ジュリー・Ｍ・フェンスター

Julie M. Fenster

麻酔のない時代というのは、そんなに遠い昔の時代ではなかった。戦いの中でケガをすれば、まずアウトであった。しかし、読んでて、こうムズムズする感覚を持つのは、わたしだけであろうか。
いまの時代でよかったとつくづく思うのである。
1846年10月16日が、その日である。

『エーテル・デイ -麻酔法発明の日』 Ether Day (2001)

• translator:安原和見(Yasuhara Kazumi) Publisher:文春文庫(Bunshun bunko)
• cover:Collection Roger-Viollet Desgin:石崎健太郎 commentary:謝辞/安原和見(Yasuhara Kazumi) 2002/ 6/10
• ISBN4-16-765124-6