本間祐
Homma Yuu
Anthology/Nonfiction/Etc.
『超短編アンソロジー』
- editor:本間祐(Homma Yū) Publisher:ちくま文庫(Chikuma bunko)ほ11-1
- commentary:本間祐(Homma Yū) 2002/ 9/10
- ISBN4-480-03747-0
- 「お話」 マザーグース
- I 夢見
- 「夢見るゴキブリ」 アウグスト・モンテローソ(Augusto Monterroso)
- 「或る晩のこと」 宇野千代
- 「二月」 尾形亀之助
- 「夢の門 (『オデュッセイア』より)」 ホメロス(Homerus)
- 「魂結び (『伊勢物語』110)」
- 「搭に昇る夢 (『高山寺明恵上人行状』より)」 義林房喜海
- 「夢野の鹿 (『日本書紀』より)」
- 「イソポ、二人の侍(さぶらい)、夢物語の事 (『伊曾保物語』より)」
- 「飛ぶ男」 本間祐(Homma Yū)
- 「夢を買うた男」 日本昔話 関敬吾編
- II ノンセンスの微笑
- 「春」(Poem) 安西冬衛
- 「黒猫のしっぽを切った話」 稲垣足穂(Inagaki Taruho)
- 「ボートを漕ぐ不思議なおばさん」(Poem) 辻征夫
- 「自転する男」 岡崎弘明(Okazaki Hiroaki)
- 「アレクサンドロス大王」 フランツ・カフカ(Franz Kafka)
- 「小説」 アンブローズ・ビアス(Ambrose Bierce)
- 「南泉、猫を斬る (『無門関』より)」
- 「疱瘡(ほうそう)を患った子を化け物と思った事 (『御伽物語』より)」
- 「雨乞ひに乙女を人身御供 -犠牲代は百円 『朝日新聞』明治十六年八月九日」
- 「梅法師 (『一休ばなし』より) 一休」
- 「主君が宗旨を尋ねた事 (『浮世物語』より)」
- 「強情者だよ、ビエッラの人は イタリア民話」
- 「蛙の雨」 ヨーハン・ペーター・ヘーベル(Johann Peter Hebel)
- 「眼鏡 ユダヤ笑話」
- 「目を覚まして眠っていた百姓のこと」 イェルク・ヴィクラムtranslator:名古屋初期新高ドイツ語研究会
- 「病気見舞 日本昔話」 editor:関敬吾
- 「どっこいしょ 日本昔話」 editor:坪田譲治(Tsubota Joji)
- 「定期券」 桂枝雀
- 「ふた首穴のセーター」 江坂遊(Esaka Yū)
- 「足 マザーグースより」
- 「代名詞の迷宮」 ルイス・キャロル(Lewis Carroll)
- 「路上の偽騎士」 イギリス物語歌
- 「ちょっとした奇蹟」 竹中郁
- 「牛乳」 村上春樹
- 「夏は夜」 高階杞一
- III 愛してる愛してない
- 「離魂病(RIKOMBYO)」 狂歌百物語
- 「母恋餓鬼」 寺山修司
- 「妖精(フエヤリイ)の子供」 サミュエル・ラヴォー
- translator:水谷まさる
- 「蝶(ちょう)」 ジュール・ルナール(Jules Renard)
- 「弟子」 オスカー・ワイルド(Oscar Wilde)
- 「王威」 アルチュール・ランボオ(Jean Arthur Rimbaud)
- 「梨の花の揺れた時」(Poem) 吉行理恵
- 「小オキキリムイが自ら歌った謡「クツニサ クトンクトン」」 アイヌ神謡
- 「蚊」 シベリア民話
- 「おめでとう」 川上弘美
- 「紀元節」 夏目漱石(Natsume Sōseki)
- 「第十七夜」 ハンス・クリスチャン・アンデルセン(Hans Christian Andersen)
- IV この世界
- 「万物創造 マヤの神話」
- 「果ての国」 列子translator:小林勝人
- 「十二月三十日、日曜日 (『コロンブス航海誌』より)」 ラス・カサス神父(Bp. of Chiapa, Bartolome de las Casas)
- 「風 -大地をめぐる、空気の運動。(「定義集」411C)」 プラトン(Plato)
- 「海」 千田光
- 「そのものの名を呼ばぬ事に関する記述」 谷川俊太郎(Tanikawa Shuntarō)
- 「みかんの中の楽しさ -巴[工卩]人(はきょうじん)」 牛僧孺
- translator:今村与志雄(Imamura Yoshio)
- 「幸福」 辻まこと
- 「フジヤマ」 アルフレッド・ジャリ(Alfred Jarry)
- 「左と右」 安野光雅
- 「地上楽園」 芥川龍之介(Akutagawa Ryūnosuke)
- 「どこへでも此世の外へ」 シャルル・ボードレール(Charles Baudelaire)
- 「造船所のイソップ」 イソップ(AEsopus)
- 「小さな寓話」 フランツ・カフカ(Franz Kafka)
- 「離陸」 田木繁
- 「声」 W・B・イエイツ(William Butler Yeats)
- 「すっぽんの鳴き声」 寺田寅彦
- 「生命に就て」 稲垣足穂(Inagaki Taruho)
- V 生き物たち
- 「けんか」 きたやまようこ
- 「[奚隹]鳴」 内田百閒(Uchida Hyakken)
- 「死なない蛸」 萩原朔太郎(Hagiwara Sakutarō)
- 「河童」 柳田國男
- 「大道芸術女砂文字の死」 篠田鉱造
- 「おまつり」 本間祐(Homma Yū)
- 「狼と小羊」 ジャン・ド・ラ・フォンテーヌ(Jean de La Fontaine)
- 「ピュタゴラス (ギリシア哲学者列伝)」 ディオゲネス=ラエルティオス(Diogenes Laertius)
- 「黄帝 (『列仙伝』より)」 劉向撰
- 「大気都比売(おほげつひめの)神(『古事記』より)」 editor:稗田阿礼・太安万侶
- 「絵師 (『唐宋伝奇集』より)」 逸名
- 「曹操 (『世説新語』より)」
- 「蛇にとつげる女を医師がなおした話(『今昔物語』より)」
- 「蛇」 ジュール・ルナール(Jules Renard)
- 「猟師」 イヴァン・クルイロフ(Ivan Andreevich Krylov)
- 「黄いろい詩人」 谷川俊太郎(Tanikawa Shuntarō)
- 「ある男(おとこ)と無花果(いちじく)」 小川未明(Ogawa Mimei)
- 「【あずまおとこときょうおんな】(『ことわざ悪魔の辞典』より)」 別役実
- 「ち、畜生のかなしさ。」 太宰治(Dazai Osamu)
- 「樹」 入沢康夫
- 「変身」 寺山修司
- 「人間は野獣よりもっと悪い」 エマヌエル・スウェーデンボルグ(Emanuel Swedenborg)
- 「大正七年正月七日(『断腸亭日乗』より)」 永井荷風
- 「九月十四日 曇(『仰臥漫録』より)」 正岡子規
- 「剥製(はくせい)の白鳥」 芥川龍之介(Akutagawa Ryūnosuke)
- 「顔がない」 尾形亀之助
- 「トゥルーデおばさん」 グリム兄弟(Jacob Grimm)/(Wilhelm Grimm)
- 「二人の浮浪者の話」 安部公房(Abe Kōbō)
- 「天狗の落とし文」 筒井康隆(Tsutsui Yasutaka)
Update:2023