ameqlist 翻訳作品集成(Japanese Translation List)

Producer:雨宮孝(Amemiya Takashi)
fandom name:AMEQ
since: 1997/ 4/ 8


2025年12月1日

ずーと、体調が悪くて悪くて、寒暖差でやられてしまい、いまもよれています。
頭も回らないのだが、ネットのセキュリティがまた厳しくなって、設定変更しましたが、しかし、これ本体を変えたり、二台で運用したりなどしようものなら、大変そうだな。
最近、気になっているのだが、中国からのアクセス数が増えたり減ったり、不気味な動きをしている。
中国作品の登録数は、ほぼしていないので、増える理由がわからない。いろんな国からアクセスされているのだけど、セキュリティは大事だね。
しかし、日本を警戒するのはわかるが、わたしのサイトがなんの影響があるんだと常に思う。自国の危機感は自国だけで、完結してほしい。中華思想の悪いところは「俺のいうことは全世界に影響を与える」という発想なんじゃないかと思う。
香港の火事が他に飛び火しないように、しかし悲惨な火事である。いまだに竹を使うのかと思わず、目を疑った。黙祷。

筒井康隆の『家族八景』を読む。たぶん4回目くらい、しかし、老後に読むと、ぎくっとするぐらい、老いと若さの問題が書かれていて驚く。ついでに、清原なつのの『家族八景』も読む。小説とコミックの違い、清原なつのの絵柄と合わせて、凄さが倍加している。特に「水蜜桃」、ぎょっとしたね。


2025年10月30日

あだち充にはまってしまい、いや、マンガなんですけどね、未読だった『H2』というマンガですが、三巻無料というブックライブの広告にはまりました。
ばかだなあ、金もないのなあといいいながら、読みました。『アオイホノオ』で、けっこう高橋留美子とともに名前のあがるマンガ家ですが、とうぜん『みゆき』とか『タッチ』とかは読んでるわけで、女性も男性もパターンが限られているなあと思ってました。金太郎あめみたいな安心感、どこから食べてもわかる味覚は、それなりに病みつきになるわけで、まったく読んでなかった『H2』にはまりました。
じじいになると、自分があまり経験しなかったものを、なんとなく追いたくなってしまうものです。
しかたないでしょ、もう身体動かすのも、頭働かせるのも、けっこう、よっこらしょの域にはいってしまったんだから。
あだち充節ですなあ、作者が迷いながら、苦労しながら、物語をつないでいくのがよくわかるのがおもしろい、このへんまでは、こっちとこっちをくっつけようとしていたんだけど、なぜか登場人物がそう動かない、あげくのはてに、弊害になる人物の退場までつくってしまう、ある意味、これでいいんかいという物語になるのだが、絵柄がかわいいから、そう悲惨なことに感じにくいけど、残酷だとは思うのだけど。
明確に書かない曖昧さの勝利なんだろうけど、「曖昧を敵としては…」というところで、この甘さの毒さ加減がよ~くわかりました。
あの時代のドラマにしても、バラエティにしても、ありえない残酷さと残虐さにあふれてました。
なかでも、すげえなこれはと思ったドラマが『振り返れば奴がいる』、まさか、というドラマでした。おすすめはしませんけどね。

2025年10月13日

荻窪近辺を歩くことが多くなったが、しかし、あいかわらずラーメン屋が多い。昼だけやってる勝浦タンタン麺とか、おいしそうなんだけど、並ぶのは嫌。年中、並んでる人気店は避ける。
日高屋だって、悪くないと思うんだけど、これが店によって、日によって当たりはずれがある。はずれた場合、むかつく。レバニラが好きなんだよね、肝臓弱っているから、弱っている部位を食べたくなる。ハツばっか食べたくなってたときもあった。腎臓は簡単には喰えないよなあ
結局、「中央線文化祭」ってやるんかいな。トレース騒ぎで、逆に有名になったんじゃないのか。トレースするのはいいが、必要な許諾は得ておくべきでしたね。プロならば、伝説が落ちちゃショックでっせ。

町中華で、よく行っているのは、四面道の「光陽楼」、目立たない店だけど、ここの定食もいいけど、ふたつの食器がくっついた「つけめん」、なぜかよくわかりませんがはまっております。
あと、荻窪駅近くの「萬龍軒」、ここの「菜肉丼」とザーサイが効いた「ネギ塩ラーメン」けっこう行けます。安い、いろいろあって年内らしいけどね。
荻窪の北口近辺はのっぺりしてるから、歩きやすい。南になると、善福寺川に向かって下がる。
あいかわず北口近辺は細い道が多い。勘に頼って歩いていると、迷う。それぐらい、わかりにくい。今は、だいぶ家も整理されてきてるけど、昔は、もう少し、この道は通れるんですかねというところがあった。
とはいうものの、高円寺も阿佐ヶ谷も荻窪も似たようなもんだなあ。

