ameqlist 翻訳作品集成(Japanese Translation List)

Producer:雨宮孝(Amemiya Takashi)
fandom name:AMEQ
since: 1997/ 4/ 8

2021年10月18日

リドリー・スコット監督の『最後の決闘裁判』が公開中。
決闘裁判、私的な決闘は除いて、公に決闘をしたのは、そんなに多くないらしい。翻訳されたのは2007年、この頃のノンフィクションはおもしろいものが多く読んでいた。
最後になった決闘裁判に焦点をあてている。

『決闘裁判 -世界を変えた法廷スキャンダル』 The Last Duel エリック・ジェイガー(Eric Jager)

おもしろい一冊だったのだけど、映画にするとはねと思う。映画化の話はずいぶん前になにかで読んだ気がするのだが。
映画館まで見に行く気力があるかどうかが問題だけど、本はおもしろい。しかしだ、ここに書かれていた当事者の妻の姿をどう描くのかが問題だよなあと思ったのだが、どうなのだろう。
と、本を探すが見当たらない。もしかすると事務所撤退の折に処分してしまったか。
文庫で再刊もされてるし、、、。
リドリー・スコットの映画を、少し集中的に見始めているので、その中で気になった。しかし歴代の作品、有名どころだけでも見続けるというのは気力が必要なのね。

『三体 死神永生』で、その分厚さにめげていたけど、ようやく半分を越える。あ、確かにおもしろい。
なんでもありの詰め込み方にはびっくり。おもしろいじゃございませんか。
今頃、遅いって、しかたありません、体調や気力にも関係してます。ようやく新たに開眼したのです。

2021年10月15日

演出は、物語を表現するときの「肝」だと思う。これを過剰にするか、しないかで、物語の様相は変化してくると思っている。
テレビドラマ『日本沈没』を見て、ああ、これはなんだなあ、一般的なマッド・サイエンティストを演じているんだなと見える。ネットフレックスで世界に配信なのと、驚く。
アメリカのドラマでも、これはひどいよなというのがあるが、時間と予算の掛け方が違うので、それなりにそこそこ見られるものに仕上がっている。手直しができるのもいいのだろう。
見るに見かねて、嫁も見るのは止めると言い切ったし、わたしもよくわかる。
ドラマの落としどころはどこにあるのか、日本は無くなった、しかし希望はあるでは、ちょっとちがうように思う。
日本という国がなくなったときの、日本人という国民のアイデンティティを維持できるのかとか、日本人とは何かということを小説では語っている。
そして、なおかつたくましい民族であるということを高度成長期、ほんの少し頓挫したオイルショックのあとに出版されたことでベストセラーになったんだろうと思われる。
『日本沈没 第二部』では、更にたくましく成長していく日本人を描いている。

わたしは、世界に散った日本人を巡る種々の苦しみや災厄から、立ち上がる民族の力が第二部になるのだろうと思ったが、これだけナショナリズムの台頭や国際社会の変化があっては、書ききれなかったのだろうと思う。
はっきり言って大統領ひとり変わっただけで、大きな変化を起こすなんて、ありえないと思っていたけど、現実に見るとは思わなんだ。
第三部は、その苦難の果てにとなるんじゃないかとは思ったが、壮大すぎるスケールとひとりでは予知しきれない現実社会、国際情勢では、それも無理があると、、、、。
さてさて、そんななかでテレビドラマでは、国土が失われる民族の絶望と希望をどう表現するか、一話を見る限り、ちょっと違う方向にずれこんでいるように思われる。
世界に配信なのね。

2021年10月3日

作者の意図するところとは、違う感じ方、読み取り方、理解、解釈するのが感想・評価・評論であり、それによって巻き起こる非難や批判を受けてたたねばならないというわけでもない。
自由に、「こう思った!」というのは大事なことであるし、クリエイションの一歩ではないかと思う。
『Sonny Boy』、最終回まで見てみた。
根幹は、少年少女の成長物語と思う。決断をしてこなかった少年と、何を決断すればいいのかわからなかった少女の、決断の物語。簡単に決めてしまえるひとや、大きく変化を起こせるひとたちと違う不定、不安、不満、不機嫌を抱えたひとたちの物語。
様々な経験を積み上げたなかで、状況はコロコロ変わり、まるで試練であるように襲い掛かる。
そしてゆっくりと成長して決断をする。でも大きな変化は起こらず、これで良かったのかと不安、不満、不定、不機嫌を抱える。
語り合う、柔らかく接する、少しづつ慣れていくしかない。
じじいになってから思うと、そんなことはいくらでもあるよなと思ってしまうのだが。抽象化できるほどの感性もなく、創作できるほどの根性もない。あ、愚痴か。

