佐藤恵三(Satō Keizō)
- 「闇への戦慄 -ドイツ幻想文学と口承文芸」 池田香代子
- ブックガイド&資料
- 「ドイツ幻想文学基本図書120選」 幻想文学会編
- 「世紀ドイツ幻想文学養書散」 前川道介
- 「ドイツ幻想文学研究書ガイド」 今泉文子
- 連載
- 「幻想ブックレビュー」
- 「幻想の画廊から」
- 「ハガード、ハガード! 第17回」 渋谷章
- 「シネマ幻想館第14回 アメリカから来た玉手箱2」 菊地秀行(Kikuchi Hideyuki)
- 「サイキック・ミュージック講座第9回 新しき〈天使〉論3」 田中浩一
- 「不思議な物語第8回◇宿命の復讐」 稲生平太郎
- 「Fantastic Editors6 井田一衛 -ブックス・メタモルファスという名の革命」
- 「日本幻想作家論6江戸川乱歩 -密室という〈内部〉」 笠井潔(Kasai Kiyoshi)
幻想文学(Genso Bungaku)1987/ 5/20 No.18 特集-魔界とユートピア
- 特集:魔界とユートピア -日本幻想文学誌1明治篇
- 作品復刻 明治幻妖抄
- 「倭国字西洋文庫」 仮名垣魯文
- 「雲母文章(鏡花文粋・明治編・須永朝彦選)」 泉鏡花(Izumi Kyōka)
- 「宿魂鏡」 北村透谷
- 「絃声」 川上眉山
- 「団扇太鼓」 生田葵山
- 「午睡之夢」 杉山藤次郎
- 「新海底旅行」 羽化仙史
- 「絶海に生き残った親子三人(ホジスン原作)」 ウィリアム・ホープ・ホジスン(William Hope Hodgson)
- 「怪の物」 黒岩涙香(Kuroiwa Ruikō)
- 「役の行者」 坪内逍遥
- 「平太郎化物日記」 巖谷小波
- 「奇因縁(『仙郷奇談』より)」translator:井上空斎
- インタビュー
- 「闇なる明治を求めて」 前田愛
- 対談
- 「日本の外ならどこへでも」 横田順彌(Yokota Junya)/会津信吾/司会:長山靖生(Nagayama Yasuo)
- 評論
- 「通覧草双紙余映 -江戸から明治へ」 須永朝彦(Sunaga Asahiko)
- 「開化と因縁 -円朝怪談小考」 高田衛
- 「怪奇ミステリ事始 -黒岩涙香にはじまる」 伊藤秀夫(Itō Hideo)
- 「石川鴻斎の「夜窓鬼談」」 小出昌洋
- 「蓬莱と魔界 -明治文学の神仙世界」 川村湊
- ブックガイド&資料
- 「明治の暗黒純文学/本朝ファンタジー事始」
- 「明治幻想ブックガイド」 editor:諸星翔
- 「闇なる明治を知るための10冊
- 連載
- 「幻想ブックレビュー」
- 「幻想の画廊から」
- 「シネマ幻想館第15回 「フランケンシュタイン」の遺産」 菊地秀行(Kikuchi Hideyuki)
- 「サイキック・ミュージック講座第10回 新しき〈天使〉論4」 田中浩一
- 「不思議な物語第9回◇イリュミネイタス!」 稲生平太郎
- 「Fantastic Editors7 世紀末、プラーツ、そしてボルヘス」 礒崎純一
- 「日本幻想作家論2小栗虫太郎 -物語の迷宮・迷宮の物語」 笠井潔(Kasai Kiyoshi)
- 平野威馬雄追悼
- 「お化けの会の思い出」 南條竹則(Nanjō Takenori)
幻想文学1987/ 7/15 No.19 特集-ヒロイック・ファンタジー
- 特集:ヒロイック・ファンタジー
- 本邦初訳&新作短篇
- 「闇の帝王」 ロバート・E・ハワード(Robert E. Howard)
- 「エルリックの夢」 井辻朱美(Itsuji Akemi) illustrator:山田章博
- インタビュー
- 「わが青春のヒロイック・ファンタジー」 鏡明(Kagami Akira)
- エッセイ
- 「魔術とマッチョマン」 田中光二(Tanaka Kōji)
- 「勝手気儘の夢芝居」 田中文雄(Tanaka Fumio)
- 評論
- 「ヒーラーとしての野蛮人」 高山宏
- 「緑の森の木の下で ロマンスのヒーローたち」 森下弓子(Morishita Yumiko)
- 「ドラゴンとしての自然 『エクスカリバー』の魔術と剣」 新藤純子
- 「さみしい野蛮人 -R・E・ハワードの生涯」 滝島繁則
- 「トリップ世代のエターナル・チャンピオン」 ひかわ玲子(Hikawa Reiko)
- 「〈野性人幻想〉の物語」 風聞賢二
- 「剣と魔法の神話 -未訳のヒロイック・ファンタジーから」 中村融(Nakamura Tōru)
- ブックガイド&資料
- 「ヒ口イツク・ファンタジー必携」
- 「ローラリアスQ&A」
- 「剣と魔法の物語の系譜」
- 連載
- 「幻想ブックレビュー」
- 「幻想の画廊から」
- 「ハガード、ハガード! 第18回」 渋谷章
- 「シネマ幻想館 第16回 女ドラキュラの淫靡さ」 菊地秀行(Kikuchi Hideyuki)
- 「サイキック・ミュージック講座 第11回 新しき〈天使〉論5」 田中浩一
- 「不思議な物語 第10回 西洋幽霊奇談」 稲生平太郎
- 「日本幻想作家論8 半村良 「幻想」と「奇」の婚姻」 笠井潔(Kasai Kiyoshi)
幻想文学(Genso Bungaku)1987/10/15 No.20 特集-幻想ベストブック1982~1987
- アンケート
- 「幻想ベスト・ブック1982~1987 著者編/読者編/書評者編」
- エッセイ・評論
- 「新人賞の期待」 中井英夫(Nakai Hideo)
- 「大叢書時代の終焉」 紀田順一郎(Kida Jun-ichirō)
- インタビュー
- 「少年は石の傍でまどろむ」 建石修志
- 対談
- 「異貌のルネッサンス -博物学の視座から」 種村季弘(Tanemura Suehiro)&荒俣宏(Aramata Hiroshi)
- 「〈異端の文学〉を超えて -日本幻想作家論をめぐる対話」 笠井潔(Kasai Kiyoshi)/川村湊
- 作品
- 「青色夢硝子」 加藤幹也 illustrator:建石修志
- 「暑い夜」 後藤幸次郎 illustrator:谷弘兒
- ブックガイド&資料
- 「座談会 幻想文学展望1982~1987」 石堂藍(Ishidō Ran)/伊藤敬/小沢淳/加藤幹也/長山靖生(Nagayama Yasuo)/諸星翔
- 『幻想文学』総目次
- 連載
- 「幻想ブックレビュー」
- 「幻想の画廊から」
- 「ハガード、ハガード! 第19回」 渋谷章
- 「シネマ幻想館第17回 アメリカから来た玉手箱3」 菊地秀行(Kikuchi Hideyuki)
- 「サイキック・ミュージック講座第12回 新しき〈天使〉論6」 田中浩一
- 「不思議な物語 第11回 黒い家」 稲生平太郎
- 「本誌編集長のQ&A Fantastic Editors番外編」
- 付録小冊子=追悼・澁澤龍彦イラスト:建石修志/谷弘兒
- 「星月夜 -澁澤龍彦遠望」 須永朝彦(Sunaga Asahiko)
- 「水月観音の涙雨」 渡邊一考
- 「水晶のように -澁澤龍彦断章」 氷上透
- 「思想としての文体」 伊藤敬
- 「かつての夢、そして」 加藤幹也
幻想文学(Genso Bungaku)1988/ 1/15 No.21 特集-ロシア東欧幻想文学必携
- インタビュー
- 「北方の〈魔〉に魅せられて」 日野啓三
- 「ペテルブルグ幻想の系譜」 後藤明生
- 「革命期の想像力」 水野忠夫
- 「ハンガリー研究事始」 徳永康元
- 「トランシルヴァニア=血の誘い」 栗本慎一郎(Kurimoto Shin-ichirō)
- エッセイ
- 「影の勝利 ソログープのこと」 中井英夫(Nakai Hideo)
- 評論
- 「都市幻想・フォークロア・神秘主義」 川端香男里
- 「終末の徴のもとに」 亀山郁夫
- 「迷走都市・非在都市」 大石雅彦(Ōishi Masahiko)
- 「不条理文学の奇才ダニール・ハルムス」 風間賢二(Kazama Kenji)
- 「フォークロアの水脈」 直野敦(Naono Atsushi)
- 「幻想を孕み、幻想を必要とする風土」 工藤幸雄
- 「風刺と幻想科学」 千野栄一
- 「牧歌的ファンタジーの系譜」 岩崎悦子
- ブックガイド&資料
- 「ロシア東欧幻想文学基本図書130選」 幻想文学会編
- 「ロシア東欧幻想文学研究読書案内」 沼野充義(Numano Mitsuyoshi)
- 「ロシア東欧文学入門」
- 連載
- 「幻想ブックレビュー」
- 「幻想の画廊から」
- 「ハガード、ハガード! 第20回」 渋谷章
- 「シネマ幻想館第18回 -ドワイト・フライの憂愁 (前篇)」 菊地秀行(Kikuchi Hideyuki)
- 「不思議な物語第12回 -マッケンの故地を訪ねて」 稲生平太郎
- 「[読書メモ] 『ランボー五つの星』」 関川左木夫
- 「[読書メモ] この秋、雑誌ばかり読んでいた」 森真沙子(Mori Masako)
- 「[読書メモ] 工夫に富める自伝的エッセイ」 堀切直人
- 「[研究ノート] ケルト民話に学ぶもの」 有田忠郎
- 「[書評備忘録] 豚以上、豚未満?!」 倉阪鬼一郎(Kurasaka Kiichirō)
- 「シネマでファンタスティック! 第1回 和製ファンタジー映画に怒る」 新藤純子
- 「サイキック・ミュージック最前線 第1回 超少女性を歌う少女たち」 田中浩一
- 「今宵ひらく言葉 第1回 女殺脂地獄」 加藤幹也
- 「ファンタジーの森から 第1回 場所をめぐる物語・前篇」 井辻朱美(Itsuji Akemi)
幻想文学(Genso Bungaku)1988/ 4/15 No.22 特集-大正デカダンス 耽美と怪異 日本幻想文学誌2
- 作品復刻 -大正デカダンス珠玉選
- 「幻想曲」 郡虎彦
- 「セレナアド」 富ノ澤麟太郎
- 「日没の幻影」 小川未明(Ogawa Mimei)
- 「黄金と血」 佐藤惣之助
- 「血と霊(抄)」 大泉黒石
- 「支那皿の怪」 鈴木善太郎
- 「解説 カリガリの影のもとに」 渡辺一考
- インタビュー
- 「父、爾保布を語る」 今日泊亜蘭(Kyōdomari Aran)
- 評論
- 「蒼い葬列 -真山青果と同性愛文学の系譜」 松田修
- 「近代双面譚 -谷崎潤一郎のヘルマフロディト趣味」 須永朝彦(Sunaga Asahiko)
- 「槐多における『子供の領分』」 大石雅彦(Ōishi Masahiko)
- 「羽化登仙失敗談」 堀切直人
- 「ドッペルゲンガーとゾーアントロピア」 篠田知和基(Shinoda Chiwaki)
- 「赤と白の螺旋 -泉鏡花と〈大正〉」 倉阪鬼一郎(Kurasaka Kiichirō)
- 「綺堂・綺譚・綺語 -岡本綺堂の怪談世界」 川村湊
- ブックガイド&資料
- 「デカダンスの画廊から」 水島爾保布/甲斐庄楠音/橘小夢/田中恭吉
- 「大正デカダンス必携」 editor:東雅夫(Higashi Masao)
- 連載
- 「幻想ブックレビュー」
- 「幻想の画廊から」
- 「不世出の怪作「死霊の盆踊り」を観て」 倉阪鬼一郎(Kurasaka Kiichirō)
- 「ハガード、ハガード! 第21回」 渋谷章
- 「シネマ幻想館 第19回 ドワイト・フライの憂愁・後篇」 菊地秀行(Kikuchi Hideyuki)
- 「不思議な物語 第13回 封印を解く」 稲生平太郎
- 「Fantastic Editors8 風よ吹け、文化の解体へ向けて」 鈴木宏
- 「[読書メモ] ふたつの異端文学史」 森茂太郎
- 「[研究ノート] UFO運動と日本SFの起源」 新戸雅章
- 「[研究ノート] ハヌッセン」 前川道介
- 「[書評備忘録] 覚書から」 伊藤敬
- 「シネマでファンタスティック! 第2回 ブラックなユーモアと風刺の世界」 新藤純子
- 「サイキック・ミュージック最前線 第2回 朝の風を歌うアーティスト」 田中浩一
- 「今宵ひらく言葉 第2回 聖少女」 加藤幹也
- 「ファンタジーの森から 第2回 場所をめぐる物語・後篇」 井辻朱美(Itsuji Akemi)
- 「幻想ブックレビュー総目次13~20号」
幻想文学(Genso Bungaku)1988/ 7/15 No.23 特集-ホラー読本
- 本邦初訳&新作短篇
- 「「彼等」」 'They' ラドヤード・キップリング(Rudyard Kipling)
- 「かごめ魍魎」 加藤幹也 illustrator:山崎克己
- エッセイ・評論
- 「シネマ幻想館特別篇 -怪奇映画五番勝負」 菊地秀行(Kikuchi Hideyuki)
- 「坂の途中の家」 田中文雄(Tanaka Fumio)
- 「子どもの頃、いつも震えて眠った」 森真沙子(Mori Masako)
- 「幻暮の記憶から」 朝松健(Asamatsu Ken)
- 「いつの間にか、ホラー」 竹河聖(Takekawa Sei)
- 「「世にも不思議な物語」から「のろわれた町」へ」 村田基(Murata Motoi)
- ブックガイド=ホラー入門講座
- 「ゴシック・ホラー10選」 editor:石堂藍(Ishidō Ran)
- 「正統ブリティッシュ・ホラー10選」 editor:東雅夫(Higashi Masao)
- 「ホラー・ミュージック最前線?!」 editor:諸星翔
- 「アメリカン・ホラー10選」 editor:諸星翔
- 「ホラー・アンソロジー10選」 editor:諸星翔
- 「恐怖コミック10選」 editor:並木二郎
- 「正統派恐怖映画10選」 editor:森茂太郎
- 「B級Z級スプラッター映画10選」 editor:倉阪鬼一郎(Kurasaka Kiichirō)
- クライヴ・バーカー・スペシャル
- 「ヒューマニストと魔道士」 矢野浩三郎
- 「『血の本』に魅入られて」 宮脇孝雄(Miyawaki Takao)
- 「恐怖は形而上」 瀬戸川猛資(Setogawa Takeshi)
- 「二十世紀末キッチュ・バロックの旗手」 風間賢二(Kazama Kenji)
- 「《血の本》を解剖する!」 倉阪鬼一郎(Kurasaka Kiichirō)&諸星翔
- 連載
- 「幻想ブックレビュー」
- 「幻想の画廊から」
- 「ハガード、ハガード! 第22回」 渋谷章
- 「不思議な物語 第14回 煙を上げる脚、その他の話」 稲生平太郎
- 「Fantastic Editors9 《血の本》を担当して」 板垣裕子
- 「[読書メモ] 読んでいない本と科学について」 山田和子
- 「[読書メモ] レファレンスの収穫ベスト3」 稲生平太郎
- 「[海外リポート] 優雅にしてマニアックなF・M・R」 花園理恵
- 「[研究ノート] ゴーメンガースト三部作を訳了して」 浅羽莢子(Asaba Sayako)
- 「[書評備忘録] 憎しみを解消するために」 石堂藍(Ishidō Ran)
- 「シネマでファンタスティック! 第3回 私を愛して、理解して!」 新藤純子
- 「サイキック・ミュージック最前線 第3回 持続と変容への思い」 田中浩一
- 「今宵ひらく言葉 第3回 アルゴールの城にて」 加藤幹也
- 「ファンタジーの森から 第3回 死後譚をめぐって・前篇」 井辻朱美(Itsuji Akemi)
幻想文学(Genso Bungaku)1988/10/15 No.24 特集-夢みる二〇年代 日本幻想文学誌3大正昭和篇
- 作品復刻=大正-昭和ファンタジー童話珠玉選
- 「紅葉の子供」 與謝野晶子(Yosano Akiko)
- 「白鳥と人の心で紅く染まったダイヤモンドの話」 青木茂
- 「お月さんをたべたはなし」 千葉省三
- 「シャボン玉」 豊島與志雄
- 「青い光の国」 酒井朝彦
- 「埋れた花園」 吉田一穂