2025年9月30日

なんとか生きている。歩かないと身体は弱る。弱ると、気力もなにもかもなくなっていく。まだ60代だし、そんなに老け込むわけでもないのだが、酒も抑え、食事も定期的に取り、歩く。
ちょっと前から考えると信じられない生活。それに年を取ると、なぜか、信心深くなる。
年取るって、こういうことかとしみじみ感じる。週5日で働くのはしんどくなってしまったが、まだ数日、働いている、これも70くらいまでかな、根性がなくなった。情けない。

長大な長編は読む気もおこらず、しかし、映画やアニメはよく見ている。その何分の一かを本に振り向ければいいのだが、そういうこともできていない。
それはそうと、最近のアニメは、玉石混交、似たようなものが多くなり、あきてきた。

生きる以上は、このサイトも更新していくつもりだ。しかし、そのあとはどうするか、真剣に考えなければならない時期にきてるのかもしれない。
AIに聞くと、けっこう実施困難な提案をされるが、そこまではできない。なにせ、ぼちぼち頭脳がついていけん。
このサイトをある時期でいっそのこと、予告して閉鎖するか、とも考えるが、ここまでやってきたことを、なくすのも惜しいしなあ、と逡巡している。
のんびり決めましょう。

2025年9月21日

『神の目の小さな塵』 The Mote in God's Eye ラリー・ニーヴン(Larry Niven)&ジェリー・パーネル(Jerry Pournelle)が、復刊される。
最初の翻訳時は、L・ニーヴン&J・パーネルとなっていて、当時、SFを読みはじめて数年、知識が少ないところから読んだものだから、なんかよくわからない作家だけど、すごいなというのが最初の印象。
このあと、『リングワールド』は出るわ、ノウンスペースの短編は訳されるわ、いっぱい出てきた。
作品は、ともかくモート人が出るまで、延々と長く人類帝国の話が続く。いまとなってはジェリー・パーネルのファルケンバーグものの、言ってはなんだが、アメリカの右寄り思想の、現在の某大統領かくありなんという世界を書いているわけだ。
そして、ニーヴンの変てこな異星人が登場する。いや、まあ、なんというか、妙ちくりんなデザインで、仲介者が現れる。
精緻な外交官であり、交渉力を持った異種族である。しかし、何かを隠しているのは間違いない。
それは何かという謎が展開される。はっきりいってしまえば、「臭いものにはふたをする」もしくは、「漬物は腐るまでつけておく」という独特のニーヴンのおふざけ精神とパーネルのばりばり右翼のくそ真面目さが融合した稀有な傑作である。
ある見方をすれば、爆発的な増加する危険性は、現実世界でも起こりえるわけで、破壊する方法がない場合は、封じこめる、あるいはないものと無視する、対応手段を作り出すまで時間を稼ぐ、と考えられるわけで、なんとなく植民地政策っぽさを見てしまえるのだけど、、、、

ニーヴンに偏れば『降伏の儀式』になり、パーネルに偏れば『悪魔のハンマー』になるという、ぎりぎりの危うさが魅力でもある。

翻訳は池央耿氏、あの『星を継ぐもの』の訳者でもある。
アシモフの『聖者の行進』 The Bicentennial Man and Other Stories アイザック・アシモフ(Isaac Asimov)の「バイセンテニアルマン」で感じたのだけど、訳は、生真面目さとでもいうか、そういうものを感じる。
冗談を作品にしてしまう、おもちゃ箱をひっくり返して、部屋の真ん中でニコッと微笑むようなニーヴンだから、少し砕けた感じでもいいのかもしれないと思う。
ピンクの象さんが攻めてくる作品を、誰が書くんですかと、つくづく感じる。
続編も当然、出ますよねと言っておきたい。
しかし、ニーヴンも埋もれちゃったのは哀しい。


guide

ameqlist 翻訳作品集成は、作家別にまとめた翻訳作品リストが中核です。
SF、ホラー、ミステリ、文学等の海外作品の翻訳作品リストです。長篇だけでなく、中短編もわかるかぎり収録しました。