おもしろいというか、こんな物語を作ってしまうと、次がしんどいだけではないかと思うが、才能の枯渇を恐れず、チャレンジするのは、素晴らしい。
異世界もの全盛で、しかもパターン化したラブコメが圧倒的なアニメのなかで、これは素晴らしい。

本が読めなくて困っているのだが…

2021年9月23日

いろいろあって、とても書ける状況でもなく、読める状況でもなかったけど、ようやく落ち着きつつある。
考えさせられることも多く、二週間のアクセス経過も見ると、これはもしかしたらフロント部分をどうのこうのしなくても、それほどアクセス数に影響ないのかなあと思えるようになってきた。
とはいえ、ここに書いてるのは、ほぼ愚痴みたいなもんだから、精神の安定には大事なのかもしれない。
『ファウンデーション』の予告を見ると、なんとなく違うような気になってしまう。見たいよね、とは思うのだけどどうなのだろう。
『銀河帝国の興亡』の新訳版をみると、牧眞司さんが書誌をしっかり載せており、見ると、「ああ、ここのデータは、なんとまあ、昔のままだったか」と思った次第。
訂正しておきます。と、いうか古いままのデータは、危うい部分がいっぱいあるんです。当時といまでは確実に得られる量が違いすぎるので。言い訳かな。

アクセス数を増やそうと相当な頑張りをしなきゃと思っていたけど、仕事も忙しいし、無理しないでいいかと思ってしまった。
すこし気楽にします。今後もよろしくお願い致します。

2021年9月6日

『帝国という名の記憶』上下巻、アーカディ・マーティーン、内田昌之訳ハヤカワ文庫SF。
銀河帝国の宮廷陰謀劇とでもいうか、思うに、作品もそうだが、作者のひととなりにも影響があるのではないだろうかと、ここんとこのヒューゴー賞を見てると、ふと感じる。
率直に言ってしまうと、ヒューゴー賞の期待に対して、なんとなく違うものが感じる場合が多くなったように思う。

ヒューゴー賞(Hugo Awards)

ファン投票なんだから、作者に対する思い入れも当然、反映されているわけである。同性のコンビという登場人物たちのスタイル、昨今の風潮にあるのは間違いないわけだけど、この作風、安定の内田訳で読みにくさはなく、すらすら読めるし、その世界には溶け込めるのだけど、なぜか、読者としてのわたしには違和感がある。
楽しめればいいというのは確かなんだけど、思ったよりもしんどかった。
頭がついて行ってないのかなあ、年なのかなあと少し思う。
ラストに集約されていく活劇もの、スペースオペラのように手放しで拍手できるわけではないけど、なぜか、?がつきまとう。そんな感じ。
C・J・チェリイ(C. J. Cherryh)の影響をあげているけど、色褪せた太陽シリーズの三冊は、わたしもはまった。独特の色彩感の異世界ものは、いまでも傑作という思いが強い。
それに対しての『ダウンビロウ・ステーション』『サイティーン』は、あまり感心せず、再読本になっている。この年になってくると読むかどうかはわからんが。
この感心せずという部分と今回のこの作品に対するモヤモヤ感は、もしかしたら同一のものなんじゃないだろうかと思う。
おまえは読み間違っていると言われると、なんとも言えなくなってしまいますが。


アニメの『Sonny Boy』がおもしろい。
江口寿史の絵が久々に動いているよと思い、見始めると、あの『ロスト』のようなワクワク感がある。『漂流教室』という表現もあるけど、回が進むごとに違うものに感じる。
ともかく、どう結末に動いていくのか、すごく楽しみである。でも、本当にどうするのだろう。
考えられないアクロバティックな構成を期待したいです。

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Update:2021