ameqlist 翻訳作品集成(Japanese Translation List)

Producer:雨宮孝(Amemiya Takashi)
fandom name:AMEQ
since: 1997/ 4/ 8

2020年6月3日
いろいろあって、少し疲れてしまいました。愚痴りたいことはいっぱいですが、こんなところにいっぱい書いていてすいません。
正業あっての、このサイトなので、なんというか余裕がないとまったく書けなくなってしまいます。
疲れていても、なんとかと踏ん張ってはいますが、それでもしんどい時もあります。
がんばります。
新しい記事はありませんが、修正はかなり行っています。

2020年5月30日
『アンドロメダ病原体』 The Andromeda Strain マイクル・クライトン(Michael Crichton)
ハヤカワ文庫SFで読みました。青い空に防護服姿の男が赤ん坊を抱き上げるシーンが初版のカバー、懐かしい。どこぞにあると思うのだが、探す気力はなし。原書が出てから50年以上なんですね。
ウイルスものというと、鉄を喰うとか、単発の能力しか持っていないという物語のパターンが多かったように思われます。ゾンビウイルスも変化せず、感染するとゾンビになってしまう。
変化をする、というのが、この物語の核心部分です。
この結末部分、似たようなパターンで『時間封鎖』 Spin ロバート・チャールズ・ウィルスン(Robert Charles Wilson)を思い出してしまいました。
人間を宇宙に出られなくするという部分のみですが、
昨年の11月に出版され、早々に翻訳されたのが、『アンドロメダ病原体』の続編です。「変異」と付けられ、原題は「The Andromeda Evolution」作者はマイクル クライトンとダニエル・H・ウィルソン(Daniel Howard Wilson)になっております。
最初の作品の結末部分から続編はスタートします。50年後という設定です。
コロナ禍のなかで、ウイルスの話で、変異とくれば、なんかもう現実的なものとリンクしてしまって、どんな物語になるのだろうかと期待してしまいます。
けど、しっかりとしたSFになっていました、あ、そう来たのねという感覚です。
「アンドロメダ・ストレイン」の変異の仕方に別の理由をつけていくと、こうなるのかと、アイデアだけ借りた別作品というところでしょう。
コロナ禍じゃなければ、素直に読めたのにと、勝手な個人的な理由を言っておきます。
前半部分は、ジャングルの話だけど、マイクル・クライトンの作品にはジャングルがけっこう出てきます。秘境ものですが、有名な『ジュラシック・パーク』自体が秘境だらけ、ジャングルだらけですね。恐竜が「渡り鳥」のように「渡り」をするという中核だけで、あんな話にするという職人芸とでもいうべき手法にびっくりしました。
もっとも好きな作品は『タイムライン』です。どうも時間旅行ものには弱くて。

もっとも信頼できる翻訳家のひとり、酒井昭伸氏ですが、前半部分、「なんかよれてる」というふうに感じてしまいました。『アンドロメダ病原体』自体が、独特の構成を持っていて、それを続編も踏襲しているようなのですが、この物語ならば、真似をせず、すんなりと書いたほうがよかったようにも感じます。「よれてる」というのは、紋切型の文章がはさまれることによる違和感です。
後半になると、あまり気にならなくなるのですが。。。

2020年5月29日
「週刊新潮」の書評は好きで、よく読んでいるのだが、今回、「え」っと思ったのが、『闇の左手』 The Left Hand of Darkness アーシュラ・K・ル=グイン(Ursula K. Le Guin)
どこやらのコスチュームショーで真っ暗の中で懐中電灯で左手を照らし、「闇の左手」、爆笑もんでしたが、書いてしまっていいんでしょうかね、それはそれとして、「ジブリはこちらを映画化すべきだった」と書いてあって、それは違うでしょうと思います。
まずは地味ということと、映像化しにくい部分が多すぎる。なぜ、こちらをと思うのがまったく理解できない。
読んでおもしろいものと映像化しておもしろいものとは大きく違う。
どう読んでも難しいだろうなと思う。映画なりの独自の解釈を、いかに盛り込むか、ここが問題で、アニメの「ゲド戦記」は失敗だと思うが、そこに「闇の左手」をもってきてもいいものに仕上がらないと思う。
映画化するには、いかに書かれてない部分を飛躍させるか、にかかっているように思う。難しい、難しいからこそ、この一文はないだろうと思う。
「ゲド戦記」は失敗だった、だからと言って、「闇の左手」ならという部分には、非常に違和感を覚える。
何度も読んでいる身から言えば、「所有せざる人々」の方がいいと思えてしまえるのだが、映像化は違うと思う。ル=グインが激怒したということが聞こえているけど、それで、「闇の左手」がいいとは思えない。
映像化するのなら「帝国よりも大きくゆるやかに」とか「世界の合言葉は森」の方が、メジャーでない分、やりやすそうなのだが、、、
揚げ足を取るわけではないが、安易なひとことは引っかかる。
いうべきは、なぜ「ゲド戦記」がいまひとつと思ったのかだと思う。

2020年5月28日
『空のあらゆる鳥を』 All the Birds in the Sky チャーリー・ジェーン・アンダース(Charlie Jane Anders)
SFではなくてファンタジー、なぜかというと、能力を持つ主人公たちの心の旅路だから。。。。
作家にもいろいろあるけど、最近、東京創元社のSFは、作家にいろいろあるひとが多い。
わたしはまったく抵抗がないのだが、おそらくはゴールデン街でよく飲んだくれていたからだと思われる。大学の先輩に誘われて行くようになったわけだが、いろいろなひとがいるんだねえとつくづく思ったものである。
あ、このまま飲んでるとやばいなという事態も経験はしているが、今は髪の毛も薄くなった爺だが、理容室に行くたびに後ろを鏡で映して、「これでいいですか」って、「てめえ、喧嘩売ってんのか」状態なのだが、当時はそれなりに見ることができる青年だったので、ああ、若いって、素敵だ、まあ、それなりに危機一髪。
髪の毛を切るのもややこしい儀式が必要になったので、余計行きたくなくなってしまった。
言ってはなんだが、よく行くひとはよく行っているよねと思う。千円カットで十分だよねと思うわたし。業界的にアウトか。
仕事柄、訪問カットさんも見ているが、みんな、それぞれの環境の中で実にプロのお仕事をされている。素晴らしい。ぼちぼち来ていただきたいのだが。。。。
家系的に、髪の毛は薄くならないと思い込んでいたが、そうでもないのね、頭頂部が気になる。それなりに苦労してるもんで。いつまでたっても苦労してるが。
ああ、また愚痴ってしまった。
作品は、前半、心苦しいです。それが、少しも昇華してないところが、すごいのかもしれないが、うーむと悩んでしまう。
はるかに青春を遠く思うところに、この作品を理解できない原因かもしれない。
髪の毛とともに、そんな想いは抜け落ちる、、、、かも。。。

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Update:2020