原書房(Hara Shobo)
1949年(昭和24)8月5日、元帝国海軍大佐の原道男が設立。
戦史や、外交史料集の出版・復刻を出発点とした。
『伊豆の踊り子』の英訳本もあるらしい。
この出版社を知ったのは、家にあった『バルチック艦隊の遠征』と『バルチック艦隊の潰滅』である。祖父が読んでいた。
祖父は尋常小学校しか出ていなかったが、実によく本を読んでいた。たぶん、その影響もあるのだろう。難しいながらも中学生で、せこせこ読んでいた。
で、祖父に頼んで買ってもらったのが、リデル=ハートの『戦略論』。しかし、中学生の頭ではついていけず、なにやら、よくわからないけども、すごいらしい。
あほとしか言いようがないのだが、戦記ものが好きなのは、この辺の影響がある。
バルチック艦隊については、最近、きっちり理解できるようになってきたのは、まあ、遅いというか愚かというか。
最近は、ミステリーやライムブックス等を出版し、なんやら柔らかい路線に進みつつある。
でもね、やっぱ硬派路線は大事だと思えるのだけど。
単行本(Hard Cover)
各種叢書
個人著作集/全集
Reference
Update:2023