- インタビュー
- 「ひらひら少女の図像学」 本多和子
- 「賢治幻想譜」 天沢退二郎
- 「途方もないハイカラさ」 矢川澄子
- エッセイ
- 「私のOM」 加藤幸子(Katō Yukiko)
- 評論
- 「夢のそとの飛行家たち」 堀切直人
- 「二人の一九二〇年代 -稲垣足穂と宮澤賢治」 高橋康雄
- 「妹の恋 -大正・昭和の〈少女〉文学」 川村湊
- 「〈少女〉的世界のなりたち -尾崎翠の彷徨」 川崎賢子
- ブックガイド&資料
- 「夢みる画廊 竹久夢二/高畠華宵/中原淳一/蕗谷虹児/須藤重/初山滋/武井武雄」
- 「吉屋信子『花物語』の世界 -全作品解題」 荒瀬史
- 「大正—昭和メルヘン&ファンタジー必携」 editor:石堂藍(Ishidō Ran)
- 連載
- 「幻想ブックレビュー」
- 「幻想の画廊から」
- 「ハガード、ハガード! 第23回」 渋谷章
- 「シネマ幻想館 第21回 フランケンシュタイン創造者の悲劇」 菊地秀行(Kikuchi Hideyuki)
- 「不思議な物語 第15回 降霊術師たち」 稲生平太郎
- 「[読書メモ] 大探検!」 倉阪鬼一郎(Kurasaka Kiichirō)
- 「[読書メモ] 奇書、奇才ここにあり!」 会津信吾
- 「[研究ノート] 秘密結社イルミナーティ」 石川實
- 「[研究ノート] ウィアード・テイルズ開眼」 那智史郎
- 「[書評備忘録] 聖三稜玻璃」 小林孝夫
- 「シネマでファンタスティック! 第4回 鏡よ、鏡…」 新藤純子
- 「サイキック・ミュージック最前線 第4回 真夏の夜の夢の舞台裏」 田中浩一
- 「今宵ひらく言葉 第4回 荊冠傳説」 加藤幹也
- 「ファンタジーの森から 第4回 死後譚をめぐって・後篇」 井辻朱美(Itsuji Akemi)
幻想文学(Genso Bungaku)1989/ 3/15 No.25 特集-ファンタスティック・マガジン
- 作品復刻
- 「蒲団に潜む美人の幽霊」 不思議記者
- 「悪魔饗宴考 -古代文化散策」 矢野目源一
- インタビュー
- 「実録「幻想と怪奇」の時代」 紀田順一郎(Kida Jun-ichirō)
- 「牧神の夢、今いずこ」 菅原孝雄
- 評論
- 「不思議雑誌〈冒険世界〉」 会津信吾
- 「黄眠私塾と南柯の夢」 渡邊一考
- エッセイ
- 「「幻想と怪奇」に始まる」 東雅夫(Higashi Masao)
- ブックガイド&資料
- 「ファンタスティック・マガジン・カタログ」 幻想さんと怪奇くん
- 「奢覇都南柯叢書第一期刊行目録」
- 「荒唐綺譚叢刊目録」
- 「「幻想と怪奇」総目次」
- 「怪奇幻想文学誌プラン」
- 「世界恐怖文学館プラン」
- 「N書店版《世界幻想文学大系》プラン」
- 復刻
- 「『幻想と怪奇』の新生のために」 鈴木宏
- 「『幻想と怪奇』16ページ分」
- 連載
- 「幻想ブックレビュー」
- 「幻想の画廊から」
- 「ハガード、ハガード! 第24回」 渋谷章
- 「シネマ幻想館 第22回 フランケンシュタイン創造者の悲劇・前篇」 菊地秀行(Kikuchi Hideyuki)
- 「不思議な物語 第16回 憑依」 稲生平太郎
- 「[読書メモ] エキゾチズム・幻想」 ひかわ玲子(Hikawa Reiko)
- 「[読書メモ] 二冊の好著」 南阿字子
- 「[研究ノート] シンボル狩り」 大石雅彦(Ōishi Masahiko)
- 「[研究ノート] シュロップシャーの若人」 南條竹則(Nanjō Takenori)
- 「[書評備忘録] 悪という名の憧れ」 加藤幹也
- 「シネマでファンタスティック! 第5回 パラダイス座の怪人」 新藤純子
- 「サイキック・ミュージック最前線 第5回 時代錯誤に可能性がある」 田中浩一
- 「今宵ひらく言葉 第5回 かなしき女王」 加藤幹也
- 「ファンタジーの森から 第5回 〈枠物語〉あるいはすべての物語」 井辻朱美(Itsuji Akemi)
幻想文学(Genso Bungaku)1989/ 6/15 No.26 特集-イギリス幻想文学必携
- インタビュー
- 「悉皆ロマン主義にはじまる」 由良君美
- 「ノンセンスの系譜」 高橋康也(Takahashi Yasunari)
- 「英文学のなかの妖精」 井村君江(Imura Kimie)
- 「世紀末の夢想と現実」 河村錠一郎
- わたしのベストテン
- 「富士川義之が選ぶ逃避と反転の文学10選」
- 「野島秀勝が選ぶゴシック小説10選」
- 「神宮輝夫が選ぶファンタジー童話10選」
- 「新藤純子が選ぶ〈とり憑く霊〉の小説10選」
- 「渋谷章が選ぶ英国的幻想とロマンの10選」
- 評論
- 「ゴシックの「復活」」 横山茂雄
- 「指環と物語」 赤井敏夫
- 「魔術師クロウリーの〈知〉の地平」 島弘之
- 「M・R・ジェイムズの幽霊小説」 P・ペンゾルト
- ブックガイド&資料
- 「英国幻想文学を読む、ただし極私的に」 高山宏
- 「イギリス幻想文学基本作品320選」
- 連載
- 「幻想ブックレビュー」
- 「幻想の画廊から」
- 「ハガード、ハガード! 第25回」 渋谷章
- 「シネマ幻想館 第23回 フランケンシュタイン創造者の悲劇・後篇」 菊地秀行(Kikuchi Hideyuki)
- 「不思議な物語 第17回 モンスの吸血鬼」 稲生平太郎
- 「[読書メモ] 仙人のクラサカを!」 堀切直人
- 「[研究ノート] ドイツ幻想文学研究の最前線」 今泉文子
- 「[書評備忘録] 聖なる進化論の話」 長山靖生(Nagayama Yasuo)
- 「シネマでファンタスティック! 第6回 プッチーニにおける〈愛〉と〈死〉」 新藤純子
- 「サイキック・ミュージック最前線 第6回 新しい幻想譚としての音楽」 田中浩一
- 「今宵ひらく言葉 第6回 暁の寺」 加藤幹也
- 「ファンタジーの森から 第6回 神話の力」 井辻朱美(Itsuji Akemi)
- 「幻想の新地平 第1回 可能性としての女性たち -明日のファンタジーのために」 石堂藍(Ishidō Ran)
幻想文学(Genso Bungaku)1989/ 9/15 No.27 特集-猟奇と哄笑 日本幻想文学誌4 昭和篇
- 作品復刻
- 「本朝蟇物語」 正岡容
- 「拷問譜」 坂ノ上言夫
- エッセイ
- 「愛しの『ドグラ・マグラ』」 竹中労 illustrator:竹中英太郎
- インタビュー
- 「二十面相を〈探偵〉する!」 北村想
- 評論
- 「エロ・グロ・ナンセンスと『新青年』」 高橋康雄
- 「梅原北明とエログロ雑誌」 会津信吾
- 「金と銀 -或は潤一郎と春夫」 須永朝彦(Sunaga Asahiko)
- 「世界の未来派、日本の未来派」 大石雅彦(Ōishi Masahiko)
- 「風穴としてのナンセンスとシュール」 高橋世織
- 「軽気球のごとく」 松田修
- 「ノンセンス小僧」 堀切直人
- 「小酒井不木と探偵王国」 長山靖生(Nagayama Yasuo)
- 「芋蔓冗語 -坂ノ上言夫について」 渡辺一考
- ブックガイド&資料
- 「エロ・グロ・ナンセンス必携」 editor:諸星翔
- 「エログロナンセンス怪作13選」 倉阪鬼一郎(Kurasaka Kiichirō)
- 連載
- 「幻想ブックレビュー」
- 「幻想の画廊から」
- 「ハガード、ハガード! 第26回」 渋谷章
- 「シネマ幻想館 第24回 「恐怖の足跡」の足跡」 菊地秀行(Kikuchi Hideyuki)
- 「不思議な物語 第18回 帳の隙間」 稲生平太郎
- 「[読書メモ] ファンタジーにおけるキャラクター」 中村融(Nakamura Tōru)
- 「[読書メモ] クロウリーの短編小説」 江口之隆
- 「[研究ノート] 幻想文学研究会の活動から」 篠田知和基(Shinoda Chiwaki)
- 「[書評備忘録] 後記澁澤龍彦と幸田露伴」 森村進
- 「シネマでファンタスティック!第7回 メアリ・シェリーの肖像」 新藤純子
- 「サイキック・ミュージック最前線 第7回 本来のメルヘンを追求する谷山浩子たち」 田中浩一
- 「今宵ひらく言葉 第7回 ムントゥリャサ通りで」 加藤幹也
- 「ファンタジーの森から 第7回 甦生譚をめぐって・前篇」 井辻朱美(Itsuji Akemi)
- 「幻想の新地平 第2回 現実と幻想のあわいをゆく -幻想純文学1」 石堂藍(Ishidō Ran)
幻想文学(Genso Bungaku)1991/ 1/20 No.28 特集-吸血鬼文学館
- 作品
- 「小説ヴァン・ヘルシング」 須永朝彦(Sunaga Asahiko)
- 「断章」 ジョージ・ゴードン・バイロン(George Gordon Byron)
- 「夜ごとの調べ」 ステンボック伯爵
- translator:加藤幹也/佐藤裕美子
- 対談
- 「吸血鬼 -この永遠なる憧憬」 菊地秀行(Kikuchi Hideyuki)/須永朝彦(Sunaga Asahiko)
- エッセイ・評論
- 「死者たちの血の渇き ドイツ吸血鬼文学誌」 前川道介
- 「メタファーとしての吸血鬼 フランス吸血鬼文学誌」 森茂大郎
- 「不思議な物語 第19回 『ドラキュラ』とその周辺」 稲生平太郎
- 「アメリカン・ヴァンパイア -モダン・ホラーの吸血鬼群像」 風間賢二(Kazama Kenji)
- 「吸血鬼における神話作用 スラヴ吸血鬼文学誌」 大石雅彦(Ōishi Masahiko)
- 「「鬼」の変容 日本吸血鬼文学誌」 谷川渥
- 「シネマ幻想館 第25回 夜の末裔たち -吸血鬼映画ぎゃらりい」 菊地秀行(Kikuchi Hideyuki)
- 「ドラキュラの末裔たち -『マーティン』と『処女の生血』」 倉阪鬼一郎(Kurasaka Kiichirō)
- 「ヴァンパイア・オンステージ 演劇・音楽・舞踊にみる吸血鬼」 須永朝彦(Sunaga Asahiko)
- ブックガイド&資料
- 「吸血鬼画廊」
- 「吸血鬼漫画の華麗な世界」 幻想さんと怪奇くん
- 「吸血鬼入門必携」 editor:諸星翔
- 「世界吸血鬼名鑑」 editor:幻想文学編集部
- 連載
- 「幻想ブックレビュー」
- 「幻想の画廊から」
- 「ハガード、ハガード! 第27回」 渋谷章
- 「[読書メモ] 幻想文学は零度のエクリチュールの夢を見るか?」 川崎賢子
- 「[研究ノート] 科学・空想科学・SF」 長山靖生(Nagayama Yasuo)
- 「書評備忘録 高橋和巳『邪宗門』」 高橋敏彦
- 「シネマでファンタスティック! 第8回 死体と遊ぶな大人たち」 新藤純子
- 「サイキック・ミュージック最前線 第8回 「日常」に宇宙を見る音楽」 田中浩一
- 「今宵ひらく言葉 第8回 をぐり」 加藤幹也
- 「ファンタジーの森から 第8回 甦生譚をめぐって・後篇」 井辻朱美(Itsuji Akemi)
- 「幻想の新地平 第3回 小説の可能性、小説の未来 -幻想純文学2」 石堂藍(Ishidō Ran)
幻想文学(Genso Bungaku)1991/ 5/20 No.29 特集-幻想の文学1930-40 昭和文学の幻視者たち 日本幻想文学誌5
- 作品復刻
- 「都会の幽気」 豊島與志雄
- 「死とその神秘 (抄)」 C・フラマリオン
- インタビュー
- 「禿鷹の弁—太宰治を語る」 中井英夫(Nakai Hideo)
- 「無頼派幻想譜」 奥野健男
- 評論
- 「文字の禍福 -中島敦の「虎」」 川村湊
- 「屋根裏部屋からの旅 -立原道造のミクロコスモス」 植田實
- 「夢の通路 -王朝物の系譜」 須永朝彦(Sunaga Asahiko)
- 「道に迷わなければ見えてこないものがある -小野十三郎の鉱物的ファンタジー」 堀切直人
- 「昭和心霊文学誌序説」 幻想さんと怪奇くん
- ブックガイド&資料
- 「無頼派幻想小説ベスト10」 editor:幻想さんと怪奇くん&諸星翔
- 「昭和心霊文学必携」 editor:怪奇くん
- 連載
- 「幻想ブックレビュー」
- 「幻想の画廊から」
- 「ハガード、ハガード! 第28回」 渋谷章
- 「シネマ幻想館 第26回 我が家のアンソロジー」 菊地秀行(Kikuchi Hideyuki)
- 「不思議な物語 第20回 人形つくり」 稲生平太郎
- 「[読書メモ] 最近のホラーをめぐって」 仁賀克雄(Jinka Katsuo)
- 「[研究ノート] 飯田参り」 南條竹則(Nanjō Takenori)
- 「シネマでファンタスティック! 第9回 『シルバー・グローブ』」 新藤純子
- 「サイキック・ミュージック最前線 第9回 ロック精神とは?」 田中浩一
- 「今宵ひらく言葉 第9回 メディア」 加藤幹也
- 「ファンタジーの森から 第9回 メタ・ドラマとしての能」 井辻朱美(Itsuji Akemi)
- 「幻想の新地平 第4回 幻想という枠を逃れて -ファンタジーの諸相」 石堂藍(Ishidō Ran)
- 幻妖倶楽部
- 「目利き」 マーヴィン・ピーク(Mervyn Peake)
- 「蟹噛み」 宇井亜綺夫
- 「盲時計」 蝿兒
幻想文学(Genso Bungaku)1991/ 9/30 No.30 特集-異端文学マニュアル 日本幻想文学誌6 昭和篇
- 作品復刻
- 「弔辞」 久生十蘭(Hisao Jūran)
- 「獏力車」 小栗虫太郎(Oguri Mushitarō)
- 「挿絵と闘った話」 夢野久作(Yumeno Kyusaku)
- 対談
- 「異端文学・再考」 川村湊&松山巌
- インタビュー
- 「『幻の探偵作家を求めて』の作者を求めて」 鮎川哲也(Ayukawa Tetsuya)
- 「《大ロマン・シリーズ》回想」 八木昇
- 「全集編纂を終えて -江戸川乱歩」 中島河太郎(Nakajima Kawatarō)
- 「虫太郎研究という不可能願望」 松山俊太郎
- 「『新青年』研究から見えてきたもの」 鈴木貞美
- 異端文学私の10選
- 「頑固な人々」 日影丈吉(Hikage Jōkichi)
- 「地底世界に魅せられて」 高橋克彦(Takahashi Katsuhiko)
- 「異形の美を求めて」 須永朝彦(Sunaga Asahiko)
- 「「国際文学」の視点から」 笠井潔(Kasai Kiyoshi)
- 「異端って、何?」 竹本建治
- 評論
- 「もっと知りたい久生十蘭のこと」 川崎賢子
- 「迷宮としての夢野久作研究」 西原和海
- 「科学の夢追い人 -海野十三」 瀬名尭彦
- 「さようなら探偵小説 -『新青年』の終焉と『宝石』世代」 長山靖生(Nagayama Yasuo)
- ブックガイド&資料
- 「異端文学研究必携」 editor:諸星翔
- 連載
- 「幻想ブックレビュー」
- 「幻想の画廊から」
- 「ハガード、ハガード! 第29回」 渋谷章
- 「シネマ幻想館 第27回 ある原形」 菊地秀行(Kikuchi Hideyuki)
- 「不思議な物語 第21回 冬空のロンドンから」 稲生平太郎
- 「[研究ノート] 闘病記としての幻想文学」 堀切直人
- 「シネマでファンタスティック! 第10回 春の映画はファンタとリアル」 新藤純子
- 「サイキック・ミュージック最前線 第10回 究極のラヴ・ソング、魂の点滴」 田中浩一
- 「今宵ひらく言葉 第10回 リトゥル・ネッロ」 加藤幹也
- 「ファンタジーの森から 第10回 人形譚をめぐって」 井辻朱美(Itsuji Akemi)
- 「幻想の新地平 第5回 人の内部にはいつも幻想がある -現代詩の中から」 石堂藍(Ishidō Ran)
幻想文学(Genso Bungaku)1991/ 2/28 No.31 特集-アンドロギュヌス 両性具有の妖しい夢
