集英社(ShueiSha)/ワールドSFシリーズ(World SF Series) 1982-1984年

1982年から1984年頃まで刊行。パラパラと出版された単行本のシリーズ。
変り種と言えばバラードの作品は変だ。ブラナーの作品は未訳の大作、『ザンジバーに立つ』の後、同じテーマで書いた作品だが、古びてしまうのはなぜだろう。
マーティン＆タトルはなかなかいい作品だけど、ちぐはぐさを感じてしまいました。
ビショップは最高傑作のひとつと思う。なにがなんでも再刊してほしい。結局、このシリーズの中でランドールだけ、購入しなかった。読みたいような、読みたくないような。

• 01 『さらばふるさとの星』 Worlds ジョー・ホールドマン(Joe Haldeman)
• 02 『翼人の掟』 Windhaven ジョージ・Ｒ・Ｒ・マーティン(George R. R. Matin)＆リサ・タトル(Lisa Tuttle)
• 03 『22世紀のコロンブス』 Hello Amerika Ｊ・Ｇ・バラード(J. G. Ballard)
• 04 『人間狩り』 Second Variety and Other Stories フィリップ・Ｋ・ディック(Philip K. Dick)
• 05 『堕ちた天使』 The Warhound and the World's Pain マイクル・ムアコック(Michael Moorcock)
• 06 『衝撃波を乗り切れ』 The Shockwave Rider ジョン・ブラナー(John Brunner)
• 07 『泰平ヨンの未来学会議』スタニスワフ・レム(Stanisław Lem)
• 08 『樹海伝説』 Transfigurations マイクル・ビショップ(Michael Bishop)
• 09 『星のフロンティア』 マータ・ランドール(Mata Randall)