サンケイ新聞社出版局(Sankei ShimbunSha Shuppankyoku)/第二次世界大戦ブックス 1971-1984年
田宮模型の1/ 35MMシリーズ、1/ 700ウォーターラインシリーズが好きで、好きで、一生懸命作っていた。その頃の資料は少なくて、少なくて、そんな中、このシリーズはうれしかった。いっぱいの写真と様々な検証資料。
本によっては、バラバラになるほど、見ました。たぶん、ノンフィクションものというと戦争ものと思うのは、その後遺症かもしれん。
実際の戦争は諜報戦で決まる。が、それでも、ジャンプするT-34や、重厚長大キングタイガーやエレファント、とりあえず的に造られたけど役に立つ突撃砲、こんなんでもいいのかよという鉄道砲やら、バイク、ジープの類まで、現場を駆け回るその魅力は、実に実に忘れがたいものである。戦争は悲惨だ。が、そこで見られる人間の現場力というか、技術力は、自分の命を託すものへの工夫がいっぱいである。
美化するわけではないが、土壇場での昇華する力はすごい。
けっして忘れてはいけない戦争である。けど、ほんの少しのズレが、人々を救い、また死にいたらしめる。運命の皮肉と軽々しく言えない重みを、感じるのも必要なことではないだろうかと思う。
1971-1984
- 01 『パールハーバー』 A・J・バーカー(A. J. Barker)
- 02 『シンガポール』 アーサー・スウィンソン(Arthur Swinson)
- 03 『零戦』 マーティン・ケイディン(Martin Caiden)
- 04 『B29』 カール・バーガー(Carl Berger)
- 05 『レイテ』 ドナルド・マッキンタイア(Donald G.F.W. Macintyre)
- 06 『空戦』 ジョン・ベダー(John Vader)
- 07 『タラワ』 ヘンリー・I・ショー(Henry I. Shaw)
- 08 『空母』 ドナルド・マッキンタイア(Donald G.F.W. Macintyre)
- 09 『ミッドウェー』 A・J・バーカー(A. J. Barker)
- 10 『沖縄』 B・M・フランク(Benis M. Frank)
- 11 『ゲシュタポ』 ロジャー・マンベル(Roger Manvell)
- 12 『メッサーシュミット』 マーティン・ケイディン(Martin Caiden)
- 13 『V1号V2号』 ブライアン・フォード(Brian Ford)
- 14 『パリ陥落』 ジョン・ウィリアムズ(John Williams)
- 15 『ドイツ機甲師団』 ケネス・マクセイ(Kenneth John Macksey)
- 16 『スピット ファイア』 ジョン・ベダー(John Vader)
- 17 『スターリングラード』 ジェフレー・ジュークス(Geoffrey Jukes)
- 18 『ロンメル戦車軍団』 ケネス・マクセイ(Kenneth John Macksey)
- 19 『ドイツ空軍』 アルフレッド・プライス(Alfred Price)
- 20 『Uボート』 デビッド・メイソン(David Mason)
- 21 『天皇の決断』 アービン・クックス(Alvin D. Coox)
- 22 『ヒトラー』 アラン・ワイクス(Alan Wykes)
- 23 『マッカーサー』 シドニー・メイヤー(Sydney L. Mayer)
- 24 『神風特攻隊』 A・J・バーカー(A. J. Barker)
- 25 『Dデイ』 R・W・トンプソン(Reginald William Thompson)
- 26 『猛将パットン』 チャールス・ホワイティング(Charles Whiting)
- 27 『P51ムスタング』 ウィリアム・ヘス(William N. Hess)
- 28 『ガダルカナル』 グレイム・ケント(Graeme Kent)
- 29 『バルジ大作戦』 ピーター・エルストブ(Peter Elstob)
- 30 『日本占領』 シドニー・メイヤー(Sydney L. Mayer)
- 31 『ヒトラー暗殺事件』 ロジャー・マンベル(Roger Manvell)
- 32 『壮烈!ドイツ艦隊』 リチャード・ハンブル(Richard Humble)
- 33 『ロケット戦闘機』 ウィリアム・グリーン(William Green)
- 34 『クルスク大戦車戦』 ジェフレー・ジュークス(Geoffrey Jukes)
- 35 『ナチ武装親衛隊』 ジョン・キーガン(John Keegan)
- 36 『空挺作戦』 チャールス・マクドナルド(Charles Brown MacDonald)
- 37 『大砲撃戦』 イアン・V・フォッグ(Ian V. Hogg)
- 38 『米・英・ソ秘密兵器』 ブライアン・フォード(Brian Ford)
- 39 『高速魚雷艇』 ブライアン・クーパー(Bryan Cooper)
- 40 『空軍元帥ゲーリング』 ロジャー・マンベル(Roger Manvell)
- 41 『栄光のバトル・オブ・ブリテン』 エドワード・ビショップ(Edward Bishop)