- 対談
- 「新しい天使の生まれる場所で」 東逸子(Azuma Itsuko)&若山和央
- インタビュー
- 「ふたなりひらの系譜 -歌舞伎のアンドロギュヌスたち」 郡司正勝
- 「両性具有進化論」 渡辺恒夫
- 評論
- 「かのオルフェウスもいうように」 多田智満子(Tada Chimako) illustrator:建石修志
- 「本朝二形譚 -略述・日本のアンドロギュヌス文芸」 須永朝彦(Sunaga Asahiko)
- 「かくも至高なる性 -ペラダンのアンドロギュヌス幻想」 倉智恒夫
- 「永劫回帰の夢」 野島秀勝
- 「殺し屋ヘテロ -『闇の左手』をめぐって」 小谷真理(Kotani Mari)
- 「アンドロギュヌス、もしくは高慢への意志」 加藤幹也
- 「ベル・エポックの舞台を彩ったアンドロギュヌスたち」 須永朝彦(Sunaga Asahiko)
- 「オルフェウスの声」 瀬高道助
- 「アンドロギュヌス=シャーマンの民俗」 川村邦光
- ブックガイド&資料
- 「アンドロギュヌス・ギャラリー」
- 「アンドロギュヌス文学館」 editor:幻想さんと怪奇くん
- 「アンドロギュヌス研究必携」 editor:諸星翔
- 「新刊展望」
- 「ハガード、ハガード! 第30回」 渋谷章
- 「不思議な物語 第22回 魔力」 稲生平太郎
- 「ファンタジーの森から 第11回 名前の力」 井辻朱美(Itsuji Akemi)
- 幻妖倶楽部
- 「[復刻] 黒髪の湯」 吉野治夫
- 「[新作] 花迷宮」 土井喜和
- 「吉野治夫メモランダム」 西原和海
- 「「ドッグ・アンド・ダック」の秘密」 南篠竹則
幻想文学(Genso Bungaku)1991/10/10 No.32 特集-人形綺譚 ヒトガタの魅惑と恐怖 幻想ベストブック1982~1987
- 本邦初訳&新作短編
- 「幻妖」 ヴィリ・ザイデルtranslator:前川道介
- 「ウィティントン少佐」 シャルル・バルバラ(Charles Barbara)1817-1866 translator:亀谷乃里
- 「第四番目の被造物」 フランシス・トムスンtranslator:関川左木夫&南條竹則(Nanjō Takenori)
- 「百個の星」 井辻朱美(Itsuji Akemi) illustrator:東逸子(Azuma Itsuko)
- インタビュー
- 「ふわり、冷ややかな、幽霊のような人形を」 四谷シモン
- 「人形を作り、人形と舞う」 ホリ・ヒロシ
- 対談
- 「人形たちに魅せられて」 東逸子(Azuma Itsuko)&井辻朱美(Itsuji Akemi)
- 評論
- 「からくり人形の悪夢 -ホフマンの場合」 前川道介
- 「フランシス・トムスンとその作品」 南條竹則(Nanjō Takenori)
- 「ファンタジーの森から 特別編 想像上の友だち -多重人格症と内化された人形」 井辻朱美(Itsuji Akemi)
- 「ドロッセルマイヤーさんの贈り物」 服部正
- 「自動人形の系譜 -シャルル・バルバラを中心に」 亀谷乃里
- ブックガイド&資料
- 「人形幻想文学読みあさり122」 幻想さんと怪奇くん
- 連載
- 「新刊展望」
- 「ハガード、ハガード! 第31回」 渋谷章
- 「不思議な物語 第23回 吸血鬼の血」 稲生平太郎
幻想文学(Genso Bungaku)1992/ 1/15 No.33 特集-日本幻想文学必携
- 特集:日本幻想文学必携 -美と幻妖の系譜
- オールタイム・ベストテン
- 「鏡花なら「全作品」といってもいいのだが」 川村二郎
- 「こけおどし怪談を一蹴する『真夜中の濫』」 中島河太郎(Nakajima Kawatarō)
- 「したしたした、チャカポコチャカポコ」 矢川澄子
- 「〈枕頭の十二冊〉を添えて…」 紀田順一郎(Kida Jun-ichirō)
- 「『夢の中での日常』は世界一の超現実主義小説」 奥野健男
- 「「風の又三郎」を極めつきの幻想文学として読むと…」 天沢退二郎
- 「泣きじゃくるベスト・テン+2の自伝」 高山宏
- 「輻輳する語り、幻視するまなざし」 川崎賢子
- 「日本文学における想像力の変容」 松田修
- 日本幻想文学・時代別10選
- 「本朝幻妖奇譚通覧 古典篇」 須永朝彦(Sunaga Asahiko)
- 「文明開化の光と開 明治篇」 長山靖生(Nagayama Yasuo)
- 「ブリキの月、空にかかりて 大正篇」 川村湊
- 「震災後の出「オタク」記 昭和戦前篇」 堀切直人
- 「未曾有の混乱の渦中で 昭和戦後篇」 笠井潔(Kasai Kiyoshi)
- ブックガイド&資料
- 「日本幻想文学テーマ別220選」 東雅夫(Higashi Masao)/石堂藍(Ishidō Ran)
- 「日本幻想文学年表」 editor:東雅夫(Higashi Masao)/石堂藍(Ishidō Ran)
- インタビュー
- 「《日本幻想文学集成》縁起」 礒崎純一
- 追悼・日影丈吉
- 「日影さんのこと」 須永朝彦(Sunaga Asahiko)
- 連載
- 「新刊展望」
- 「ハガード、ハガード! 第32回」 渋谷章
- 「不思議な物語 第24回 冷たい天」 稲生平太郎
- 「ファンタジーの森から 番外編 RPGとファンタジー」 井辻朱美(Itsuji Akemi)
- 「研究・批評の現場から 『新青年』出帆!」 湯浅篤志
幻想文学(Genso Bungaku)1992/ 4/15 No.34 特集-ケルト幻想文学誌 妖精の幸ふ古代へ
- 特集:ケルト幻想文学誌 -妖精の幸ふ古代へ
- 作品新訳
- 「メイルドゥーンの航海」 P・W・ジョイス
- translator:佐藤弓生(Satō Yumio)
- 「ケルト幻想詩抄」 Ed/translator:高山直之
- 「ダンセイニ卿作品集」 Ed/translator:西崎憲(Nishizaki Ken)
- 「アンガス・オグの目覚め」 フィオナ・マクラウド(Fiona Macleod)
- 「アンガス・オグの夢」 A・E
- translator:赤井敏夫
- 「牧人」 フィオナ・マクラウド(Fiona Macleod)
- 解説:赤井敏夫
- インタビュー
- 「ケルトの真姿を求めて」 井村君江(Imura Kimie)
- 評論
- 「フランスにおけるケルト幻想」 有田忠郎
- 「異界遍歴 -ケルト古代文学の幻想性をめぐって」 松村賢一
- 「〈四つの枝のマビノギ〉とモダン・ファンタジー」 風間賢二(Kazama Kenji)
- 「民俗学・水晶占い・セカンドサイト」 吉永進一(Yoshinaga Shin-ichi)
- 「二つのアンガス像」 赤井敏夫
- ブックガイド&資料
- 「ケルト幻想作家名鑑」 editor:東雅夫(Higashi Masao)/石堂藍(Ishidō Ran)
- 連載
- 「新刊展望」
- 「[新刊インタビュー] 『家畜人ヤプー・完結篇』 天野哲夫
- 「Fantastic Editors 良質・硬派のファンタジーを!」 山崎郁子
- 「ハガード、ハガード! 第33回」 渋谷章
- 「不思議な物語 第25回 地下牢の検査」 稲生平太郎
幻想文学(Genso Bungaku)1992/ 7/25 No.35 特集-鏡花夢幻帖
- 作品
- 「雲母文章 -鏡花文粋」 editor:須永朝彦(Sunaga Asahiko)
- 「名残の夢 -鏡花と江戸文芸」 editor:須永朝彦(Sunaga Asahiko)
- 「曳く水脈 -江戸文芸愛好」
- 「若菜姫の面影 -『白縫譚』」
- 「摩耶夫人憧憬 -『釈迦 八相倭文庫』」
- 「伝説の魔所 -エッセイ・評論」
- 「伝説の妖怪 -怪談・奇談と『天守物語』」
- 鏡花文学・秘蔵の一篇
- 「「白金の絵図」の絵図」 天沢退二郎
- 「「婦系図」の女」 笠原伸夫
- 「宝探しと隅田川 -「芍薬の歌」」 久保田淳
- 「蛇と狂気のモダンホラー -「尼ケ紅」」 倉阪鬼一郎(Kurasaka Kiichirō)
- 「音楽の魔 -「爪びき」」 篠田知和基(Shinoda Chiwaki)
- 「想ひわづらふ -「黒髪」」 須永朝彦(Sunaga Asahiko)
- 「かはうそに燈をぬすまれて -「歌行燈」」 戸板康二(Toita Yasuji)
- 「職人気質のストイシズム -「伊勢之巻」」 堀切直人
- 「二つの物語の分水嶺 -「神鑿」」 脇明子
- 「自然主義に抗して -「星女郎」」 渡辺えり子(Watanabe Eriko)
- ブックガイド&資料
- 「鏡花著書目録抄」 editor:渡邊一考
- 「鏡花曼陀羅 全作品ガイド」 監修:須永朝彦(Sunaga Asahiko)
- 「小説/小品・紀行・雑記・談話・他/唄・俳句」
- 「いますぐ鏡花を読むのなら」
- 「新刊展望」
- 「Fantastic Editors 幻の探偵作家に光を!」 藤原義也
- 「ハガード、ハガード! 第34回」 渋谷章
- 「不思議な物語 第26回 エイドリアン伯爵夫人の魂」 稲生平太郎
幻想文学(Genso Bungaku)1992/11/10 No.36 特集-悪魔のいる文学誌 幻想ベストブック1982~1987
- 作品
- 「『黒い女神』より」 スタニスラス・ド・ガイタ
- translator:自鳥友彦
- インタビュー
- 「『デビルマン』縁起」 永井豪(Nagai Gō)
- 「死を想え -私の悪魔学入門」 吉田八岑
- 「黒い神の末裔 -ロシア文学の悪魔像」 伊東一郎(Itō Ichirō)
- エッセイ
- 「誘惑図 -『悪魔の中世』より」 澁澤龍彦
- 「ラヴクラフトと悪魔学」 大瀧啓裕(Ōtaki Keisuke)
- 「悪魔派ホラー最前線」 夏来健次(Natsuki Kenji)
- 「罪と赦し -悪魔の二つの顔」 浅羽莢子(Asaba Sayako)
- 評論
- 「サタン変貌 -世紀末文学・美術の悪魔像」 倉智恒夫
- 「「ファウスト」の悪魔たち」 長谷川つとむ
- 「悲劇か、喜劇か -悪魔のいる英文学誌」 高山宏
- 「日本悪魔学盛哀記」 吉村明彦
- 「虚無と不在 -日本デモノロジィの可能性」 長山靖生(Nagayama Yasuo)
- ブックガイド&資料
- 「悪魔文学館」 editor:石堂藍(Ishidō Ran)
- 「悪魔資料室」 editor:諸星翔
- 「新刊展望」
- 「ハガード、ハガード! 第35回」 渋谷章
- 「不思議な物語 第27回 親和力」 稲生平太郎
幻想文学 No.37 1993/ 3/25 特集 -英国幽霊物語
- 特集 英国幽霊物語
- 「罌粟の馨り」 マージョリー・ボウエンtranslator:南條竹則(Nanjō Takenori)
- 「ボズウォース頂上水路」 L・T・C・ロルトtranslator:西崎憲(Nishizaki Ken)
- 「倫敦幽霊屋敷探訪記」 友成純一(Tomonari Jun-ichi)
- 「現代英国心霊模様」 三浦清宏
- 「英国怪奇小説の愉しみ」 紀田順一郎
- 秘蔵の英国幽霊譚
- 「ペル・メルの幽霊たち」 大滝啓裕
- 「「幻の下宿人」と「スミー」」 仁賀克雄
- 「デ・ラ・メアの「緑の部屋」」 橋本槙矩
- 「児童文学の幽霊たち」 金原瑞人
- エッセイ&ヴィジュアル
- 「サイモン・マースデンの憑かれた風景」 諸星翔
- 評論
- 「ファンタスマゴリア」 テリー・キャッスルtranslator:高山宏
- 「新歴史派の憑霊文化論」 高山宏
- 「小猿がこわい -英国幽霊譚と科学思想」 風間賢二
- 「ルネッサンス演劇と幽霊」 河合祥一郎
- 「英国スピリチュアリズム逍遥」 小池壮彦
- 「近代小説における超自然」 D・スカブラーtranslator:今本渉
- 「幽霊たちの帰還」 J・ブリッグスtranslator:佐藤弓生
- 座談会
- 「ゴースト・ストーリーに憑かれて」 南條竹則(Nanjō Takenori)/倉阪鬼一郎(Kurasaka Kiichirō)/西崎憲(Nishizaki Ken)
- 「新刊展望」
- 「ハガード、ハガード! 第36回」 渋谷章
- 「不思議な物語 第28回 リドル夫人からエイクマンまで」 稲生平太郎
- 「ドッペルゲンガー考 第1回 鴎外と龍之介」 山下武(Yamashita Takeshi)
幻想文学 No.38 1993/ 6/15 特集 -幻魔妖怪時代劇
- 特集 幻魔妖怪時代劇
- 新作短編
- 「胡蝶丸変化」 須永朝彦illustrator:花輪和一
- 評論
- 「水のほとりで -馬琴・介山・史郎」 川村湊
- 「20世紀的ジャンルとしての時代物」 川崎賢子
- 「連戦連敗の技芸 -花田清輝の中世小説」 堀切直人
- 「中川信夫覚書 -怪奇幻想映画の視点から」 伊藤敬
- ブックガイド&資料
- 「幻想時代小説・妖人妖魔キャラクター事典」 editor:石堂藍
- 「妖人妖魔キャラクター事典・古典篇」 editor:須永朝彦
- 「幻想時代小説・作品便覧」 editor:石堂藍
- 連載
- 「新刊展望」
- 「新刊インタビュー 『国枝史郎伝奇全集』をめぐって」 山蔦恒
- 「Fantastic Editors (未知谷)反・西欧近代の旗のもとに」 飯島徹
- 「ハガード、ハガード! 第37回」 渋谷章
- 「不思議な物語 第29回 悪魔の岩山」 稲生平太郎
- 「ドッペルゲンガー考 第2回 勇・基次郎・不木」 山下武(Yamashita Takeshi)
幻想文学 No.39 1993/ 9/25 特集 -大怪獣文学館
- 特集 大怪獣文学館
- 作品復刻
- 「「ゴジラ」の来る夜」 武田泰淳
- 「発光妖精とモスラ」 中村真一郎・福永武彦・堀田善衛
- 「ラドンの誕生」 黒沼健
- 「怪獣エッセイ・評論選(『放射能X』を観て/南への憧れ/ゴジラ刊行に就て/『ゴジラ』懺悔/怪獣談)」 香山滋
- インタビュー
- 「東西怪獣映画私観」 菊地秀行(Kikuchi Hideyuki)
- 「モンスター・マイ・ラヴ」 竹内博
- 対談
- 「香山滋ふたたび!」 山村正夫/竹内博
- エッセイ
- 「大怪獣アメリカ?!」 友成純一(Tomonari Jun-ichi)
- 「怪獣はなぜペット化したのか」 村田基(Murata Motoi)
- 「香山滋が愛した怪獣たち」 竹内博
- 評論
- 「怪獣 -あるいは告白する普遍性」 長山靖生(Nagayama Yasuo)
- 「反幻想としての怪獣」 小林豊昌
- 「獣人伝説の行方」 小池壮彦
- ブックガイド&資料
- 「本朝怪獣文学セミナー」 幻想さんと怪奇くん
- 連載
- 「新刊展望」
- 「ハガード、ハガード! 第38回」 渋谷章
- 「不思議な物語 第30回 新たな人類」 稲生平太郎
- 「ドッペルゲンガー考 第3回 西尾正と久生十蘭」 山下武(Yamashita Takeshi)
幻想文学 No.40 1994/ 1/27 特集 -幻想ベストブック1987-1993
- 特集 幻想ベストブック1987-1993
- 絶筆&本邦初訳
- 「眠り」 中井英夫illustrator:建石修志
- 「緑の部屋」 W・デ・ラ・メアtranslator:橋本槙矩/小田川裕子
- アンケート
- 「幻想ベストブック 1987-1993」
- インタビュー
- 「幻想文学を突き抜けて」 奥泉光(Okuizumi Hikaru)
- 「ファンタジーとSFの狭間で」 菅浩江(Suga Hiroe)
- 「ホンネで生き、ホンネで書く」 鈴木光司
- 「幻想文学最前線でダンス!」 風間賢二
- ブックガイド&資料
