ピート・ハウトマン
Pete Hautman
1951-
『時の扉をあけて』。たまに妙な話だなあと思う作品がある。これもそんなひとつだった。
いや、まあ本を読むというのは一種のカタルシスを感じるために読むのかもしれないと勝手に思いこんでいる所がある。
そんな思いがあるので、誰にでも薦められるわけじゃないけれど、なんかひっかかるという小説は、つい敬遠してしまいがちになるのだけど、もし、そんな小説を読みたいならばいいかもしれない。
地味なんだ。でも読書の醍醐味って、もしかしたら地味なものなのかもしれない。
Novel
『時の扉をあけて』 Mr. Was (1996)
- translator:白石朗(Shiraishi Rō) Publisher:創元SF文庫(Sogen SF bunko)714-01
- cover:朝倉めぐみ(Asakura Megumi) design:小倉敏夫(Ogura Toshio) commentary:菅浩江(Suga Hiroe) 2000/ 4/28
- ISBN4-488-71401-3
『手ごわいカモ』 The Mortal Nuts (1996)
- translator:伏見威蕃(Fushimi Iwan) Publisher:ミステリアス・プレス文庫(The Mysterious Press)127
- commentary:伏見威蕃(Fushimi Iwan) 1998/ 8/31
- ISBN4-15-100127-1
「死の天使」 The Death Angels
- translator:竹本祐子(Takemoto Yūko) ミステリマガジン(Hayakawa's Mystery Magazine)1994/ 5 No.457
Update:2023