- 42 『ベルリンの戦い』 アール・F・ジームキー(Earl Frederick Ziemke)
- 43 『拳銃・小銃・機関銃』 ジョン・ウィークス(John Weeks)
- 44 『モスクワ攻防戦』 ジェフレー・ジュークス(Geoffrey Jukes)
- 45 『コマンド』 ピーター・ヤング(Peter Young)
- 46 『黒シャツの独裁者』 クリストファー・ヒッバート(Christopher Hibbert)
- 47 『無敵!T34戦車』 ダグラス・オージル(Douglas Orgill)
- 48 『大虐殺』 ジョン・ブラッドレー(John Francis Nejez Bradley)
- 49 『ヨーロッパで最も危険な男』 チャールズ・ホワイティング(Charles Whiting)
- 50 『米英機甲部隊』 ケネス・マクセイ(Kenneth John Macksey)
- 51 『珊瑚海海戦』 A・A・ヘーリング(Adolph A. Hoehling)
- 52 『戦闘爆撃機「モスキート」』 エドワード・ビショップ(Edward Bishop)
- 53 『日中航空決戦』 ロナルド・ハイファーマン(Ronald Heiferman)
- 54 『ニュールンベルク裁判』 レオ・カーン(Leo Kahn)
- 55 『日本軍マニラ占領』 ワード・ラザフォード(Ward Rutherford)
- 56 『ワルシャワ反乱』 ギュンター・デシュナー(Gunter Deschner)
- 57 『日本連合艦隊』 リチャード・ハンブル(Richard Humble)
- 58 『グラマン戦闘機』 鈴木五郎
- 59 『ユンカース急降下爆撃機』 ピーター・スミス(Peter Charles Smith)
- 60 『手榴弾・迫撃砲』 イアン・V・フォッグ(Ian V. Hogg)
- 61 『虐殺! アウシュビッツ』 ワード・ラザフォード(Ward Rutherford)
- 62 『戦場にかける橋』 クリフォード・キンビグ(Clifford Kinvig)
- 63 『暗号戦』 ブルース・ノーマン(Bruce Norman)
- 64 『疾風』 鈴木五郎
- 65 『'マレーの虎' 山下奉文』 A・J・バーカー(A. J. Barker)
- 66 『ロッキード戦闘機』 鈴木五郎
- 67 『伊号潜水艦』 坂本金美
- 68 『ゼロ戦隊、発進せよ』 田中悦太郎
- 69 『B17重爆撃機』 ウィリアム・ヘス(William N. Hess)
- 70 『ドイツ戦車隊』 ダグラス・オージル(Douglas Orgill)
- 71 『ミグ戦闘機』 野沢正
- 72 『必殺!人間魚雷』 ジェイムズ・グリーソン(James Joseph Gleeson)&T・ウォルドロン(Thomas John Waldron)
- 73 『朝鮮戦争』 小谷秀二郎
- 74 『硫黄島の死闘』 小谷秀二郎
- 76 『アブロ「ランカスター」』 鈴木五郎
- 77 『海軍陸上攻撃機』 横森周信
- 78 『ドイツ夜間戦闘機』 渡辺洋二
- 79 『海軍水雷戦隊』 大野景範&原進
- 80 『艦攻と艦爆』 横森周信
- 81 『幻の戦闘機』 碇義朗
- 82 『ドイツ装甲軍団』 ジョン・キーガン(John Keegan)
- 83 『紫電改』 碇義朗
- 84 『ジープ』 D・デンフェルド(D. Denfeld)&M・フライ(M. Fry)
- 85 『新司偵』 碇義朗
- 86 『戦艦大和』 遠藤昭
- 87 『ヒトラー・ユーゲント』 H・W・コッホ(Hannsjoachim W. Koch)
- 88 『ジェット戦闘機Me262』 渡辺洋二
- 89 『機関銃・機関砲』 岩堂憲人
- 90 『アメリカ潜水艦隊』 ノーマン・ポルマー(Norman Polmar)
- 91 『夜間戦闘機「月光」』 渡辺洋二
- 92 『海軍重巡戦隊』 遠藤昭
- 93 『飛燕』 渡辺洋二
- 94 『二式大艇』 碇義朗
- 95 『ソロモン海戦』 遠藤昭&原進
- 96 『屠龍』 渡辺洋二
- 97 『戦略大爆撃』 ジョン・スウィートマン(John Sweetman)
- 98 『局地戦闘機「雷電」』 渡辺洋二
- 99 『空母機動部隊』 遠藤昭
- 別巻1 『ナチ独逸ミリタリー・ルック』 サンケイ新聞社出版局
- 別巻2 『武装親衛隊ミリタリー・ルック』 D・S・V・フォステン(D. S. V. Fosten)&R・J・マリオン(R. J. Marrion)
- 別巻3 『日本海海戦』 ノエル・F・ブッシュ(Noel Fairchild Busch)
- 別巻5 『ドイツ国防軍ミリタリー・ルック』 S・R・ゴードン=ダグラス(S. R. Gordon-Douglas)
- 別巻6 『陸軍「隼」戦闘機』 碇義朗
- 特別版 『証言記録太平洋戦争1』 サンケイ新聞出版局
- 特別版 『証言記録太平洋戦争2』 サンケイ新聞出版局
- 特別版 『証言記録太平洋戦争3』 サンケイ新聞出版局
- 『写真集・陸の戦い』 サンケイ出版
- 『写真集・海の戦い』 サンケイ出版
- 『写真集・空の戦い』 サンケイ出版
Update:2023