- 「幻想ベストブック分野別展望」 石堂藍/諸星翔/他
- 連載
- 「新刊展望」
- 「新刊インタビュー 『薔薇と拳銃』をめぐって」 谷弘兒
- 「ハガード、ハガード! 第39回」 渋谷章
- 「不思議な物語 第31回 ホークスムア」 稲生平太郎
- 「ドッペルゲンガー考 第4回 薄風之介と桑原静爾」 山下武(Yamashita Takeshi)
- 書評特集 ドラコニアの新地平
- 「昭和の子供だ、ぼくたちも」 堀切直人
- 「『澁澤龍彦の時代』を読む」 長山靖生(Nagayama Yasuo)
- 「〈玩文喪志〉でなければよいが」 伊藤敬
- 「澁澤龍彦論に新しい風」 森村進
- 「《澁澤龍彦全集》縁起」 内藤憲吾
- 眠れ、黒鳥◆追悼・中井英夫
- 「告別」 相澤啓三
- 「弔辞」 出口裕弘(Deguchi Yasuhiro)
- 「弔辞」 松村禎三
- 「弔詞」 尾崎左永子
- 「悼」 下野博
- 「薔薇色の骨」 福島泰樹
- 「中井氏のきびしさ」 小笠原賢治
- 「二人の中井英夫」 笠井潔(Kasai Kiyoshi)
- 「亡き人に与うるアダージョ」 加藤幹也
- 「今、思うことは」 竹本建治
- 「秘蹟の薔薇、薔薇の秘蹟」 齋藤慎爾
- 「残像の星々の光芒が今も」 高橋康雄
- 「通り抜け」 田中敏郎
- 「虚無への供物に」 椿實
- 「あの日の輝きを」 戸川安宣
- 「妹のはしくれとして」 矢川澄子
- 「彗星との日々」 本多正一
幻想文学 No.41 1994/ 7/31 特集 -ホラー・ジャパネスク
- 特集 ホラー・ジャパネスク
- 「われらの恐怖遍歴」 対談:菊地秀行/竹河聖(Takekawa Sei)
- 「華麗で懐かしい怪異」(interview) 皆川博子(Minagawa Hiroko)
- 「場所が醸す恐怖」(interview) 田中文雄(Tanaka Fumio)
- 「究極の純粋な恐怖」(interview) 竹本健治(Takemoto Kenji)
- 「土地が孕む怪異」(interview) 森真沙子(Mori Masako)
- 「言葉が紡ぐ恐怖」(interview) 小池真理子
- 「内なる悪魔の恐怖」(interview) 大原まり子(Ōhara Mariko)
- 「背筋を刺激する恐怖」(interview) 朝松健
- 「人外のものの恐怖」(interview) 綾辻行人(Ayatsuji Yukito)
- 「人間意識の怪奇」(interview) 篠田節子(Shinoda Setsuko)
- 「美学のある恐怖」(interview) 坂東眞砂子
- 「怖がらせるな」(essay) 都筑道夫(Tsuduki Michio)
- 「ホラー・この過酷なもの」(essay) 高橋克彦
- 「ああ、スプラッタはどこへ行った」(essay) 友成純一(Tomonari Jun-ichi)
- 「テクノゴシック・ジャパン」(評論) 小谷真理
- 「純文学とホラー」(評論) 石堂藍
- 「日本のモダンホラー・ベスト100」 editor:諸星翔
- 「ジュヴナイル・ホラーガイド」 石堂藍
- 「新刊展望」
- 「Fantastic Editors 〈角川ホラー〉定着をめざして」 宍戸健一
- 「独墺怪談 トルメントの宝石」 パウル・ブッソンtranslator:前川道介
- 「『人狼変身譚』をめぐって」(interview) 篠田知和基
- 「『ドラキュラ公』をめぐって」(interview) 篠田真由美(Shinoda Mayumi)
- 「ハガード、ハガード! 第40回」 渋谷章
- 「不思議な物語第32回 闇の凱旋・闇の力」 稲生平太郎
- 「ドッペルゲンガー文学考 第5回 三橋一夫」 山下武(Yamashita Takeshi)
幻想文学 No.42 1994/10/31 特集 -RAMPOMANIA
- 特集 RAMPOMANIA
- 「巻頭ヴィジュアル 回想の橘小夢 加藤眞彦・美智江夫妻に聞く」
- 「作品復刻 伊賀の散歩者」 山田風太郎illustrator:谷弘兒
- 「『一九三四年冬―乱歩』をめぐって」(interview) 久世光彦
- 「平成乱歩調・乱歩幻想小説の競演」
- 「青い箱と銀色のお化け」 須永朝彦
- 「D坂の二・二六事件」 浅羽通明
- 「たゞうたかたの」 加藤幹也
- 「屋根裏の乱歩者」 芦辺拓(Ashibe Taku)
- 「龍の玉」 服部正
- 「ガイド&資料」
- 「乱歩の幻想小説」 石堂藍
- 「〈乱歩幻想〉文学館 幻想さんと怪奇くん」
- 「乱歩漫画・夜咄」 村上博美
- 「映画もまこと、か」 渡電
- 「「十二階」と「パノラマ館」」(essay) 藪下明博
- 「鏡・人形・仮面」(essay) さたなきあ
- 「探偵・江戸川乱歩の犯罪」(essay) 本多正一
- 「『影よ踊れ』をめぐって」(interview) 服部正
- 「『異形博覧会』をめぐって」(interview) 井上雅彦(Inoue Masahiko)
- 「ハガード、ハガード! 第41回」 渋谷章
- 「不思議な物語第33回 海の女司祭」 稲生平太郎
- 「ドッペルゲンガー文学考 第6回 渡辺啓助」 山下武(Yamashita Takeshi)
幻想文学 No.43 1995/ 2/28 特集 -死後の文学
- 特集 死後の文学
- 「日本人の血の中にある彼岸」(interview) 松谷みよ子
- 「死と生の間の世界を描く」(interview) 神林長平(Kambayashi Chōhei)
- 「エリュシオンの野」(評論) 多田智満子
- 「地獄巡りの系譜―本朝冥界遍歴譚」(評論) 須永朝彦
- 「生きて帰りし物語」(評論) 井辻朱美
- 「この世の果てはこの世である」(評論) 鎌田東二
- 「死霊の物語の発生 -折口信夫と浅野和三郎」(評論) 小池壮彦
- 「生と死の彼岸 -最近映画に見る二つの《臨死体験》」(評論) 新藤純子
- 「神話が描く死後の世界」(評論) 石堂藍
- 「本邦初訳 失くした三ペンス銀貨」 ジェイムズ・スティーヴンズtranslator:赤井敏夫
- 「ガイド 死後の文学館」 editor:石堂藍
- 「ガイド 死後の資料館」 editor:石堂藍/協力:小池壮彦
- 「新刊展望」
- 「『エイダ』をめぐって」(interview) 山田正紀(Yamada Masaki)
- 「緊急特集 いま甦るフランケンシュタイン幻想」 諸星翔&怪奇くん
- 「ハガード、ハガード! 第42回」 渋谷章
- 「不思議な物語・番外篇壱 四谷雑談」 稲生平太郎
- 「ドッペルゲンガー文学考 第7回 海野十三と香山滋」 山下武(Yamashita Takeshi)
幻想文学 No.44 1995/ 6/20 特集 -中国幻想文学必携
- 特集 中国幻想文学必携
- 「わが中国怪異研究の歩み」(interview) 澤田瑞穂
- 「チャイナ・ファンタジーの悦楽」(interview) 南伸坊
- 「料理と酒と美女」(interview) 南條竹則(Nanjō Takenori)
- 「重たい本をカバンに詰めて -探偵作家の中国小説メモ」(essay) 芦辺拓(Ashibe Taku)
- 「天の井戸と地の井戸 -境界としての幻想空間」(評論) 中野美代子
- 「八月の筏 -中国飛翔文学史序説」(評論) 武田雅哉
- 「晉世家夢譜」(評論) 草森紳一
- 「愛すべき幽霊たち -中国志怪小説の系譜」(評論) 竹田晃
- 「科学者の文体 -『捜神記』と『西遊記』に関する覚え書き」(評論) 大木康
- 「「還魂記」など -中華戯曲の怪異場面」(評論) 須永朝彦
- 「「杜子春伝」 -日本と中国の感覚の相違」(評論) 藪下明博
- 「中国SFはオモシロイ!」 林久之
- 「作品 雪々 -『唐物語』より」translator:須永朝彦
- 「ガイド 中国怪談を読む」 幻想さんと怪奇くん
- 「ガイド 中国幻想文学案内」 editor:石堂藍
- 「ガイド 中国幻想文学資料館」 editor:石堂藍
- 「新・一書一会 妖怪小説の復権をめざして~『魍魎の匣』をめぐって」 京極夏彦(Kyōgoku Natsuhiko)
- 「新刊展望」
- 「Fantastic Editors 『鏡花幻想譚』二十年の因縁」 桑原茂夫
- 「情報特集 最新幻想作家全集選集総覧」 幻想さんと怪奇くん
- 「ハガード、ハガード! 第43回」 渋谷章
- 「不思議な物語 第34回 パワー」 稲生平太郎
- 「ドッペルゲンガー文学考 第8回 平井呈一」 山下武(Yamashita Takeshi)
幻想文学 No.45 1995/ 9/20 特集 -アメリカ幻想文学必携
- 特集 アメリカ幻想文学必携
- 「アメリカ幻想文学・わたしのベスト10」
- 「邦訳が切望される10篇」 風間賢二
- 「アメリカン・ファンタジーの古典10篇」 ひかわ玲子
- 「黙示と幻視の10篇」 巽孝之(Tatsumi Takayuki)
- 「アメリカン・ゴシックとしてのモダンホラー10篇」 矢野浩三郎
- 「アメリカ幻想短篇20篇」 若島正
- 「評論・アメリカ幻想文学の流れと現在」
- 「アメリカン・ゴシックの原風景」 八木敏雄
- 「アメリカン・リアリズムの幻想」(interview) 志村正雄
- 「オブライエン覚書き」 大瀧啓裕
- 「アメリカ幻想文学とパルプマガジン」 那智史郎
- 「ポストモダン・トリックスター」 風間賢二
- 「ジャンルSFの境界で」(interview) 大森望
- 「アメリカン・モダンホラーの現在」 尾之上浩司
- 「成熟にむかうアメリカのファンタシー」 中村融(Nakamura Tōru)
- 「ブックガイド アメリカ幻想文学基本図書360選」 editor:石堂藍/諸星翔
- 「ブックガイド アメリカ幻想文学研究書ガイド」 秋山義典
- 「新・一書一会 ホラー新世代の旗手、見参!~『パラサイト・イヴ』をめぐって」 瀬名秀明(Sena Hideaki)
- 「新刊展望」
- 「ハガード、ハガード! 第44回」 渋谷章
- 「不思議な物語・番外篇弐 ヴィレット」 稲生平太郎
- 「ドッペルゲンガー文学考 第9回 橘外男」 山下武(Yamashita Takeshi)
- 「《日本幻想文学集成》完結特別企画 天才・小栗虫太郎」 小栗宣治&松山俊太郎
- 「【第一回世界ドラキュラ会議参加録】」
- 「二つのドラキュラ城」 篠田真由美(Shinoda Mayumi)
幻想文学 No.46 1996/ 2/20 特集 -夢文学大全
- 特集 夢文学大全
- 「シンクロニシティと直観と」(interview) 横尾忠則
- 「夢の記述をめぐって」(interview) 巖谷國士
- 「夢と文学をめぐって」(essay) 天沢退二郎
- 「仮を真となす時、真もまた仮なり」(付・散文詩)」(essay) 多田智満子
- 「《夢書房》再訪記」(essay) 石川喬司
- 「夏の夜の夢 -よく見る夢五題」(essay) 小柳玲子
- 「族長たちの夢」(評論) 多田智満子
- 「夢の原質」(評論) 井辻朱美
- 「夢のリアリティー」(評論) 藪下明博
- 「怪奇夢十夜」(評論) 倉阪鬼一郎(Kurasaka Kiichirō)
- 「ドリームマスターを追え」(評論) 野崎六助
- 「夢日記について」(評論) 東雅夫
- 「ガイド 夢文学必携」 石堂藍
- 小特集 野中ユリの夢宇宙
- 「〈夢〉の地表を超えて」(interview) 野中ユリ
- 「書き下ろし夢譚 夢会」 野中ユリ
- 「凸面鏡の自画像/宇宙軸はここに―」(essay) 野中ユリ
- 「編集者インタビュー (平凡社)に聞く 二宮隆洋氏」
- 「新・一書一会 古典の魅力を伝えたい~《日本古典文学幻想コレクション》をめぐって」 須永朝彦
- 「ハガード、ハガード! 第45回」 渋谷章
- 「不思議な物語 第35回 走狗」 稲生平太郎
- 「ドッペルゲンガー文学考 第10回 佐藤春夫」 山下武(Yamashita Takeshi)
- 「幻想通信番外編」 大瀧啓裕
幻想文学(Genso Bungaku)1996/ 6/20 No.47 特集-怪談ニッポン!
- cover:アトリエOCTA
- 完全復刻当世百物語
- 「影」 豊島與志雄
- 「番町の怪と高輪の怪と」 小山内薫
- 「貸間を探がしたとき」 小川未明(Ogawa Mimei)
- 「老媼茶話」 菊池寛(Kikuchi Kan)
- 「友人の実見譚」 稲垣足穂(Inagaki Taruho)
- 「彼女の見た幻影」 久米正雄
- 「隠元豆と蕎麦と富士山と」 宇野浩二
- 「高野山の御廟」 近松秋江
- 「女犯の血しほ」 上司小剣
- 「しやりかうべ」 室生犀星
- 「梨の花と貸間札」 白鳥省吾
- 「首くくりの部屋」 佐藤春夫(Satō Haruo)
- 「林中の妖美人」 山田耕筰
- 作品復刻
- 「怪夢」 水野葉舟
- 「おぼろ影」 浅野馮虚
- 「葦」 幸谷保
- 平成百物語
- 「夜の寺」 都筑道夫(Tsuduki Michio)
- 「ま、いいか」 森真沙子(Mori Masako)
- 「万願寺」 中島らも(Nakajima Ramo)
- 「こんな話」 加門七海(Kamon Nanami)
- 「化鳥に乗って」 倉阪鬼一郎(Kurasaka Kiichirō)
- 評論
- 「他界に魅せられし人々」 横山茂雄
- 「心霊写真の怪談」 小池壮彦
- 「芥川龍之介・幽霊・心霊学」 一柳廣孝
- 「芝居の怪談」 須永朝彦(Sunaga Asahiko)
- 「寄席の怪談」 山本進
- ブックガイド
- 「怪談ニッポン!」東雅夫(Higashi Masao)
- [新・一書一会]小池真理子10言葉で紡いだ異界の光景
- 「独墺怪談 ブレーメン市の参事会員」 アレクサンダー・フォン・ウンゲルン=シュテルンベルク(Alexander Freihert von Ungern-Sternberg)
- 「新刊展望」
- 「『彗星との日々』をめぐって」 本多正一
- 連載
- 「ハガード、ハガード! 第36回」 渋谷章
- 「ドッペルゲンガー文学考 第11回 段沙兒」山下武(Yamashita Takeshi)
幻想文学(Genso Bungaku)1996/10/20 No.48 特集-建築幻想文学館
- cover:アトリエOCTA
- 建築幻想小説
- 「家—魔象(付・手記)」 霜島ケイ(Shimojima Kei)
- 「さらに、彼方へ」 篠田真由美(Shinoda Mayumi)
- インタビュー
- 「言語芸術と建築」 高山宏
- 「造物主を欲望する現代」 飯島洋一
- エッセイ
- 「ゴーメンガーストの大いなる影」 浅羽莢子(Asaba Sayako)
- 「『黒死館』詣で」 東雅夫(Higashi Masao)
- 評論
- 「黒死館、あるいはまぼろしたてもの」 山口雄也
- 「さざえ堂と岩窟ホテル」 藪下明博
- 「紙の上の建築」 高山直之
- ブックガイド
- 「ウット・アルキテクトゥーラ・ポエーシス」 高山宏
- 「建築幻想文学必携」 石堂藍(Ishidō Ran)
- 「関連書ガイド」
- 「[新・一書一会] 加門七海 オカルト小町の都会派呪術ホラー」
- 「新刊展望」
- 「新刊インタビュー 『東京近郊怪奇スポット』をめぐって」 小池壮彦
- 連載
- 「幻想ブックレビュー」
- 「ハガード、ハガード! 第37回」 渋谷章
- 「不思議な物語・番外篇参 インドから火星へ」 横山茂雄
- 「ドッペルゲンガー文学考 第12回 澁澤龍彦」 山下武(Yamashita Takeshi)
幻想文学 No.49 1997/ 3/ 1 特集 -シネマと文學!
