リック・レイフェル
Rick Raphael
1919-1994 U.S.A.
未来の高速道路の物語。高速道路機動警察のアクションものだけど、けっこう楽しめるのは、1960年代に発表された作品のため、とてもとても車にとって楽観的な状況が書かれているからに違いない。
一車線の幅が800メートル、それが片側四車線ずつあり、超高速 320から 800キロ、高速 240から 320キロ、中速 160から 240キロ、低速 80から 160キロとなっている。
一回パトロールに出ると、11カ月は戻れないという設定。
訳しているひとがまた、高斎正というのが絶妙である。カーアクションSFの隠れた名作。
「コード・スリー」 Code Three (Analog 1963/ 2)
- translator:高斎正(Kohsai Tadashi) S-Fマガジン(S-F Magazine)1976/ 5 No.210 illustrator:山野辺進(Yamanobe Susumu)
「超高速道路事故発生!」 Once a Cop (Analog 1964/ 5)
- translator:高斎正(Kohsai Tadashi) S-Fマガジン(S-F Magazine)1977/ 2 No.219 illustrator:岩淵慶造(Iwabuchi Keizō)
Update:2023