マイケル・ルイス

Michael M. Lewis

1960/10/15- U.S.A.
翻訳作品集成(Japanese Translation List) ameqlist

『マネー・ボール』を読む。数字で割り出せるような気がするのが野球で、ここに日本人の野球好きの原点があるのかもしれない。
「なんで、そんなとこに投げるんだよ」「もうそろそろ打つよなあ」というのは、酒を飲みながらテレビ観戦する醍醐味でもある。
いつのまにか、ぶちぶちと独り言を言うのである。わたしは言わないって、そんなはずはないのである。

攻守を変えるのも律儀な性格の日本人、フェア好きなアメリカ人向けなのだろう。
野球を数字で割り出す方法を、究極的に取り入れると野球チームはどう変わるか、というノンフィクションである。
バブルや、破綻を引き起こした金融工学的な発想が根底にあると感じる。セイバーメトリクスというネーミングをしてもだ。
所詮、数字だけで、それをもてあそべば、なにかが不足しリスキーになることは間違いない。必要なのは触媒となるべき個性的なひとりの人物だ。
挫折した人物たちの、再生物語の側面もある。
やはり野球はおもしろい。

Amazon マイケル・ルイス Michael M. Lewis

Nonfiction/Etc.

『ライアーズ・ポーカー -ウォール街は巨大な幼稚園』 Liar's Poker (1989)

『マネー・カルチャー』 The Money Culture (1991)

『ニュー・ニュー・シング』 The New New Thing (2000)

『ネクスト』 Next (2001)

『マネー・ボール -奇跡のチームをつくった男』 Money Ball (2003)

『コーチ』 Coach (2005)

『ブラインド・サイド -アメフトがもたらした奇蹟』 The Blind Side: Evolution of a Game (2006)

『世紀の空売り -世界経済の破綻に賭けた男たち』 The Big Short (2010)

『ブーメラン -欧州から恐慌が返ってくる』 Boomerang (2011)

『フラッシュ・ボーイズ -10億分の1秒の男たち』 Flash Boys

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