- 特集 シネマと文學!
- 「書き下ろし小説 吸血鬼ドラキュラ~スペシャル・プロローグ」 菊地秀行(Kikuchi Hideyuki)
- 「ハラァ博士の恐怖」 井上雅彦(Inoue Masahiko)
- 「インタビュー 幻想芸術としての映画」 巖谷國士
- 【評論】
- 「映画芸術よりフィルムの切れっ端」 高橋康雄
- 「九〇年代、映画の幻想風景」 新藤純子
- 「【エッセイ・怪奇と幻想の誌上オールナイト・ベスト】」
- 「もう、キリないもんね!」 田中文雄(Tanaka Fumio)
- 「人間なんて糞食らえ」 友成純一(Tomonari Jun-ichi)
- 「妖かしは影、影はまぼろし」 須永朝彦
- 「あの頃の怪物たち」 小中千昭(Konaka Chiaki)
- 「不思議なセルロイド」 稲生平太郎
- 「ガイド ファンタスティック映画案内」 渡電&石堂藍
- 「ガイド 映画と幻想文学」 「石堂藍
- 【再録資料】
- 「魔術的芸術抄」 アンドレ・ブルトン(André Breton)
- 「映画ノート1」 フィリップ・スーポー
- 「シュルレアリスムと映画抄」 巖谷國士
- 「《巻頭特別企画◎『虚無への供物』ついにドラマ化》」
- 「シャンソンと〈死〉と」(interview) 平山秀幸
- 「『虚無への供物』を脚本化して」(interview) 奥寺佐渡子
- 「薔薇の不在 -中井英夫納骨記」 本多正一
- 「新・一書一会 電飾をつけたカストラート~『カント・アンジェリコ』をめぐって」 高野史緒(Takano Fumio)
- 「新刊展望」
- 「『暗殺百美人』を読む」 中条省平
- 「ハガード、ハガード! 第48回」 渋谷章
- 「不思議な物語 第36回 幻影」 稲生平太郎
- 「ドッペルゲンガー文学考 第13回 泉鏡花」 山下武(Yamashita Takeshi)
幻想文学 No.50 1997/ 7/25 特集 澁澤龍彦1987~1997
- 特集 澁澤龍彦1987~1997
- 「アンケート 私の〈澁澤体験〉」
- 【インタビュー】
- 「澁澤亡きあとの十年」 澁澤龍子
- 「兄の思い出を綴って」 澁澤幸子
- 「アンソロジーとしての自我」 巖谷國士
- 「サドと澁澤文学」 松山俊太郎
- 【評論】
- 「澁澤版〈美女と野獣〉 -創作という名の翻訳」 中条省平
- 「澁澤龍彦あるいはプラトン的文学」 瀬高道助
- 「澁澤龍彦を語る書物」 森村進
- 「ハイパーテクスト概説」 石堂藍
- 【インタビュー】
- 「『翻訳全集』ここが読みどころ!」 安島真一
- 「ドラコニア澁澤龍彦展」 望月伸晃
- 「コラージュ 心月輪の澁澤龍彦」 野中ユリ
- 《50号記念特別企画》
- 「特別寄稿・小説 憧憬双曲線」 高原英理
- 「特別寄稿・翻訳小説 ファウスタの象」 ヴォルフスキントtranslator:前川道介
- 「特別寄稿・評論 夜津屋怪談霜夜星」 小池壮彦
- 「対談 「幻想文学」の舞台裏」 東雅夫&川島徳絵
- 《連載》
- 「新・一書一会 文学史を面白く読ませる!~『そは何者』をめぐって」 東郷隆
- 「新刊展望」
- 「ハガード、ハガード! 第49回」 渋谷章
- 「不思議な物語・番外篇四 ジョン・ディーの『精霊日誌』」 稲生平太郎
- 「ドッペルゲンガー文学考 第14回 三島由紀夫」 山下武(Yamashita Takeshi)
- 「ARCHITECTURA PHANTASTICA 序章 腐爛の美酒」 篠田真由美(Shinoda Mayumi)
幻想文学 No.51 1997/11/15 特集 -アンソロジーの愉楽
- 特集 アンソロジーの愉楽
- 巻頭資料
- 「幻のアンソロジー 澁澤さんのメモから」 東雅夫
- インタビュー
- 「アンソロジストを自称する須永朝彦氏に聞く」
- 「アンソロジストとしての風間賢二氏に聞く」
- 精華集・推賞するこの一冊
- 「『ロマンシスト・アンド・ノヴェリスト・ライブラリイ』」 大瀧啓裕
- 「『アルゼンチン幻想文学選集』」 鼓直
- 「『霧の辻馬車』」 前川道介
- 「『フランス幻想小説アンソロジー』」 森茂太郎
- 「『世紀を透視する』ほか」 沼野充義(Numano Mitsuyoshi)
- 評論
- 「見渡せば -本朝撰集大概・古典篇」 須永朝彦
- 「日夏耿之介とアンソロジーの近代」 吉村明彦
- エッセイ
- 「『支離滅裂名文集』」 稲生平太郎
- 「『ポストモダン・フェアリー・テイルズ集』」 風間賢二
- 対談
- 「ボルヘスと澁澤龍偐」 瀬高道助/森村進
- 「二十世紀の幽霊 シンシア・アスキス編 The Second Ghost Book 序文」 エリザベス・ボウエン(Elizabeth Bowen)
- 資料
- 「幻想文学アンソロジー総覧」
- 「アンソロジー収録作品作家別一覧」
- 「新・一書一会 本好きに捧げる幻の本の物語 『三月は深き紅の淵を』をめぐって」 恩田陸(Onda Riku)
- 「新刊インタビュー 『百鬼譚の夜』」 倉阪鬼一郎(Kurasaka Kiichirō)
- 「幻想ブックレビュー」
- 「ハガード、ハガード! 第50回」 渋谷章
- 「不思議な物語第37回◇薄暮の物語」 稲生平太郎
- 「ドッペルゲンガー文学考第15回 木々高太郎と甲賀三郎」 山下武(Yamashita Takeshi)
- 「ARCHITECTURA PHANTASTICA 第一章 神の墓」 篠田真由美(Shinoda Mayumi)
- 「叫び」 The Shouting L・T・C・ロルト(Lionel Thomas Caswell Rolt)
- 「せむしの少年殺し」 The Murder of the Hunchbacked Boy C・D・パメリー(Carl Douglas Pamely)
幻想文学 No.52 1998/ 3/10 特集 -猫の妖、猫の幻
- 特集 猫の妖、猫の幻
- 「愛しさと妖しさと(付猫奇談選) -古典文芸に描かれた猫たち」(評論) 須永朝彦
- 「鏡花と猫」(評論) 田中励儀
- 「アメリカン・バッカス -ポウの「黒猫」に見る禁酒文学のアイロニー」(評論) 巽孝之(Tatsumi Takayuki)
- 「〈類人猿〉作家と二匹の猫 -橘外男の怪猫譚」(評論) 谷口基
- 「化け猫騒動に就いての話」(評論) 小池壮彦
- 「描かれた猫たち」(評論) 高山直之
- 「異界への扉」(essay) 森真沙子(Mori Masako)
- 「心霊写真」(essay) 竹河聖(Takekawa Sei)
- 「『猫迷宮』」(essay) 天沼春樹
- 「猫・夢・ヴィジョン -『猫学入門』をめぐって」(interview) 花輪莞爾
- 「誇り高く孤独な猫たち -猫の夢・猫のイメージをめぐって」(interview) 谷山浩子
- 猫作品集
- 「灰色の猫」 A・C・ベンスンtranslator:西崎憲(Nishizaki Ken)
- 「黒猫 -英米百鬼譚」 W・J・ウィンテルtranslator:倉阪鬼一郎(Kurasaka Kiichirō)
- 小詩集「猫」
- 「菩薩の海」 多田智満子
- 「猫と月」イェイツtranslator:高山直之
- 「まざあ・ぐうす「お月夜」 translator:北原白秋
- 「黒猫」 山村暮鳥
- 「猫」 宮澤賢治
- ブックガイド
- 「猫ファンタジー・ガイド」 石堂藍
- 「新・一書一会 世紀末東京を描くアンチ・モダンホラー~『妖都』をめぐって」 津原泰水(Tsuhara Yasumi)
- 「新・一書一会 抱腹絶倒のマジックリアリズム・ファンタジー~『風車祭』をめぐって」 池上永一
- 「新刊展望」
- 「ハガード、ハガード! 第51回」 渋谷章
- 「ドッペルゲンガー文学考 第16回 夢野久作」 山下武(Yamashita Takeshi)
- 「ARCHITECTURA PHANTASTICA 第二章 聖心臓」 篠田真由美(Shinoda Mayumi)
幻想文学 No.53 1998/ 9/30 特集 -音楽+幻想+文学
- 特集 音楽+幻想+文学
- 「断片から紡ぎだす物語」(interview) 皆川博子(Minagawa Hiroko)
- 「理論的音楽小説の試み」(interview) 篠田節子(Shinoda Setsuko)
- 「【エッセイ】」
- 「キイボード・コンプレックス」(essay) 矢川澄子
- 「浮遊する音楽のリミックス」(essay) 井辻朱美
- 「音楽における規律と幻想」(essay) 西崎憲(Nishizaki Ken)
- 「半音階的幻想」(essay) 高原英理
- 「ツァラトゥストラはかく歌いき」(評論) 高野史緒(Takano Fumio)
- 「オルフェの遺言 -仏幻想文学と音楽」(評論) 瀬高道助
- 「カントリー・ミュージック・ファンタシー・イン・アメリカ」(評論) 中村融(Nakamura Tōru)
- 「悪魔のいる昭和歌謡史 -南方幻想歌謡曲をめぐって」(評論) 倉阪鬼一郎(Kurasaka Kiichirō)
- 作家アンケート
- 「幻想音楽☆私の愛聴盤」
- 幻想文学読者のための幻想音楽入門
- 「キメラにして幻想装置 -オペラ入門」 相澤啓三
- 「幻想への扉 -ポピュラー入門選」 高山直之
- 「ヴィジョニストたち -時間旅行のための音楽選」 佐藤弓生
- 「ブックガイド 至高の音楽を求めて -幻想音楽小説120」 石堂藍
- 「新・一書一会 異界を疾走する幻想のカブキ躍り~『カブキの日』をめぐるあれこれ」 小林恭二
- 「追悼・郡司正勝」
- 「郡司正勝先生のこと」 須永朝彦
- 「新刊展望」
- 「ハガード、ハガード! 第52回」 渋谷章
- 「ドッペルゲンガー文学考 第17回 長田秀雄と林和」 山下武(Yamashita Takeshi)
- 「ARCHITECTURA PHANTASTICA 第三章 炎の髪」 篠田真由美(Shinoda Mayumi)
- 「英米百鬼譚第3回 ヴィンセント・オサリヴァン「私が死んだとき」」 editor/translator:倉阪鬼一郎(Kurasaka Kiichirō)
- 「英米百鬼譚第3回 W・F・ハーヴェイ(W. F. Harvey)「荒れ野を渡って」」 editor/translator:倉阪鬼一郎(Kurasaka Kiichirō)
幻想文学 No,54 1999/ 2/20 特集 -世の終りのための幻想曲
- 特集 世の終りのための幻想曲
- 「原風景としての終末幻想」(interview) 小松左京(Komatsu Sakyō)
- 「不思議の洪水」 山東京傳translator:須永朝彦
- 「破滅がいっぱい!」(評論) 風間賢二
- 「ソロヴィヨフの黙示の構造」(評論) 御子柴道夫
- 「ミシマ・グノースティック」(評論) 高原英理
- 「共同体と自然と」(評論) 草野慶子
- 「黄昏の終末幻想」(評論) 瀬高道助
- 「世の終わりというユートピア」(評論) 西崎憲(Nishizaki Ken)
- 「リヴァイアサンの幻影」(評論) 尾之上浩司
- 「陽は陰り星は墮つ」(評論) 石堂藍
- 「終末のセフィーロート」(評論) 大瀧啓裕
- ガイド&資料
- 「終末のヴィジョン」 高山直之選
- 「ニッポンのちっぽけな終末」 渡電
- 「アンジェの黙示録タピスリー」
- 「滅びを志向する文学」 石堂藍
- 小特集 山尾悠子の世
- 「アンヌンツィアツィオーネ/傳説」 山尾悠子
- 「七月のレジェンド」 野阿梓
- 「世に崩壊せざるものなし」 石堂藍
- 「新・一書一会 音楽論に彩られた青春小説~『オルガニスト』をめぐって」 山之口洋
- 「新刊展望」
- 「ハガード、ハガード! 第53回」 渋谷章
- 「不思議な物語第38回 哀れな人々」 稲生平太郎
- 「ドッペルゲンガー文学考 第18回 城昌幸」 山下武(Yamashita Takeshi)
- 「ARCHITECTURA PHANTASTICA 第四章 偸盗」 篠田真由美(Shinoda Mayumi)
- 「英米百鬼譚第四回 F・マクダーモット「蜘蛛」」 editor/translator:倉阪鬼一郎(Kurasaka Kiichirō)
幻想文学 No.55 1999/ 5/31 特集 -ミステリVS幻想文学
- 特集 ミステリVS幻想文学
- 「エリック・ドルフィーのように」(interview) 山口雅也(Yamaguchi Masaya)
- 「無意識の幻想派」(interview) 麻耶雄嵩(Maya Yutaka)
- 「百六十年の密室」 芦辺拓(Ashibe Taku)
- 「アンケート ミステリ作家が選ぶ〈幻想ミステリ〉この一冊」
- 「探偵小説おける幻想」(essay) 笠井潔(Kasai Kiyoshi)」
- 「ミステリーの刻印あるいは赤い本青い本」(essay) 服部正
- 「ミステリの淵源を探る」(評論) 横山茂雄
- 「ホラー・ミステリの一世紀半」(評論) 森英俊
- 「ポオのいる日本探偵小説史」(評論) 藤田知浩
- 「〈アンチ・ミステリー〉という怪物」(評論) 千街晶之(Sengai Akiyuki)
- 「奇妙な味の作品群」(評論) 尾之上浩司
- 「合理と幻想が融合する巨木」(評論) 福井健太(Fukui Kenta)
- 「ブックガイド 過剰と逸脱と越境の系譜」 石堂藍
- 小特集 京極夏彦考
- 「〈怪談之怪〉誕生!」 京極夏彦(Kyōgoku Natsuhiko)/中山市朗/木原浩勝/東雅夫
- 「京極ミステリの展開」 森村進
- 「憑き物落としの本質」 吉田邦博
- 「新刊展望」
- 「ハガード、ハガード! 第54回」 渋谷章
- 「ドッペルゲンガー文学考 第19回 富ノ澤麟太郎」 山下武(Yamashita Takeshi)
- 「ARCHITECTURA PHANTASTICA 第五章 叫び」 篠田真由美(Shinoda Mayumi)
- 「【新作短篇】」
- 「夜の宮殿と輝くまひるの塔」 山尾悠子
幻想文学 No.56 1999/10/31 特集 -くだん、ミノタウロス、牛妖伝説
- 特集 くだん、ミノタウロス、牛妖伝説
- 「くだん小説に挑む!」(interview) 岩井志麻子
- 「私はなぜくだんに惹かれるのか?」 とり・みき
- 「「くだんのはは」は〈件〉ではない理由」 木原浩勝
- 「くだんのイコノロジー」 佐藤健二
- 「コミック復刻 パシパエーの宴」 とり・みき
- 「牛の貌した神々」(評論) 多田智満子
- 「牛魔王とその子分たち」(評論) 武田雅哉
- 「甲山の〈くだん〉の正体」(評論) 中山市朗
- 「くだんは祟るか?!」(評論) 東雅夫
- 「金牛宮は再生の時を告げる」(評論) 石堂藍
- 「クダンノケン」(essay) アマノテンガイ
- 「牛妖文学資料館」
- 「件」 内田百間
- 「ある夫婦牛の話」 小熊秀雄
- 「牛の首」 小松左京(Komatsu Sakyō)
- 「牛の首のある六つの情景」 入沢康夫
- 「牛奇談選」 editor/translator:須永朝彦
- 「幻想の牛とミノタウロスの絵画集」 editor:編集部
- 「投稿作品集」
- 「小説編 Me and My Cow」 石神茉莉
- 「小説編 器」 深川拓
- 「評論編 くだんの故郷」 化野燐
- 「[新・一書一会] 新しいジル・ド・レ像を描く -『彼方より』をめぐって」 篠田真由美(Shinoda Mayumi)
