ウイリアム・ゴドウィン
William Godwin
1756/ 3/ 3-1836/ 4/ 7 U.K.
ケンブリッジシャーのウィズビーチ生まれ。
牧師の子で自分も牧師になる。社会評論を小説化したゴシック・ロマンが『ケレイブ・ウイリアムズ』で、メアリー・シェリー(Mary Shelley)の父親。
急進的革命思想家であり、文学者であった。18世紀啓蒙主義の流れの合理主義者・理性万能主義者だった。
メアリー・ウルストンクラフト(Mary Wollstonecraft)と結婚した。妻も有名な思想家というか、活動家だった。
しかし、親バカ(死語になっているのかな?)だったようである。
娘の書いたもんはすごいんだぜええ。
本屋も破産し、晩年は相当に貧乏だったようである。
Novel
『ケイレブ・ウイリアムズ』 Things as They Are; or, The Adventures of Caleb Williams (1794)
- translator:岡照雄(Oka Teruo) Publisher:国書刊行会(Kokusho Kankohkai)/ゴシック叢書18
- cover:原田健作 commentary:岡照雄(Oka Teruo) 1982/ 7
- translator:岡照雄(Oka Teruo) Publisher:白水社(HakusuiSha)/白水uブックス(Hakusui u books)206/海外小説永遠の本棚
- 2016/ 7
- ISBN978-4-560-07206-6
Nonfiction/Etc.
『政治の正義 -財産編』 Enquiry concerning Political Justice, and its Influence on General Virtue and Happiness (1793)
- translator:はしもと・よしはる(Hashimoto Yoshiharu) Publisher:バルカン社
- 1969
- 『政治的正義(財産論)』translator:白井厚(Shirai Atsushi) Publisher:陽樹社
- 1973
- 戦前にも翻訳あり
『メアリ・ウルストンクラーフトの思い出 -女性解放思想の先駆者』 Memoirs of the Author of A Vindication of the Rights of Woman (1798)
- translator:白井厚(Shirai Atsushi)/白井尭子(Shirai Takako) Publisher:未來社(MiraiSha)
- 1970
『探究者 -アナキズム教育論の源流』
- translator:片岡徳雄(Kataoka Tokuo)/他 Publisher:黎明書房
- 1977/10
『チャールズ・ディケンズ伝』 Charles Dickens
- translator:高儀進(Takagi Susumu) Publisher:白水社(HakusuiSha)
- 2014/ 2
- ISBN978-4-560-08344-4
Update:2023