リチャード・M・スターン
Richard M. Stern
1915/ 3/17-2001/10/31 U.S.A.
(Richard Martin Stern)
カリフォルニア州フレズノ生まれ。ハーバード大学卒業。
『タワーリング・インフェルノ』当時、中学か、高校一年生であった。このころ、こうしたパニックものが、はやっていた。そのうちのひとつで映画館まで見に行ったが、あまり感銘を受けなかったのは事実である。
同時期の『ポセイドン・アドベンチャー』の方がはるかによかった。くさいと言えばくさいんだけど、それがよかったんだ。
『タワーリング・インフェルノ』は、ラストの消火方法の不出来さと、視点のぶれがあり、よくない印象になった。
脱出できるかどうかに絞り、徹底的に息苦しくなるほど、追い詰められていく過程があれば違ったように思えたのだが。
Novel
『恐怖への明るい道』 The Bright Road to Fear (1958)
- translator:浜本武雄(Hamamoto Takeo) Publisher:ハヤカワ・ミステリ(A Hayakawa Pocket Mystery Book)612
- commentary:浜本武雄(Hamamoto Takeo) 1961/ 1/31
- 1959 Edgar Awards Best First Mystery Novel Winner
『そびえたつ地獄』 The Tower (1973)
- translator:井坂清(Isaka Kiyoshi) Publisher:ハヤカワノヴェルズ(Hayakawa Novels)
- cover:映画より commentary:井坂清(Isaka Kiyoshi) 1975/ 4
- translator:井坂清(Isaka Kiyoshi) Publisher:ハヤカワ文庫(Hayakawa bunko)NV199
- 1979/ 6
- Movie タワーリング・インフェルノ
「ミンナへの贈り物」 Present for Minna
- translator:坂口玲子(Sakaguchi Reiko) ハヤカワ・ミステリ文庫(Hayakawa Mystery bunko) editor:ブライアン・ガーフィールド(Brian Garfield) 『犯罪こそわが人生』 The Crime of My Life
- translator:坂口玲子(Sakaguchi Reiko) 扶桑社文庫(FusoSha bunko) editor:江坂遊(Esaka Yū) 『猫の扉』
「狙われた男」 Witness to Murder
- translator:矢野徹(Yano Tetsu) ハードボイルド・ミステリ・マガジン1963/12 No.65
「殺人準備完了」
- translator:伊藤典夫(Itō Norio) ミステリマガジン(Hayakawa's Mystery Magazine)1967/10 No.138
Nonfiction/Etc.
「悪夢の思い出」
- translator:加藤弘一(Katō Kōichi) サンリオ(Sanrio) editor:ブライアン・ガーフィールド(Brian Garfield) 『私は目撃者』 I, Witness
「第17章 サスペンス」 Suspense
- translator:大出健(Ōide Ken) 講談社(KodanSha)/How To Write Book editor:アメリカ探偵作家クラブ(The Mystery Writers of America Anthology)/ローレンス・トリート(Lawrence Treat) 『ミステリーの書き方』 The Mystery Writer's Handbook
- translator:大出健(Ōide Ken) 講談社文庫(KodanSha bunko) editor:アメリカ探偵作家クラブ(The Mystery Writers of America Anthology)/ローレンス・トリート(Lawrence Treat) 『ミステリーの書き方』 The Mystery Writer's Handbook
Update:2023