- 「新刊展望」
- 「ドッペルゲンガー文学考 第20回 山田風太郎」 山下武(Yamashita Takeshi)
- 「ハガード、ハガード! 第55回」 渋谷章
- 「ARCHITECTURA PHANTASTICA 第六章 偶像彫り」 篠田真由美(Shinoda Mayumi)
- 「事件」 倉阪鬼一郎(Kurasaka Kiichirō)
- 「フィツジェラルド夫人の髪」 W・ドゥリアンtranslator:前川道介
幻想文学 No.57 2000/ 2/29 特集 -伝綺燦爛 赤江瀑の世界
- 特集 伝綺燦爛 赤江瀑の世界
- 「インタビュー われは海の子、虚空の子」(interview) 赤江瀑(Akae Baku)
- 「座談会 赤江瀑の呪縛 -綺羅の文章に魅せられて」 皆川博子(Minagawa Hiroko)/森真沙子(Mori Masako)/篠田節子(Shinoda Setsuko)
- 「長府幻視行 -赤江瀑の迷宮の奥へ」(essay) 森真沙子(Mori Masako)
- 「綺羅の海峡」(essay) 山尾悠子
- 「虚空の夢魔」(essay) 篠田真由美(Shinoda Mayumi)
- 「もの見えず執深く」(essay) 高原英理
- 「美しいものと怖いもの」(essay) 岩井志麻子
- 「運命の車輪が逆転する一瞬 -ミステリとしての赤江文学」(評論) 千街晶之(Sengai Akiyuki)
- 「「観る小説」との衝撃の出会い -幻想を実在化させる文体の不思議」(評論) 小梛治宣
- 「スッポン、あやかしの通る道 -赤江瀑の歌舞伎的魔術」(評論) 香沢真矢
- 「「闇路」行 -『大内殿闇路』から『大内御所花闇菱』へ」(評論) 戸隠珠子
- 「文庫解説集」
- 「毒は作品より早く作家に充ちた」 中井英夫
- 「絢爛たる酩酊を誘う美酒」 瀬戸内晴美
- 「日本化されたオイディプス神話」 磯田光一
- 「闇に仄見える華麗な色彩」 皆川博子(Minagawa Hiroko)
- 「鏡花的本格幻想の世界」 山尾悠子
- 「魔への埋めがたい距離」 松田修
- 「赤江文学の劇性」 武部忠夫
- 「ガラスの飛行機」 上村一夫
- 「皆紅の扇」 小林孝夫
- 「濃密なエロティシズムの陰に潜むもの」 司修
- 「ブックガイド&資料」
- 「赤江八衢三十年の水脈」 小林孝夫
- 「赤江瀑全著作リスト」 作成:小林孝夫
- 「新・一書一会 落書が恐怖を喚び起こす〈月の帝国〉~『クォータームーン』をめぐって」 中井拓志
- 「新刊展望」
- 「ハガード、ハガード! 第56回」 渋谷章
- 「ドッペルゲンガー文学考 第21回 須藤鐘一」 山下武(Yamashita Takeshi)
- 「ARCHITECTURA PHANTASTICA 第七章 飢える男」 篠田真由美(Shinoda Mayumi)
- 「デリ・ドゥムルルの物語 デデ・コルクートより」 translator:石井啓一郎
幻想文学 No.58 2000/ 6/30 特集 -女性ファンタジスト2000
- 特集 女性ファンタジスト2000
- 「ファンタジスト競作 月暈館」 山尾悠子
- 「ファンタジスト競作 『夢見る水の王国』のための覚え書き」 寮美千子
- 「母犬メリー」 水原紫苑
- 「私は私の表層を知るのみである」(interview) 山尾悠子
- 「世界の本源に降りて行く文学」(interview) 寮美千子
- 「意識・記憶・身体の周囲をめぐる」(interview) 長野まゆ
- 「私の中で境界はすべて消え去る」(interview) 水原紫苑
- 「見えない世界との交流を描く」(interview) 上橋菜穂子
- 「形而上憧憬症候群」(評論) 高原英理
- 「零落した宇宙樹 -『ノスタルギガンテス』を読む」(評論) 四方田犬彦
- 「人間以外なら何にでも -長野まゆみの世界」(評論) 福本直美
- 「裸身の旅人 -水原紫苑の短歌」(評論) 佐藤弓生
- 「ある日直立せよ跳ねうさぎ」(essay) 牧野修(Makino Osamu)
- 「ブックガイド 挑戦するファンタジー」 石堂藍
- 「新・一書一会 都会的な日常の裏面に潜む恐怖~『媚薬』をめぐって」 図子慧
- 「新刊展望」
- 「編集者インタビュー 〈ワールド・ミステリー・ツアー〉へようこそ」(interview) 三津田信三(Mitsuda Shinzō)
- 「ハガード、ハガード! 第57回」 渋谷章
- 「不思議な物語 第39回 スカーレット家の息子」 稲生平太郎
- 「ドッペルゲンガー文学考 第22回 永井明雄」 山下武(Yamashita Takeshi)
- 「ARCHITECTURA PHANTASTICA 第八章 化金石」 篠田真由美(Shinoda Mayumi)
- 「独墺怪談 船」 ゲオルク・ハイムtranslator:前川道介
幻想文学 No.59 2000/11/15 特集 -ボルヘス&ラテンアメリカ幻想
- 特集 ボルヘス&ラテンアメリカ幻想
- ボルヘス編
- 「小説 ボルヘスの夜」 服部正
- 「ボルヘスとわたし」(interview) 多田智満子
- 評論&エッセイ
- 「ボルヘスの先駆者セルバンテス」 牛島信明
- 「沙漠を変える一握りの砂 -ボルヘス讃」 高遠弘美
- 「〈記憶〉をめぐる旅 -ボルヘスが描く地図」 高岡麻衣
- 「幸福のマイナー・ポエット」 瀬高道助
- 「ボルヘスの二本の映画」 範国将秀
- 「ブックガイド ボルヘス作品覚書」 石堂藍
- ラテンアメリカ編
- 「ラテンアメリカ文学の紹介」(interview) 鼓直
- 「ラテンアメリカ文学の特質」(interview) 木村榮一
- 「マジック・リアリズムとは何か」(interview) 野谷文昭
- 評論&エッセイ
- 「口をあけて空を見る -コルターサル讃」 浅暮三文
- 「絡みあう現実と幻想」 安藤哲行
- 「〈緑の家〉の伝説 -バルガス=リョサの幻想性」 立林良一
- 「〈死の儀礼〉と恋愛 -ガルシア=マルケスの作品から」 久野量一
- 「ラテンアメリカ文学と映画」 神無月マキナ
- 「銀幕南米旅行記」 渡電
- 「作家作品案内 幻想のラテンアメリカ」 石堂藍
- 「ハガード、ハガード! 第58回」 渋谷章
- 「ドッペルゲンガー文学考 第23回 江戸川乱歩」 山下武(Yamashita Takeshi)
- 「ARCHITECTURA PHANTASTICA 第九章 こともなし」 篠田真由美(Shinoda Mayumi)
幻想文学 No.60 2001/ 3/10 特集 -幻想ベストブック1993-2000
- 特集 幻想ベストブック1993-2000
- 「アンケート〈私のベスト3〉」
- 「幻想ベストブック1993-2000」
- 「読者が選ぶ幻想ベストブック」
- 「天使と両性具有」 対談:須永朝彦/山尾悠子
- 「インタビュー 21世紀を担う作家たちに聞く」
- 「細緻で濃密な娯楽観念小説」 津原泰水(Tsuhara Yasumi)
- 「言語化し得ぬものを書物の形に」 古川日出男(Furukawa Hideo)
- 「ホラーの専門店でありたい」 岩井志麻子
- 「幻想文学、この七年を振り返る」 座談会:倉阪鬼一郎(Kurasaka Kiichirō)/小池壮彦/篠田真由美(Shinoda Mayumi)/高原英理/長山靖生(Nagayama Yasuo)/南條竹則(Nanjō Takenori)/司会:東雅夫/石堂藍
- ガイド 分野別展望
- 「叢書・純文学・ファンタジー・SF・ミステリ・ホラー」
- 「児童文学・文芸評論・人文書・思想書・美術書」
- 「新・一書一会 心根は怪奇大作戦と病草紙~『病の世紀』をめぐって」 牧野修(Makino Osamu)
- 「新刊展望」
- 「ハガード、ハガード! 第59回」 渋谷章
- 「ドッペルゲンガー文学考 第24回 岡本綺堂」 山下武(Yamashita Takeshi)
- 「ARCHITECTURA PHANTASTICA 第十章 荒野より」 篠田真由美(Shinoda Mayumi)
- 「【曽根元吉追悼】」
- 「幻戯の果」 渡辺一考
- 「フィリップ・スーポーの場合 -ぼくはぼくの脳髄を忘れて出発する」 曽根元吉
幻想文学 No.61 2001/ 8/20 特集 -百物語文学誌 めぐりめぐる物語の魔
- 特集 百物語文学誌 めぐりめぐる物語の魔
- 「リアリズムが怪談の命 -白石加代子『百物語』を演出する」(interview) 鴨下信一
- 私の百物語
- 「岡山は毎晩が百物語」 岩井志麻子
- 「贈り物」 若竹七海(Wakatake Nanami)
- 「百物語と祖母」 福澤徹三
- 「中国百物語事情」 立原透耶(Tachihara Tōya)
- 「百物語憑け」 三津田信三(Mitsuda Shinzō)
- 「《怪談会》(抄)」
- 「一寸怪」 泉鏡花
- 「藤守座の怪」 田島金次郎
- 「糸繰沼」 長谷川時雨
- 「一つ螢/幽霊の写生」 鏑木清方
- 「お山へ行く」鏑木清方夫人
- 「巳之頭」 市川団子
- 「天凹老爺」 高崎春月
- 「月夜峠」 水野葉舟
- 「薄どろどろ」 柳川春葉
- 「怪物屋敷」 尾上梅幸
- 「《怪談百物語》(抄)」
- 「夜釣の怪」 本田親二
- 「□本居士」 すみや主人
- 「弓町の家」 関天園
- 「怨念」 池田輝方
- 「私を悩ました妖怪」 坂東薪佐衛門
- 「取り交ぜて」 水野葉舟
- 「怪談六つ」 安部村羊
- 「菜の花物語」 児玉花外
- 「《怪談会》(抄)」
- 「泉鏡花・馬場孤蝶・長田秀雄・澤田撫松・畑耕一・芥川龍之介・平山蘆江・長谷川伸・斎藤龍太郎」
- 「怪談会」 水野葉舟
- 「解説 怪談会スペシャル」 東雅夫
- 「『サラゴサ手稿』讃」(interview) 工藤幸雄
- 「ゼラーピオン同人集」(評論) 前川道介
- 「新カンタベリー物語 -物語の饗宴」(評論) 篠田知和基
- 「怪談の「位相」 -水野葉舟、佐々木喜善と『遠野物語』の成立をめぐって」(評論) 横山茂雄
- 「百物語という呪い -『百物語の百怪』拾遺」(評論) 東雅夫
- 「三つの夜 -英国百物語の風景」(評論) 西崎憲(Nishizaki Ken)
- 「夜空に真珠を撒き散らす -中東文学における枠物語の伝統」(評論) 北原圭一
- 「語ることへの意識 -イタロ・カルヴィーノのリレー小説」(評論) 石堂藍
- 「新・一書一会 変身ヒーローと神の新機軸~『ΑΩ』をめぐって」 小林泰三(Kobayashi Yasumi)」
- 「FONS FANTA~翻訳幻想譚集 見えない巨人」 ブラム・ストーカーtranslator:南條竹則(Nanjō Takenori)
- 「新刊展望」
- 「新刊インタビュー『ホラー作家の棲む家』をめぐって」(interview) 三津田信三(Mitsuda Shinzō)
- 「ドッペルゲンガー文学考 第25回 宇野浩二」 山下武(Yamashita Takeshi)
- 「不思議な物語 第40回 『極限』」 稲生平太郎
- 「ハガード、ハガード! 第60回」 渋谷章
幻想文学 No.62 2001/11/20 特集 -魔都物語 都市が紡ぐ幻想と怪奇
- 特集 魔都物語 都市が紡ぐ幻想と怪奇
- 「マリントンムーアの都」 ロード・ダンセイニtranslator:中野善夫
- 「魔界としてのモダン都市」(評論) 鈴木貞美
- 「死都のたましい」(評論) 井辻朱美
- 「SFの二つの未来 -都市摩天楼=男根のモニュメントと自己閉塞の密室」(評論) 永瀬唯
- 「幻想の都プラハ」(評論) 石川達夫
- 「東京乱歩猟奇交通図」(評論) 高原英理
- 「幻想としての宗教都市 -天理教とモルモン教を中心に」(評論) 五十嵐太郎
- 「幻想都市・函館 -時間と空間のデペイズマン」(評論) 藪下明博
- 「アジアの映画から」(評論) 小池壮彦
- 「ヴェンダースのドキュメンタリー映画と都市幻想」(評論) 範国将秀
- 「ブックガイド・魔都へのいざない 東京のイメージ/目に見えぬ次元/世界の魔都/幻想都市の諸相/ファンタスティック・シティ」 石堂藍
- 「《地霊》のかそけき声を求めて」(essay) 森真沙子(Mori Masako)
- 「京都に育つという呪縛」(essay) 菅浩江(Suga Hiroe)
- 「幻視する病」(essay) 牧野修(Makino Osamu)
- 「理想の都市をめぐる断章」(essay) 篠田真由美(Shinoda Mayumi)
- 「風水の眼差しが視る都市」(essay) 加門七海(Kamon Nanami)
- 「ふきだまりの魔」(essay) 津原泰水(Tsuhara Yasumi)
- 「都市生活するキジムナー」(essay) 池上永一
- 「上海・旋律の惑い」(essay) 林巧
- 「FONS FANTA ~翻訳幻想譚集 連祷」 サーデグ・ヘダーヤトtranslator:石井啓一郎
- 「新刊展望」
- 「ドッペルゲンガー文学考 第26回 楠田匡介と畠山彬郎」 山下武(Yamashita Takeshi)
- 「ハガード、ハガード! 第61回」 渋谷章
幻想文学 No.63 2002/ 3/10 特集 -M・R・ジェイムズと英国怪談の伝統
- 特集 M・R・ジェイムズと英国怪談の伝統
- 「レンソール議長の墓(未完)」 M・R・ジェイムズ(M. R. James)translator:紀田順一郎
- 「マーフィールドの屋敷(未完)」 M・R・ジェイムズ(M. R. James)translator:紀田順一郎
- 「ブリケット窪地」 エイミアス・ノースコットtranslator:南條竹則(Nanjō Takenori)
- 「真夜中の家」 W・F・ハーヴィー(W. F. Harvey)translator:西崎憲(Nishizaki Ken)
- 「無上の気晴らし」 オズウェル・ブレイクストンtranslator:西崎憲(Nishizaki Ken)
- 「怪談を読む愉しみを伝えたい」(interview) 紀田順一郎
- 「『THE HORROR』の頃」(interview) 桂千穂
- 「怪談の醍醐味は情緒にあり」(interview) 南條竹則(Nanjō Takenori)
- 「隠者のための文学(interview)」 西崎憲(Nishizaki Ken)
- 「英国怪談の伝統をめぐって」(interview) 稲生平太郎
- 「J・シェリダン・レ・ファニュの長篇小説と短篇小説」(評論) M・R・ジェイムズ(M. R. James)translator:羽柴壮二
- 「ロバート・ルイス・スティーヴンソン」(評論) マルセル・シュオブtranslator:瀬高道助
- 「恐怖と日常」(評論) 長山靖生(Nagayama Yasuo)
- 「ゴシック・怪奇・ホラー」(評論) 中島晶也
- 完全復刻 『THE HORROR』終刊号(全)
- 「平井呈一エッセイ復刻 恐怖小説手引草拾遺/怪談つれづれ草1古城/怪奇小説の魅惑」
- 「私と英国怪奇小説」(essay) 梅田正彦
- 「西日 -『ホラー作家の棲む家』その後」(essay) 三津田信三(Mitsuda Shinzō)
- 「英国怪談愛好家のためのインターネット・ガイド」 中野善夫
- 「平井呈一俳歴摘録」(essay) 金光寛峯
