現代思潮社(Gendai ShichoSha)

1957年、石井恭二が創業。
1996年に創業者が経営を離れ、2000年に現代思潮新社と改称。

1960年4月、『続・悪徳の栄え -ジュリエットの遍歴』 が、警視庁保安課にわいせつ文書として押収。
1961年8月、石井恭二と澁澤龍彦は起訴され、９年間法廷で争われた。サド裁判として有名。

当時を考えてみると人々の価値観はゆったりと変化をしていたと思える。
だからこそ、たぶん、石を投げ入れつづける必要性があったのであろうと思われる。