ラリー・アイゼンバーグ
Larry Eisenberg
1919- U.S.A.
ノーベル賞受賞化学者のダックワース博士のユーモアSF。中でも「美味球身」は最高。ラスト一行のすごさは笑い転げたものです。ダックワース博士の発明した美味で高カロリーで催淫剤になり、手軽につくれるDMMの巻き起こす話です。
こういうユーモアもの、ただ単にアホだなあと思える話しがすくなくなっているように思うので、見つけだして読んでみてください。楽しいですよ。
「時と場所の問題」 A Matter of Time and Place (F&SF 1970/ 1)
- translator:浅倉久志(Asakura Hisashi) S-Fマガジン(S-F Magazine)1975/ 1 No.194 illustrator:畑農照雄(Hatano Teruo)
「美味球身」 The Saga of DMM (F&SF 1967/12)
- translator:浅倉久志(Asakura Hisashi) 講談社文庫(KodanSha bunko) editor:浅倉久志(Asakura Hisashi) 『世界ユーモアSF傑作選1』
「魔物(ジン)とダックワース」 Djinn and Duckwaorth (IASFM 1979/ 3)
- translator:浅倉久志(Asakura Hisashi) SF宝石1980/ 8 No.7 illustrator:松山佳幸
「パイロキン効果」 The Pirokin Effect
- translator:小谷太郎(Kotani Tarō) Publisher:ベレ出版(Beret Shuppan) 『物理学、まだこんなに謎がある』 There Are Many Things Which Are Not Understood By Science
「オーギュスト・クラロに何が起こったか?」 What Happened to Auguste Clarot? (editor:(Harlan Ellison) Dangerous Visions 1967)
- translator:柳下毅一郎(Yanashita Kiichirō) ハヤカワ文庫(Hayakawa bunko)SF2243 editor:ハーラン・エリスン(Harlan Ellison) 『危険なヴィジョン(完全版)3』 Dangerous Visions
Update:2023