- 「怪談の舞台裏 -平井呈一とM・R・ジェイムズ」(essay) 牧原勝志(Makihara Katsushi)
- 「新・一書一会 無限の夜をはらむ官能的な物語~『アラビアの夜の種族』をめぐって」 古川日出男(Furukawa Hideo)
- 「FONS FANTA 翻訳幻想譚集 教皇ヒヤシンス」 ヴァーノン・リーtranslator:中野善夫
- 「FONS FANTA 翻訳幻想譚集 ゴラン」 A・E・コッパード(A. E. Coppard)translator:吉村満美子/中野善夫
- 「新刊展望」
- 「ハガード、ハガード! 第62回」 渋谷章
- 「不思議な物語 第41回『地獄の穴』」 稲生平太郎
- 「ドッペルゲンガー文学考 第27回 沼波瓊音(ぬなみけいおん)」 山下武
幻想文学 No.64 2002/ 7/10 特集 -幻獣ファンタスティック~幻想動植物の世界
- 特集 幻獣ファンタスティック~幻想動植物の世界
- 「象徴としてのユニコーン」(interview) ひかわ玲子
- 「幻想博物誌の楽しみ」(interview) スギヤマ・カナヨ
- エッセイ&評論
- 「骨のある獣たち~私的幻獣論」 井辻朱美
- 「胸の奥がざわめくような」 上橋菜穂子
- 「古き日本の精霊譚~蛇の花婿、狐の女房」 須永朝彦
- 「天を舞う聖なる幻獣の記憶~ムハンマドの夜旅とブラークの伝承」 北原圭一
- 「幻獣変化~SF&ファンタジーのなかの幻獣たち」 小谷真理
- 「フランスの幻獣~ケンタウロスとサチュロス」 篠田知和基
- 「隠喩と化した怪物たち~ボルヘスの幻想動物学」 高岡麻衣
- 「奇獣たちの静かないざない~澁澤龍彦と『高丘親王航海記』」 高原英理
- 「SFにおける博物学的幻想」 中村融(Nakamura Tōru)
- 「アルラウネの話」 前川道介
- ヴィジュアル
- 「幻獣たちの残響~幻獣の図像学」 高山直之
- 「建築に棲む幻獣たち~象徴から妄想へ」 藪下明博
- 「翻訳短篇 さかさまの家」 フランク・オーウェンtranslator:吉岡満美子/中野善夫
- 「ガイド 幻獣食物散歩」 高山敦子
- 「幻想動植物の世界(幻獣入門/ユニコーン/人魚・ハルピュイア・見世物小屋/植物幻/幻想博物学)」 石堂藍
- 「FONS FANTA 翻訳幻想譚集 トマト・ソース」 ハンス・ハインツ・エーヴェルス(H. H. Ewers)translator:前川道介
- 「新刊展望」
- 「読本は伝奇の淵源~『現代語訳江戸の伝奇小説』をめぐって」(interview) 須永朝彦
- 「ハガード、ハガード! 第63回」 渋谷章
- 「ドッペルゲンガー文学考 第28回 渡辺啓助」 山下武
- 「随筆 夢と光りもの」 横山茂雄
幻想文学 No.65 2002/11/10 特集 -神秘文学への誘い
- 特集 神秘文学への誘い
- 神秘詩の世界
- 「夜」 ヘンリー・ヴォーンtranslator:小野功生
- 「世界」 ヘンリー・ヴォーンtranslator:小野功生
- 「彼らはみな光の世界へ行ってしまった」 ヘンリー・ヴォーンtranslator:小野功生
- 「サリナスに」 フライ・ルイス・デ・レオンtranslator:田邊まどか
- 「静かな夜」 フライ・ルイス・デ・レオンtranslator:田邊まどか
- 「時じくの香の実はほか」 ラーラ・ヴァキャーニtranslator:篠田淳子
- 「神秘主義詩人の光と闇 -ヘンリー・ヴォーンの生きた17世紀」(評論) 小野功生
- 「デーメーテール讃歌 -アーサー・マッケンの「エレウシニア」について」(評論) 南條竹則(Nanjō Takenori)
- 「詩人と隠秘家 -リラダンとエレファス・レヴィ」(評論) 白鳥友彦
- 「ウニオ・ミュスティカ覚書 -マリー・コレリの『二つの世界のロマンス』」(評論) 大瀧啓裕
- 「迷宮の達人 -マルセル・ブリヨンの短篇について」(評論) 田中義廣
- 「ミルチャ・エリアーデの神秘文学の秘密 -『19本の薔薇』と文学的遺言」(評論) 住谷春也
- 「『神曲におけるイスラーム終末論』抄訳」(評論) アスィン・パラシオスeditor/translator:石井啓一郎
- 「スペイン黄金世紀の神秘詩について」(評論) 田邊まどか
- 「近世インド神秘・宗教詩人の系譜」(評論) 小森健太朗
- 「幻談の文法 -露伴『観画談』の場合」(評論) 山田史生
- 「神秘主義とは何か」(interview) 鶴岡賀雄
- 「ガイド 神秘的文学夜話 -語り得ぬものを表現する」 稲生平太郎/石堂藍
- 日影丈吉小特集
- 「未発表習作 蜃気楼」 日影丈吉
- 仏蘭西幻想短篇集
- 「睡れる市」 マルセル・シュオブtranslator:日影丈吉
- 「ミレーの女達」 マルセル・シュオブtranslator:日影丈吉
- 「青靴下のジャン・フランソワ」 シャルル・ノディエtranslator:日影丈吉
- 「片岡十一のこと」(interview) 今日泊亜蘭(Kyōdomari Aran)
- 「叔父・日影丈吉」(interview) 丸山くみ
- 「日影丈吉全集について」(interview) 礒崎純一
- 「桃源への旅 -台湾と日影丈吉」(essay) 横山茂雄
- 「FONS FANTA 翻訳幻想譚集 死者のバイオリン」 エミール・エルクマン(Emile Ercmann)&アレクサンドル・シャトリアン(Alexandre Chatrian)translator:南條竹則(Nanjō Takenori)
- 「新刊展望」
- 「ハガード、ハガード! 第64回」 渋谷章
- 「ドッペルゲンガー文学 考29回 川田功と赤沼三郎」 山下武(Yamashita Takeshi)
幻想文学 No.66 2003/ 3/10 特集 -幻想文学研究のキイワード
- 特集 幻想文学研究のキイワード
- 私のキイワード
- 「聖杯と探索 -二つのキイワードの含意の変遷について」 天沢退二郎
- 「別世界 -縮減化された世界模型」 井辻朱美
- 「ロスト・ワールド」 中村融(Nakamura Tōru)
- 「偽史」 長山靖生(Nagayama Yasuo)
- 「心霊学」 一柳廣孝
- 「イシス探求」 今泉文子
- 「少女」 高原英理
- 「服妖」 武田雅哉
- 「渾沌」 山田史生
- 「妖怪」 化野燐
- 「怪物/怪獣」 高橋敏夫
- 「幻想音楽」 巽孝之(Tatsumi Takayuki)
- 「アニメーション」 石堂藍
- 「恐怖影像 -呪いの心霊ビデオ補遺」 小池壮彦
- 「超自然的恐怖原理主義」 中島晶也
- 「モダンホラー」 風間建司
- 「ミステリ」 千街晶之(Sengai Akiyuki)
- 「怪奇探偵小説」 日下三蔵
- 「メタフィクション」 風間賢二
- 「フェミニスト・ファンタジー」 小谷真理
- 「現代詩」 藪下明博
- 「江戸文藝・志怪・プルースト -極私的幻想文学」 高遠弘美
- 「マニエリスム -「あの人」としか言えないことの豊かさ」 高山宏
- 「夢野久作」 藤田知浩
- 「ボルヘス -形而上学的幻想」 木村榮一
- 「幻想文学出版」 瀬高道助
- 「インターネット」 東雅夫
- 「ブックガイド 幻想文学の研究と批評」 石堂藍/東雅夫
- 「我、異端を愛すなり -怪奇幻想文学と出版」(interview) 紀田順一郎
- 追悼・多田智満子
- 「夕星を送る」 須永朝彦
- 「詩人の仕事 -多田智満子の作品について」 石堂藍
- 「新・一書一会 『戒』をめぐって~ キャラクターが躍る歴史ファンタジー」 小山歩
- 「FONS FANTA 翻訳幻想譚集6~ 街角の書店」 ネルスン・ボンドtranslator:中村融(Nakamura Tōru)
- 「FONS FANTA 翻訳幻想譚集6~ 世捨人」 エフライム・ミカエルtranslator:白鳥友彦
- 「随筆 幻影随筆」 南條竹則(Nanjō Takenori)
- 「新刊展望」
- 「不思議な物語42『怪談 不思議の家』」 稲生平太郎
- 「ドッペルゲンガー文学考 第30回 三遊亭圓朝」 山下武
- 「ハガード、ハガード! 第65回」 渋谷章
幻想文学 No.67 2003/ 7/ 7 特集 -東方幻想
- 特集 東方幻想
- 「紫禁城の後宮で、ひとりの女が」 山尾悠子
- 「霧と煙」 西崎憲(Nishizaki Ken)
- 「聖者の眼」 倉阪鬼一郎(Kurasaka Kiichirō)
- 「黄金の銅鑼」 トマス・バークtranslator:中野善夫
- 「時の深さ -二人のシバの女王」(評論) 田中義廣
- 「浮遊する -オリエントギュスターヴ・モローの《刺青のサロメ》をめぐって」(評論) 喜多崎親
- 「Taste the East -『ヴァセック』と食の東方幻想」(評論) 大久保譲
- 「英国黄禍論小説の系譜 -シールの『黄色い脅威』をめぐる十九世紀末から」(評論) 橋本順光
- 「東と西の和合を夢見て -キプリングとイン」(評論) 芦川和也
- 「モダンホラーと東洋嫌悪 -ダン・シモンズ『カーリーの歌』管見」(評論) 中島晶也
- 「チベット行きのゆっくりした船 -アメリカ秘教運動における「東洋」像」(評論) 吉永進一
- 「大正日本のアジア幻想」(評論) 西原大輔
- 「光の東方 -イスラーム神秘思想における秘教的地理学」(評論) 北原圭一
- 「輪廻をめぐって -ベルトルッチとスコセッシ」(評論) 範國将秀
- 「キャンディーとしての異国」(essay) 浅暮三文
- 「仄かなる紅燭のもとで」(essay) 林巧
- 「枕草子と葉隠 -映画の中の幻想ニッポン」(essay) 渡電
- 作品案内・東方の夢
- 「『千夜一夜物語』と西洋文化」 北原圭一
- 「オリエンタリズム」 石堂藍
- ハガード小特集
- 「ハガード、ハガード! 第66回 最終回」 渋谷章
- 「『ソロモン王の洞窟』の真実」 ヘンリー・ライダー・ハガードtranslator:渋谷章
- 「ハガードの魅力」(interview) 渋谷章
- 「FONS FANTA 翻訳幻想譚集~ グロテスクとフモール」 シュトローブルtranslator:前川道介/監訳:鈴木康光監
- 「FONS FANTA 翻訳幻想譚集~ 神秘への興味」 フレデリック・ブテtranslator:前川道介/監訳:西田稔
- 「FONS FANTA 翻訳幻想譚集~ オパール」 グスタフ・マイリンク(Gustav Meyrink)translator:前川道介
- 「FONS FANTA 翻訳幻想譚集~ 奇妙なページ」 ウルムズtranslator:住谷春也
- 「随筆 夢の記憶」 山田史生
- 「新刊展望」
- 「桜をかざして -『ブロッケン山の妖魔 久野豊彦傑作選』刊行に寄せて」 東雅夫
- 「不思議な物語43『逆廻り』」 稲生平太郎
- 「ドッドペルゲンガー文学考 第31回 谷崎潤一郎」 山下武
別冊幻想文学
別冊幻想文学01/改訂版07 中井英夫スペシャル1 反世界の手帖 1986/ 6/15/改訂版:1993/ 2/15
- 「書下ろし 少年とカメレオンの話」 中井英夫illustrator:建石修志
- 「書下ろし 不思議の町のハネギウス」 中井英夫
- 「初期作品復刻 燕の記憶」 緑川弓雄
- 「解説 第十四次「新思潮」について」 渡邊一考
- 「「燕の記憶」の頃」(interview) 中井英夫
- 「怪奇と幻想の周辺」 対談:半村良/中井英夫
- 「『虚無への供物』に始まる」 笠井潔(Kasai Kiyoshi)/竹本健治(Takemoto Kenji)
- 「中井さんのこと」(essay) 澁澤龍彦
- 「私と中井英夫氏」(essay) 椿實
- 「作家の後ろ姿」(essay) 春日井建
- 「『虚無への供物』の世界」(essay) 泡坂妻夫(Awasaka Tsumao)
- 「かつて黒峠にて」(essay) 須永朝彦
- 「十年目の薔薇」(essay) 山尾悠子
- 「「おゝ、厳格なる数学よ」とその後」(essay) 建石修志
- 「黒鳥幻視」(評論) 金子博
- 「〈不条理〉への供物」(評論) 川村湊
- 「少年たちの時間旅行」(評論) 川崎賢子
- 「『とらんぷ譚』論」(評論) 倉阪鬼一郎(Kurasaka Kiichirō)
- 「黒衣の使者・中井英夫」(評論) 齋藤慎爾
- 「月蝕領測地図」(評論) 大橋喜之
- 「虚無への贅言」(評論) 加藤幹也
- 「ブックガイド・資料 中井英夫主要著作ガイド」 editor:小林孝夫/倉阪鬼一郎(Kurasaka Kiichirō)
- 「ブックガイド・資料 中井英夫全著書目録・書評選」 editor:編集部
別冊幻想文学02 1987/ 5/10 クトゥルー倶楽部
- 作品
- 「摩天楼の影」 谷弘兒
- 「恐るべき物語 -ウィアード・テイルズ」 フレッド・チャペル(Fred Chappell)
- 「魚頭 -フィッシュヘッド」 Fishhead アーヴィン・S・コップ(Irvin S. Cobb)
- 「闇に輝くもの」 朝松健(Asamatsu Ken)
- 「異界への就職」 倉阪鬼一郎(Kurasaka Kiichirō)
- 「暗黒蛇神譚」 小沢淳
- 「太平天国殺人事件」 小畠逸介
- 評論
- 「銀幕にラヴクラフトの幻影を追って」 那智史郎
- 「みずみずしいにんじんのラヴクラフト」志賀隆生
- 「後より来る者へ」 番郷本
- 資料・ガイド
- 「全小説作品梗概」
- 「評論と詩・解題」
- 「固有名詞事典」
- 「略年譜」
- 「関連人物表」
- 読者のページ
- 「FROM LOVECRAFTIAN」
別冊幻想文学03 1987/12/15 タルホ・スペシャル
- PART1★未知なるタルホを求めて
- 稀覯本グラフィティ
- 幻想絵草紙
- 「稲垣足穂☆チンハツト氏とデドメン君の銷夏法」 Art:梅木英治
- 単行本未収録&ヴァリアント作品
- 「相馬先生の問題/編集後記/大変です/LE SIMULTANITE/郁さんの事/コントに就いて/所謂進化に就て/PREFACE/枕べの蕈/アンケエト六つ」
- ヴァリアント研究
- 「宝石を見詰める女/仙境/犬の館」
- 「弥勒変幻 -タルホ作品のヴァリアントをめぐって」 松山俊太郎
- PART2★タルホニウム文学館
- 「少年愛の苦学 -附録・足穂と中世文芸」 須永朝彦(Sunaga Asahiko)
- [資料]花月
- 「モノノケ・タルホトピア -「懐しの七月」をめぐって」 鎌田東二
- [資料]平田篤胤☆稲生物怪録(巻之四より)
- 「世界の果てから来たふたり -タルホとダンセイニ」 諸星翔
- 「光の門」 ロード・ダンセイニ(Lord Dunsany)
- 「たそがれの人間」 佐藤春夫(Satō Haruo)
- 「へんな界隈」 衣巻省三
- 「馬込牛込」 衣巻省三
- 「オリオン霊園流星群」 楠田枝里子
- 「《彼等》のその頃」 矢川澄子
- 「碩春館の話」 山尾悠子(Yamao Yūko)
- 「六月の夜の都会の空」 加藤幹也
- PART3★タルホランド・ガイドマップ
- 私のタルホ体験
- 「突然派タルホのこと」 春山行夫
- 「聖母月の想い出」 椿責
- 「坂上の宿とその後」 萩原幸子
- 「一人の足穂が…」 木ノ内洋二
- 「スプロケットの回転」 大崎啓造
- 「銭湯と禰勒」 中島和秀
- タルホ紀行
- 「タルホのいた三つの風景」 赤井敏夫 photo:益田祐文
- タルホ入門