「あの作家の翻訳作品はもっとないのか!」「この作家のあれは、なんという作品だったか!」に応えられることを目標にしております。
エラー、間違い等はご連絡ください。

海外人物名
Harry のような「ハリイ」「ハリー」の二種類の書き方がある場合、Stevenson のように「スティーヴンスン」「スティーブンソン」「スティーヴンソン」「スチーブンスン」等々、様々な表記がある場合、また、現在と過去の表記が違う場合もどうすればいいのでしょうか。子供向けの作品の場合、読みやすいように簡単な表記にしている場合もあります。

慣例となっている表記、また、できるかぎり個人的な美的感覚で選択している場合もあります。ご了解ください。

もうひとつ、表記の問題ですが、名姓の間の、中黒で分ける方法です。
日本語の中での習慣ではあるが、美しいものではない。けど、ないと、わかりにくくなるのは確かで、しかたなく使用しています。
昨今、空白「 」で使用する場合もありますが、やはり、わかりにくい。異国文化を日本文化に変換するための、ツールとして判断しております。

ガブリエル・ガルシア=マルケス(Gabriel García Márquesz)のように、=(ダブルハイフン)-の場合ですが、どちらも全角ので表記してます。

日本人名
日本語、()内にローマ字表記という形です。
ローマ字表記は、<姓、名>という表記にしました。

「進一」等の場合、Shin-ichiという表記で区切りとして「-」マークを入れました。「幸一」は、Kōichi。
姓の、「加藤」「伊藤」「佐藤」は、「Katō」「Itō」「Satō」、名前の「太郎」等も「Tarō」です。
「大橋」は、「Ōhashi」。「大野」は「Ōno」。この場合、「小野」「Ono」と混乱するためです。
「づ」は「du」。「ず」は「zu」としました。
「徹」「融」「達」等は、表記は「Tōru」と現状しております。
また「次郎」は「jirō」とう表記にしております。
確認できる作家名などの場合、著者の希望もある場合は、可能な限り、そうした表記にしています。様々な問題を含んでいると思われますが、ご容赦を。
名前をコード化しようということ自体が問題なのかもしれません。

作家名、作品名
サイト内で統一してます。理由は、メンテナンス上の問題です。
膨大な量に及ぶため、検索作業と、置換作業は欠かせません。そのために統一してあります。


文字コード
METAには、UTF-8を埋めこんでおります。

書籍コード・ISBN
ISBNは、国際標準化機構(ISO)の書籍コードです。
ISBN4(国番号)-XXXX(出版社記号)-XXXXXX(書名記号)-X(チェック記号)
国番号、4は日本です。出版社記号は、二桁以上で出版社固有の数字です。書名記号は、出版された本に固有の数字です。
チェック記号は、ISBNが正しく設定されているかのチェックをするためのものです。

2007年1月以降、13桁に変更され、現在は、ISBN978-4-出版社番号-書名記号-チェック記号になっています。

ISBNにつきましては、全書籍の調査が困難なため、または過去、出版された本には未記載のため、記載されていない場合もあります。

サイト構造
現在、44,000ファイル以上、あります。

特殊なリンクの使い方をしているため、適確にリンク先に繋がるために、少々工夫してあります。
アンカーを仕込んでいるのに、最後の方がうまく表示されないので、ファイルごとに最後の方に空白を仕込んであります。
書類でいうところの「備考」、技術的にいうならばエレベーターの「釣り合い重り」とでも思ってください。

contents
Authors Index ラストネーム(Last Name)A-Z
Authors Index アジア(Asia)
Authors Index アフリカ(Africa)
Authors Index ユーラシア(Eurasia)
Authors Index 中南米(Latin America)
Authors Index 作者不詳(Anonymous)
出版社索引(Publisher Index)
日本人編者名索引(Japanese Translator/Editor Index)
受賞リスト(Awards)/SF/Fantasy/Horror
受賞リスト(Awards)/Mystery
受賞リスト(Awards)/Novel
雑誌(Magazine)
special contents
Special 全集!集合!! Gather! Complete!!/世界○○全集一覧
Special あたしを知ってよ The Romance, Men Don't See/ロマンスもの一覧
Special 文庫一覧(Japanese Paperback)
Special スター・ウォーズ・クロニクル(Star Wars Chronicle)
Special 宇宙英雄ローダン(Perry Rhodan)
Special 宇宙大作戦(Star Trek)
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アソシエイト参加宣言/参考資料