エイドリアン・メイヤー
Adrienne Mayor
Nonfiction/Etc.
『ギリシアの火、毒の矢、そしてサソリ爆弾』って、直訳すると、ちょっとB級くささのある映画の題名みたいだけど、中身は研究書。
でも、やっぱ、うさんくささは残る。
古代のBC兵器なのだが、当時、相当汚いことをやっていたのは間違いない。
日本だってあるのだが、汚しちまった土地を、どのように回復するかが問題であると思う。
前提は、占領支配することにあるのだから。
どこやらみたいに、イデオロギーだけで戦争すると、国土や人の問題ではなくなるので、泥沼なのだよね。
『驚異の戦争 -古代の生物化学兵器』 Greek Fire, Poison Arrows, and Scorpion Bombs
- translator:竹内さなみ(Takeuchi Sanami) Publisher:講談社文庫(KodanSha bunko)
- 2006/ 5
- ISBN4-06-275409-6
Update:2023