- 「aよりa`=逆流事典」 高橋康雄
- 「足穂入門作品ガイド」 加藤幹也
- 「稲垣足穂全著書目録&書評選」
別冊幻想文学04 1988/11/ 1 シブサワ・クロニクル 澁澤龍彦スペシャル1
- いつか、どこかで -さまざまなアルバムから
- 「少年のころの周辺」 三木多聞
- 「ちいさな貴公子」 武井宏
- 「キッズ・アー・オールライト!」 臼井正明
- 「われらが修行時代」 出口裕弘(Deguchi Yasuhiro)
- 「『新人評論』の頃」 草鹿外吉(Kusaka Sotokichi)
- 「《神話》の日々」 矢川澄子
- 「『未定』このかた」 多田智満子
- 「澁澤さんのこと」 松山俊太郎
- 「素顔の澁澤龍彦」 片山正樹
- 「東京感傷生活」 澁澤龍彦
- 「私生児よ、生まれいでよ!」 澁澤龍彦
- 「反逆の情念」 栗田勇
- 「やんちゃな被告たち」 白井健三郎
- 「兄の力」 野中ユリ
- 「六〇年代を共に歩んで」 八木昇
- 「夢の館ができるまで」 有田和夫
- 「『血と薔薇』の時代」 堂本正樹
- 「華やかな宴の日々」 内藤三津子
- 「〈眠るひと〉との日常」 澁澤龍子
- 「欧州旅行を共にして」 堀内路子
- 「幻のシブサワ版世界文学全集」 淡谷淳一
- 「『世界文学集成』24巻試案」 澁澤龍彦
- 「ビブリオテカの思い出」 千代忠央
- 「ドラコニアをポケットに!」 内藤憲吾
- 「悠々と自分をひらく」 平出隆
- 「死と真珠」 山尾悠子(Yamao Yūko)
- 「コラージュ・レクイエム」 editor:編集部
- 「澁澤龍彦による澁澤龍彦」
別冊幻想文学05 1989/ 2/ 1 ドラコニア・ガイドマップ 澁澤龍彦スペシャル2
- 「澁澤龍彦訳詩選」 editor:渡邊一考
- 「ドラコニア問答集」 澁澤龍彦
- 「アンブレムの庭園」 渡邊一考
- 「澁澤龍彦とシュルレアリスム」 巖谷國士
- 「澁澤=サドのための遊戯作法」 加藤幹也
- 「熱烈な澁澤龍彦ファンである甥への手紙」 池内紀(Ikeuchi Osamu)
- 「逸脱の魔」 田中義廣
- 「アカシアの雨にうたれて」 きねずみあん
- 「官能と愛玩」 笠井潔(Kasai Kiyoshi)
- 「幻術批評家としての幻術師」 松田修
- 「<洋魂和才>の文学」 川村湊
- 「散文の病気」 須永朝彦(Sunaga Asahiko)
- 「帰っていく旅」 川本三郎
- 「二人のサド」 鎌田東二
- 「オブジェを持った有産者」 堀切直人
- 「リヴレスクな博物誌」 高山宏
- 「未生以前への郷愁」 中井英夫(Nakai Hideo)
- 「無意識のロマン」 椿實
- 「夢物語にのぞく逆説世界」 栗田勇
- 「アンケート 私のシブサワ体験」
- 「澁澤龍彦研究・参考文献抄」 editor:幻想文学会
- 「澁澤龍彦全著書目録」 editor:渡邊一考
別冊幻想文学06 -日本幻想作家名鑑
別冊幻想文学08 1993/ 2/15 虚無へ捧ぐる 中井英夫スペシャル2
- 書下ろし
- 「乱歩と私」 中井英夫(Nakai Hideo)/photo:本多正一
- 「若い豹への手紙」 中井英夫(Nakai Hideo)
- 未収録作品復刻
- 「地底から」 中井英夫(Nakai Hideo)
- 「光あれ」 中井英夫(Nakai Hideo)
- 秘蔵資料公開
- 「虚無なる日々に -日記抄」 中井英夫(Nakai Hideo)
- インタビュー
- 「塔晶夫は語る」 中井英夫(Nakai Hideo)
- 「奈々村久生の回想」 尾崎左永子
- 虚無への供物論集成
- 「私の見つけた本/可能性の極限」 埴谷雄高
- 「十年間の孤独な情熱」 日高晋
- 「虚無への<書物>」 相澤啓三
- 「ひろく読者の手へ」 大井廣介
- 「たくらみぬいた不可能犯罪」 開高健(Kaikō Takeshi)
- 「『虚無への供物』の回想」 荒正人
- 「難攻不落の城の企み」 赤江瀑(Akae Baku)
- 「中井英夫論」 齋藤慎爾
- 「完全犯罪としての作品」 笠井潔(Kasai Kiyoshi)
- 「ペダントリーの饗宴」 原田邦夫
- 「サファイアの光芒」 渡辺啓助
- 資料
- 「中井英夫研究・参考文献目録」 editor:本多正一
- 「『虚無への供物』幻学百科事典」 editor:編集部
- コラム
- 「実録・乱歩賞選考委員会」(Column)
- 「跡見富雄氏に聞く -『虚無への供物』刊行まで」(Column)
- 「カルト<虚無>! (問題作成協力:篠田真由美(Shinoda Mayumi))」(Column)
- 「戸川安宣氏に聞く -文庫版全集発刊」(Column)
別冊幻想文学09 1993/ 1/15 ドラキュラ文学館
- 「吸血鬼 -この永遠なる憧憬」(対談) 菊地秀行(Kikuchi Hideyuki)/須永朝彦(Sunaga Asahiko)
- 「死者たちの血の渇き -ドイツ吸血鬼文学誌」(essay) 前川道介
- 「メタファーとしての吸血鬼 -フランス吸血鬼文学誌」(essay) 森茂大郎
- 「『ドラキュラ』とその周辺」(essay) 稲生平太郎
- 「アメリカン・ヴァンパイア -モダン・ホラーの吸血鬼群像」(essay) 風間賢二(Kazama Kenji)
- 「吸血鬼における神話作用 -スラヴ吸血鬼文学誌」(essay) 大石雅彦(Ōishi Masahiko)
- 「「鬼」の変容 -日本吸血鬼文学誌」(essay) 谷川渥
- 「夜の末裔たち -吸血鬼映画ぎゃらりい (シネマ幻想館第25回)」(essay) 菊地秀行(Kikuchi Hideyuki)
- 「ドラキュラの末裔たち -『マーティン』と『処女の生血』」(essay) 倉阪鬼一郎(Kurasaka Kiichirō)
- 「ヴァンパイア・オンステージ -演劇・音楽・舞踊にみる吸血鬼」(essay) 須永朝彦(Sunaga Asahiko)
- 「狼の血と伯爵のコウモリ」(essay) 長山靖生(Nagayama Yasuo)
- ブックガイド・資料
- 「吸血鬼漫画の華麗な世界」 幻想さんと怪奇くん
- 「吸血鬼名画館」
- 「吸血鬼入門必携」 editor:諸星翔
- 「世界吸血鬼名鑑」 editor:幻想文学編集部
- 「吸血鬼小説便覧」 editor:幻想文学編集部
- 「特選・吸血鬼文学館」 editor:東雅夫(Higashi Masao)/石堂藍(Ishidō Ran)
- 「小説ヴァン・ヘルシング」 須永朝彦(Sunaga Asahiko)
- 「断章」 ジョージ・ゴードン・バイロン(George Gordon Byron)
- 「夜ごとの調べ」 ステンボック伯爵
- translator:加藤幹也/佐藤裕美子
- 「吸血鬼」 城昌幸(Jyō Masayuki)
- 「吸血鬼狩り」 A・クビーン
- translator:前川道介
- 「月の光」 シーベリィ・クィン(Seabury Quinn)
別冊幻想文学10 1994/ 4/15 ラヴクラフト・シンドローム
- cover:アトリエOCTA
- 銀幕によみがえる禁断の魔書 「ネクロノミカン」の世界
- 作品
- 「夢魔十夜」 H・P・ラヴクラフト(H. P. Lovecraft)
- 「恐るべき物語」 フレッド・チャペル(Fred Chappell)
- 「闇に輝くもの」 朝松健(Asamatsu Ken)
- インタビュー
- 「インスマスから蔭洲升へ」 小中千昭(Konaka Chiaki)
- 「かくもエロティックに山々は唸り…」 佐野史郎
- 「未知なるHPLを求めて」 大瀧啓裕(Ōtaki Keisuke)
- 「『魔界水滸伝』に終末を語る」 栗本薫(Kurimoto Kaoru)
- 「『クトゥルー・オペラ』に邪神を屠る」 風見潤(Kazami Jun)
- 「ラヴクラフト翻訳談義」 矢野浩三郎
- 「『暗黒の秘義』を訳して」 仁賀克雄(Jinka Katsuo)
- 「神話大系出版に燃える」 松井克弘
- 「ラヴクラフトとアメリカの闇」 鏡明(Kagami Akira)
- 「ラヴクラフトは『斜陽』である」 荒俣宏(Aramata Hiroshi)
- エッセイ
- 「異界からの来訪者 -ラヴクラフト小伝」 モーリス・レヴィ(Maurice Levy)
- 「フランスにおけるラヴクラフト」 森茂太郎
- 「夕映えの街 -ラヴクラフト旅行記」 菊地秀行(Kikuchi Hideyuki)
- ラヴクラフト入門百科事典
- 「ラヴクラフト症候群必携」 editor:諸星翔
- 「ラヴクラフト作品リスト」
- 資料・ガイド
- 「略年譜/全小説作品梗概/評論と詩・解題/固有名詞事典/邦訳作品一覧/関連人物事典/ラヴクラフト図書館」
別冊幻想文学11 1995/10/ 1 アンドロギュヌス! 両性具有文学館
- cover:アトリエOCTA
- 巻頭ヴィジュアル
- 「両性具有絵画の系譜」 高山直之
- インタビュー
- 「ふたなりひらの系譜 -歌舞伎のアンドロギュヌスたち」 郡司正勝
- 「両性具有進化論」 渡辺恒夫
- 評論
- 「かのオルフェウスもいうように」 多田智満子
- 「本朝二形譚 -略述・日本のアンドロギュヌス文芸」 須永朝彦(Sunaga Asahiko)
- 「かくも至高なる性 -ペラダンのアンドロギュヌス幻想」 倉智恒夫
- 「永劫回帰の夢」 野島秀勝
- 「殺し屋ヘテロ -『闇の左手』をめぐって」 小谷真理(Kotani Mari)
- 「アンドロギュヌス、もしくは高慢への意志」 加藤幹也
- 「ベル・エポックの舞台を彩ったアンドロギュヌスたち」 須永朝彦(Sunaga Asahiko)
- 「オルフェウスの声」 瀬高道助
- 「アンドロギュヌス=シャーマンの民俗」 川村邦光
- 資料&ブックガイド
- 「アンドロギュヌス文学館」 editor:幻想さんと怪奇くん
- 「アンドロギュヌス研究必携」 editor:諸星翔
- 作品
- 「木犀館殺人事件」 須永朝彦(Sunaga Asahiko)
- 「よめづきの美女」 田中貢太郎
- 「玉水物語」 御伽草紙/translator:須永朝彦(Sunaga Asahiko)
- 「風原博士の奇怪な実験」 氷川瓏
幻想文学会出版局/小説幻妖 1986/ 2/25/壱 新春・妖女コレクション
- 鏡花幻想譜
- 「高棧敷」 泉鏡花(Izumi Kyōka)
- 新訳
- 「中国魔術」 アルジャーノン・ブラックウッド(Algernon Blackwood)
- 「降霊会奇譚」 リヒアルト・フォス(Richard Voss)
- 「マーリウェックの墓地」 ジャン・レイ(Jean Ray)
- オラシオ・キローガ珠玉選
- 「羽根まくら」 オラシオ・キローガ(Horacio Quiroga)
- 「野性の蜜」 オラシオ・キローガ(Horacio Quiroga)
- 「呼び声」 オラシオ・キローガ(Horacio Quiroga)
- 「ロンドンの物語」 ロード・ダンセイニ(Lord Dunsany)
- 復刻
- 「毒の園」 フョードル・ソログープ(Fyodor Sologub)
- 「解説」
- 「昇曙夢の人と訳業」 和田芳英
- 「火あぶり/生きてゐる小平次」 鈴木泉三郎
- 「解説」
- 「芋蔓冗語」 渡邊一考
- 「何処かで見た女」 香山滋(Kayama Shigeru)/Ill:吉田光彦
- 新作
- 「さなき」 宇井亜綺夫
- 「中華風の屍体」 牧野みちこ
- 「クリュトネーブルの羽音」 塩田長幸
- 「黄昏黙示録」 加藤幹也
幻想文学会出版局/小説幻妖 1986/11/25/弐
- 鏡花幻想譜
- 「茸の舞姫」 泉鏡花(Izumi Kyōka)
- ベルギー幻想派
- 「闇の路地」 ジャン・レイ(Jean Ray)
- 「女豚」 トマ・オーウェン(Thomas Owen)
- 「複製」 ジェラール・プレヴォー
- 「超自然の殺人者」 J・H・ロニー兄(J.-H. Rosny aîné)
- ゲルドロード珠玉選
- 「崩れ落ちたカテドラル」 ミッシェル・ド・ゲルドロード(Michel de Ghelderode)
- 「末期」 ミッシェル・ド・ゲルドロード(Michel de Ghelderode)
- 「「まつろわぬ」ものの影」 森茂太郎
- 「フランドルの魔術師」 利光哲夫
- 復刻
- 「水の都」 シモンズ
- translator:平田禿木(Hirata Tokuboku)
- 「平田禿木と世紀末文学」 南條竹則(Nanjō Takenori)
- 「黄夫人の手」 大泉黒石
- 「芋蔓冗語其の弐 -大泉黒石」 渡邊一考
- 第2回幻想文学新人賞
- 「ふたたび幾何学的精神を -第2回幻想文学新人賞選評」 澁澤龍彦
- 「淡すぎるシャボン玉 -第2回幻想文学新人賞選評」 中井英夫(Nakai Hideo)
- 「三号室の男」 後藤幸次郎
- 「泳法」 桃園遊
- 「異類五種」 小畠逸介
- 「虫づくし」 新井紫都子
- 「雪藤」 土井喜和
- 新訳・新作
- 「魔術師の庭」 ゲーザ・チャート(Geza Csath)
- 「水漬く屍、草生す屍」 加藤幹也
- 「人魚不倫」 椿實
幻視の文学1985
- cover/illustrator:建石修志 1985/ 5/30
- 「土神の夢」 天沢退二郎
- 「海の音」 須永朝彦(Sunaga Asahiko)
- 「眠れる美女」 山尾悠子(Yamao Yūko)
- 「出づるもの」 菊地秀行(Kikuchi Hideyuki)
- 「鬼哭」 田中文雄(Tanaka Fumio)
- 「猫と同じ色の闇」 森真沙子(Mori Masako)
- 「闇に用いる力学」 竹本建治
- 第一回幻想文学新人賞選評
- 「もっと幾何学的精神を」 澁澤龍彦
- 「七色の翼」 中井英夫(Nakai Hideo)
- 第1回幻想文学新人賞・入選作
- 「少女のための鏖殺作法(付・受賞の言葉)」 加藤幹也
- 「釣人」 加城健夫
- 「緑の壜」 塩田長幸
- 「あらかじめ失われた恋人よ」 宇井亜綺夫
- 「ざりがに」 後藤義久
- 「毛のふさふさした動物の不思議な味」 青木隆二
- 「召されし街」 牧野みち子
血と薔薇のエクスタシー 1991/ 5/ 5
- editor:幻想文学編集部 Publisher:幻想文学会出版局
- cover:建石修志
- 「仲間」 三島由紀夫
- 「ヴァンピールの会」 倉橋由美子(Kurahashi Yumiko)
- 「影の狩人」 中井英夫(Nakai Hideo)
- 「森の彼方の地」 須永朝彦(Sunaga Asahiko)
- 「蝙蝠」 岡部道男
- 「吸血鬼の静かな眠り」 赤川次郎(Akagawa Jirō)
- 「週に一度のお食事を」 新井素子(Arai Motoko)
- 「メイク・アップ・ストーリー」 菊地秀行(Kikuchi Hideyuki)
- 「吸血鬼」 中河與一
- 「女優」 日影丈吉(Hikage Jōkichi)
- 「抑制心」 星新一(Hoshi Shin-ichi)
- 「黄色い吸血鬼」 戸川昌子(Togawa Masako)
- 「ちのみごぞうし」 岸田理生(Kishida Rio)
- 「一本足の女」 岡本綺堂(Okamoto Kidō)
- 「夜明けの吸血鬼」 都筑道夫(Tsuduki Michio)
- 「吸血鬼入門」 種村季弘(Tanemura Suehiro)
Update:2023