エリック・クリプキ
Eric Kripke
アメリカで、2005年の9月から放送開始。
ウィンチェスター兄弟の、ディーンとサムが、放浪しながら、各地の悪霊や幽霊、妖怪、悪魔を倒していくストーリー。
そこは日本のホラーと違って、なぜ塩なのか、なぜアメリカ原生と思われるのに、キリスト教的な解決になるのかは、無視して、存分に楽しむべきである。
骨子となるのは、赤子だったサミーがなぜ襲われ、なぜ母を失うことになったのかという悪魔がらみのストーリーがある。黄色い目の悪魔、赤い目、白い目と登場してくる。
バックに流れるのは、古き良きアメリカの60年代風の雰囲気。これが、またなんとも言えないほど、カッコいい。
モーテルの雰囲気もいい。なんというか、日本だったら、これありというような昭和30年代風の旅館とでも言えばよいのか、まだそんなのが残っているのかい。
1960年代、1970年代の地味なホラーの、アメリカ的な隙間と言えばいいのか、う~ん、うまく言葉が見つからない、そんなものが感じられるのが好きだ。
中でも、トリックスターの登場話は最高である。
日本で受けいれられているのかどうかはわからないけど、シーズン9まで出てきているので、うれしい限りである。
Novel
『スーパーナチュラル シーズン1』 Supernatural Season1
- 原案:エリック・クリプキ(Eric Kripke)
- Three Volumes
- editor/translator:佐野晶(Sano Akira) Publisher:竹書房(Ta-Ke Shobo)/エンターテイメント・ブックス(Entertainment books)
- One:2007/ 4 ISBN978-4-8124-3100-9
- Two:2007/ 5 ISBN978-4-8124-3140-5
- Three:2007/ 5 ISBN978-4-8124-3141-2
Update:2023